恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

腹芸社会・日本

2006年06月30日 | 所感とか
腹芸と申しましても、腹踊りのことではありません。
この場合の腹芸とは、
はら‐げい【腹芸】
はかりごとを言葉や行為に出さず、腹の中で企むこと。
また、直接言葉で指示するのではなく度胸や迫力で物事を処理すること。
また、そういうやり方。「―のできる政治家」


別に今に始まったことでなく、この国の伝統なんでしょうが、
日本では自分の伝えたいことを率直に伝えるのは下策で、
相手に自分がどう思っているのかを暗に伝えるのが上策とされている気がします。
以心崇伝じゃなくて以心伝心、といわれるように、
たしかに自分の意を相手に言葉にせず伝えられたら楽だと思います。

ただ、相手が何を考えているかわからない、そんなことが連続すると、
この人の本心ってなんなんだろうと疑心暗鬼に陥るかもしれないという、
諸刃の剣であるような気もするわけです。
私も少なからずこういう経験をしたことがありますが、
当事者ではなくて第三者的な目でこういうのを見ているというのも、
精神衛生上よろしくありません。ハラハラです。

とりあえず、腹芸でもって相手に真意を伝えられるようになるには、
ある程度の研鑚が必要なんだなぁということだけは最近痛感するようになりました。

恐懼再拝。
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車内での新聞の読み方

2006年06月29日 | 日記とか
電車で帰宅する際に何か読むものがあれば暇を潰せるのですが、
適当なものがないときにはけっこう手持ち無沙汰になります。
かといってずっと携帯を開いてゲームやってるのもちょっと、なので、
最近は夕刊を買って車内で読んでたりします。
あ、ただスポーツ誌はもちろん、タブロイド系の新聞は遠慮してます。
見出しだけはちょっと興味をそそられたりするのですが、
後者の場合、私の思想信条にそぐわない内容の場合が多いので。

夕刊って普通に買うと50円なんで、ちょっとした暇つぶしにしてはリーズナブル。
ただやっぱり、新聞を広げた車内で読もうもんなら周囲から顰蹙を買うので、
世間のサラリーマン諸氏はうまい具合に新聞を折り畳んでいるのですが、
私はどうもその辺の経験がないせいか、うまく折り畳めないんですよ。
とりあえず一回折り畳むことはできても、うまいように別の面に変えられない、と。
なので私の手元には常に同じ面を向いた紙面があるというような状態になったり。
隣の人がさっと立った時に、ここぞと、
新聞を広げなおして別の面を向けたりする有様です。

やはり車内でスマートに新聞を折り畳んで読むのも社会人の素養なのでしょう。
修業せねばなりませぬ。

恐懼再拝。
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ティッシュ危機

2006年06月28日 | 日記とか
先週から風邪気味な生活を続けておりますが、
症状があっちへ行ったりこっちへ行ったりという状態です。
ひき始めは喉が痛くて、頭が重い感じだったのですが、
徐々に風邪の症状が鼻に移りはじめまして、現在息苦しい日々です。
作らなくても車掌声になってしまっても、嬉しくもなんともありません。

で、必然的にやたらとティッシュの使用量が増えてしまっているのですが、
昨今の原油価格高騰に伴って、ティッシュの価格も大幅に値上がりしてるようで、
聞くところによると25%近く値上げをしてるんだとか。
こりゃ、ある意味で第三次石油危機ですよ。
そんなご時世にティッシュを大量使用せねばならないというのも皮肉な話です。
街頭のティッシュ配りの人も最近ではあまりお目にかからないような気もしますが、
これに勝るとも劣らない経済的苦境に立たされております。

恐懼再拝。
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営業デビュー

2006年06月27日 | 日記とか
本日は学校での授業はなく、教員は一斉に「中学校訪問」という名の営業へ参ります。
要するに都内や近郊の中学校にそれぞれの教員が散り、
学校の宣伝・PRをおこない、入学者を確保しようという算段です。
今まで公立で育ってきた私にはこういう営業活動というのは不慣れなもので、
教員というのはこういうことまでするんだなぁというのが率直な気持ちです。
とはいえ、私立の学校というのはあくまで一つの企業と変わらず、
少子化が進む昨今、生徒の確保というのは学校運営の生命線ともいえるものです。
なので、授業を休みにしてまでこうした広報活動に力を入れるわけで。

