恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

2024/02/07 末廣亭昼席(主任:柳家小ゑん)

2024年02月07日 | 噺とか
色々な生活の変化もあり、
2024年の寄席初めが2月になりました。
新作の雄、小ゑん師匠の芝居です。
夜席はなかなか足を運べないので、
末廣亭昼席のトリは私には貴重。
仕事の段取りを無理やりつけて末廣亭へ。
途中の菊之丞師匠のところから。

町内の若い衆 菊之丞
替り目    朝馬
漫談     ウクレレえいじ
長屋の花見  小団治
無精床    権太楼
─仲入り─
やかん    桃花
漫談     ホームランたにし
権兵衛狸   馬の助
そば清    さん喬
粋曲     小菊
アクアの男  小ゑん

朝馬師匠は昨今のパワハラ裁判で、
馬雀さんを引き取って株を上げましたね。
末廣亭でよくお目にかかります。

ウクレレえいじさん、初めてです。
最近落語協会の正会員になったのかな?
モノマネあり、聴かせる曲あり、
芸達者で楽しいですね。

小団治師匠、長屋の花見は初めて。
ぜんざい公社のイメージが強いのですが、
定番の古典も安定感ありますね。
立春過ぎたらもう春の噺だなーと。

小菊さんのところは本来は正楽師匠。
1月に急に亡くなられたことが心残りで仕方ありません。
プログラムは修正されておらずそのまま。
数多くの紙切りを頂戴しました。

小ゑん師匠のネタはアクアの男。度聴きたいと思っていながら未聴で、
なんともラッキーでした。
小ゑん作品にありがちなオタクが主人公。
こういうキャラを演じたら絶品ですね。
古典ネタをくすぐりに入れつつ、
噺の結末もしっかりと古典ネタに帰着。
新作ながらやはり根底には古典がある。

なかなか寄席に足を運べない日が続いていましたが、久々に解消されました。

さ、仕事も頑張ろう。

恐懼謹言。

コメント
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