恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

2025/01/08 連雀亭ワンコイン寄席

2025年01月08日 | 噺とか
昨日の亀戸に続いて連雀亭へ。
こちらも実力ある二つ目さんが揃っています。

金明竹   鳳月
駆け込み寺 馬久
ねずみ   金の助

鳳月さんは亀戸でもお見かけしています。
安定の金明竹をフルバージョンで。

真打昇進が決まっている馬久さん、
いつも珍しい噺を聞かせてくれます。
鎌倉の東慶寺を題材にした噺でした。
離縁にまつわる話を奥様の一花さんと一緒に習ったというエピソードは微笑ましい。
調べると一花さんも演じられているので、
多分本当のことなんでしょう。

トリの金の助さんは、ねずみ。
昨年末に小袁治師匠で聞いて以来。
左甚五郎に関するエピソードを丁寧に説明してから本編へ。
30分をこえる熱演なのでありました。
ワンコインながら大ネタあり、
初めて聞く噺もありで満足度高し。

ちょっと時間が出来たらワンコイン。
正月飾りもまだあっていい感じなのでありました。

恐懼謹言。
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2025/01/07 亀戸梅屋敷寄席(主任:三遊亭道楽)

2025年01月07日 | 噺とか
新年最初は亀戸から。
昨年末も亀戸で終わったわけですが、
ほどよく楽しむには連雀亭か亀戸梅屋敷、
というのがここのところの流れ。
竜楽師匠が出るのもポイントでした。

つる    愛二郎
悋気の独楽 らっ好
二番煎じ  竜楽
−仲入り−
長命    道楽

予定では栄楽師匠が出るはずが、
どういうわけかこの日はお休み。
代わりに仲入りの竜楽師匠が長めのネタ。
1人少なくても損したと思われないよう、
との竜楽師匠の取り計らい。
事実上、これがトリネタのようなもので、
これを聞けただけでも足を運んだ甲斐があったというものでした。

前座の愛二郎さんは愛楽師匠の弟子であるとともに実子でもあるとのこと。
珍しくマクラでその辺を語っていました。

らっ好さんはラッコに似てるからこの名。
亀戸梅屋敷寄席がスタートした時には、
今のような高座はなかったようで、
忍者ショーをやるための舞台として作ったのが始まりなのだとか。

竜楽師匠、前述の通り1人少ない枠をカバーするために長めの二番煎じ。
火事のマクラから入ったので、火事息子?
と思いましたが火の用心から二番煎じ。
たっぷりと楽しませてもらいました。

トリは道楽師匠。こちらは初めて。
明るい高座で客席も湧いておりました。

年末は満員の客席もこの日はゆったり。
少なすぎるのもなんですが、
やはり落語はのんびり楽しめるぐらいが良いですね。
今年も無理なく足を運びたいと思います。

恐懼謹言。


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