私は赴任してからまだ三ヶ月足らず、営業のノウハウもないので、
本日の午前中はベテランの先生とともに営業へ参ります。
江戸川区内を中心に回ることになっていたのですが、
さすがベテランの先生は授業や生徒指導だけではなく、
営業において適確に伝えたいことを伝えるっていうのがうまいですね。
それと、何年も営業を続けていると必然的に顔見知りの教員が出来るわけで、
そうした部分から生まれる人脈というのも重要だと思いました。
やはり信頼関係というのは地道に足で稼ぐしかないんですね。
午後からはある程度の営業ノウハウを学んだ成果を活かして独り立ち。
バイクで首都高を飛ばして世田谷区内の中学校へ参ります。
スーツ姿でバイクに乗ってスピード出すとやっぱり服がバタつくことバタつくこと。
おまけに排ガスまみれになったような気がするので、こりゃ要クリーニングですな。

さて、肝心の初営業ですが、さっき見たように流暢に説明するってのは難しいです。
系統立てて説明することがうまく出来ず、真意が伝えられたかどうか。
中には話に食い入って聞いてくれる先生もいれば、
テストの採点中で明らかに面倒くさそうに時計をチラチラ見ながら聞く先生、
とりあえず相槌だけうっておいて話はほとんど聞いていないような先生などなど、
様々な人間模様を垣間見ることが出来ましたが、
なんにしても思ったのは営業職って本当に大変だなぁってことでした。
日々営業で外回りに出かけている営業マンをちょっと尊敬できるようになりました。

大学時代に私はよく「営業マンっぽい」なんていわれたようなことがありますが、
それはあくまで口調のみの話でありまして、とんでもないことでした。
まぁこれもいい経験でした。
ノルマがこなしきれてないので、近いうちにまた世田谷へ参ります。

恐懼再拝。
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不意のお呼び

2006年06月26日 | 恐懼とか
いやー、しかし最近になってやることが増えすぎて首が回りません。
広報関係の仕事をはじめ、進路、学年、文化祭企画、部活の事務作業などなど、
教科の予習すら満足に出来ない状況になりつつあります。
これがやはり専任と非常勤の違いなんでしょうが、
1時間があっという間に過ぎ去っていき、一日何も自分のことが出来ない、
なんてことも最近はザラになってまいりました。

そんな中で今日の5時間目は授業変更で空き時間だったので、
明日の外回り営業の準備に忙殺されていたところ、
時間が始まって15分ぐらい経過した時、授業中でそこにいるはずのない生徒が、
私のことを呼びに職員室までやってきたのです。
「先生~、授業こないんですか~?」と。
ハッとしました。
授業変更になったのはこの時間じゃなくて次の時間だったことに。

焦ってそのまま準備もほとんどしないままに登壇。
一度やったことのある授業内容だったので、卒なくこなしましたが、
この15分のロスは痛いです。
ってか生徒をそのままずっと放置したままだったってことと、
呼びに来ればわからないのにわざわざ呼びにきてくれた生徒には恐懼に堪えません。
校長からは「まぁよくあることよ」と窘められましたが、
こんなんがしょっちゅうあっちゃマズイですよね。
自分自身としても、生徒に対しても。
忙しくてもそこは忘れちゃいかんなぁと反省した一日。

恐懼再拝。
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予期せぬ激痛

2006年06月25日 | 日記とか
本日は午後から部活だったので、久々に朝はゆっくり出来ました。
どうも具合が悪いので、知らないうちに10時間近く寝てしまいましたが、
それだけ寝てもどうも体の具合はいまだに好転しません。
が、ここはやはり 気合を入れていかなきゃいけません。
バイクに跨って20分ほどの道程をこなし、グラウンドへ。

今日参加していた部員の数が奇数だったために、
キャッチボールをする時に私が入って1人の生徒の相手をすることになりました。
まぁこういうことはよくあることなので。
で、徐々に距離を伸ばし低くうちに相手が暴投をしてしまいまして、
私の頭の上を越えて後ろの茂みにボールが突っ込んでしまったんです。
これもまたよくあることなので、茂みに足を踏み入れてボールを捜そうとしたとき、
不意に足に激痛が走りました。サクッという感触とともに。
ん?木の枝が足に刺さったのかなと思って足元に目をやると、
恐るべきことに10cmちかくあろうかという太い釘が足に刺さってるんです。

テニスか何かをやる時に埋め込むプレートか何かの類らしいんですが、
その裏に地面に埋め込むための釘があるんです。
そいつがものの見事に靴の裏に突き刺さっていたわけで。
思わず絶叫を上げてその釘を足から引っこ抜き、
靴を脱いでみると、その釘は靴底を貫通しており、
激痛が走ったということはもちろん、釘は足に達していました。
靴下を脱いで状態を確認すると幸い傷は浅かったのですが、
足の裏からは鮮血が流れ出ている有様でした。
そりゃ60キロ超の体重で思いっきり踏んづけたわけですからな。

その場で消毒して何とか応急処置をしたおかげで大事には至りませんでしたが、
茂みにあんな危険なものが放置してあることに仰天するとともに、
どこにぶつけていいのかわからない怒りを覚えてしまいました。
何とか歩けるのでいいんですがね。
こういうのは本当についてないというかなんというか。
風邪をひいた身に怪我とは、まさに泣きっ面に蜂、ですな。

恐懼再拝。
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体感スピードオンリー

2006年06月24日 | 二輪/四輪車とか
本日は学校はお休みですが、しっかりと部活はあります。
梅雨にも関わらず、今日は珍しく晴れ間に見舞われ、まさに野球日和。
車検を終えたばかりのバイクに跨って、千葉のグラウンドを目指します。
さすが、キッチリと整備されただけあって走り出しも好調、
気持ちよくスピードを上げて幹線道路へ入ろうかというとき、
一つの異常に気がつきました。
走りながらちょくちょく確認しているいつものスピードメーターが、
快調に走っているにも関わらず、ずーっと0をさしているんです。
おまけにその直下にある走行距離計も一切目盛りが回らず、という状態でした。

別に速度計を見なくてもタコメーター(エンジン回転数を示す)と、
走行している際のギア、体感速度などである程度の速度はわかりますが、
それでも正確な速度がわからないのは怖いものがあります。
もっと深刻なのは私のバイクには燃料系が付いておらず、
いつも走行距離を見て燃料を補給しているのですが、
この走行距離計が動かないとどれだけ走ったかもわからず、
途中でガス欠になったらという不安にもかられてしまいます。
車検が終わったばかりで、ついこないだまでは動いてたのに…。

部活が終わった後で先日車検を依頼したバイク屋に電話。
これこれこういう事情なんですが、と伝えると、
どうもメーターに繋がっているケーブルが切れたのではないかということでした。
車検の時にそこまではチェックしておらず、
おまけにそのケーブルって何の前触れもなく突然切れたりするそうです。
要は劣化してしまってたのが直接の原因なんでしょうがね。
とりあえず状態を見てみないとわからないってんで、その足でバイク屋へ。

車検担当の方は非常に感じのよろしい方だったので、
嫌な顔せずに話に応じていただき、チェックしてもらいます。
待合室で待つこと20分程度、呼び出されてバイクを見に行くと、
しっかりと修理しましたよ、という旨を伝えられました。
たしか交換部品が必要で、その部品を注文するのに何日かかかるという話でしたが、
ちょうどいい具合に同じ車種でデジタルメーターに改造した人がおり、
その人の前に使っていた同じ部品の余りが偶然にもキープしてあったので、
中古品ながらしっかりと、しかも無料で修理していただけちゃいました。
本来なら車検の時にチェックしといて欲しかったのですが、
なかなか目の行き届きにくい部分だし、これだけ対応してもらったのでOKです。

これが命に関わるような大事な部分じゃなかったのでね。
さ、明日も部活で日焼けの予感。

恐懼再拝。
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時間は金で買う

2006年06月23日 | 日記とか
部活内で大会などの参加申し込みを行う仕事をしておりまして、
その郵送申し込みの締め切りが今日だったんですね。
もちろん重要な仕事なので忘れることなく昨日のうちに準備は出来ていたのですが、
その直後に会議が入ってしまって郵便局へ行く機会を逸してしまいました。
どうせ隣接する区内だから、明日、つまり今日速達で送ればいいと思っていて、
いざ今日郵便局にいって「速達で今日中に届きますか?」と確認したら、
「いやー、速達でも明日の朝になっちゃいますねぇ」ときたもんだ。
どうやっても今日中に届かないと大会参加が出来なくなってしまうので、
少々愕然としてしまったのですが、局員から思わぬ申し出が。

今の郵便局には新特急郵便なんてのがあるんですね。
どこぞの鉄道会社の種別のようなネーミングですが、
その実態はバイク便なんだそうです。
これなら朝に出せば夕方までには届くらしいんで、
喜んでそっちをお願いすることに。これぞ天佑なり。
封書の速達なら390円ですが、こちらの新特急は2倍強の800円。
だったら自分で直接届に行く電車賃のほうが安く済みそうですが、
時間の制約もあるので、これに頼る以外の策はありません。
背に腹はかえられない、というやつですな。
ここで躊躇して申し込みが出来ずに大会に参加できなかったら、
恐ろしいことになってしまいますからね。

とりあえずこれで一安心。
困った時はバイク便ですな。

恐懼再拝。
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病魔と睡魔との闘い

2006年06月22日 | 日記とか
体の具合がよくないなぁと思って、朝出勤した後で保健室へ。
生徒でもないのにちゃっかり検温させてもらったら、37.0℃でした。
平熱よりも約1℃高い状態なので、微熱といえば微熱ですが、
それ以上に体に気だるさを感じてくるのがいけません。
にも関わらず、午前中は事務的な交渉で板橋区役所へ出張せねばならず、
ゆっくりと養生することも出来ませんでした。

空き時間に風邪薬を買いに行って服用したらいくらかよくなったのですが、
その副作用として猛烈な睡魔に襲われることになったのはいうまでもありません。
いやー、あの眠気っていうのはどうにかならんもんですかね。
職員室で机に突っ伏して寝るわけにもいかず、
用もないのに職員室内をウロウロして資料探しをするふりをして、
なんとか乗り切りました。眠気と病魔との闘いっていうのはつらいですな。

あとは授業中に最前列にいた生徒に風邪をうつしてないかは心配です。
マスクでもして授業すりゃよかったかもしれん。
さ、さっさと寝て養生します。

恐懼再拝。
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想定の範囲内でも

2006年06月21日 | 日記とか
昨日のクラスで本日もう一度授業がありました。
さすがに昨日の授業で秩序を乱してしまったので、
今日はしっかりやらねばなるまいと思っていたのですが、
どうも昨日の一件で味を占めてしまった生徒たちは隙を窺っては、
微妙なネタを私に対して振ってくるんです。
ここまでは想定の範囲内でありながらも、
どうしても熱気に押されてしまってたじろいでしまう私。
こういう弱みを見せるから面白がってヤツらもネタを振ってくるんでしょうが、
おかげさまで授業が進まないったりゃありゃしません。
どこかで一回気を引き締めなきゃいけませんな。

で、勤め始めてから2ヵ月半、遂に体にガタがきたのか、
頭が重く、風邪の初期症状が出始めてしまいました。
明日は諸事情によって午後出勤が出来ず、朝から行かねばならないので、
果たして体がしっかりともってくれますかどうか。

恐懼再拝。
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