鎌倉 鶴岡八幡宮の大銀杏

鎌倉をめぐっている中で、そういえば先日のニュースで、
鶴岡八幡宮の大銀杏が折れてしまったというニュースを思い出し、
はどうなったんだろうと思い、見に行ってみました。
すると、本当に見事に太い幹が折れてしまって、
見るも無残な姿になっているわけです。

かつて鎌倉3代将軍源実朝が暗殺されたとされる史跡。
訪れるたびにそのイチョウを見ては過去に思いを馳せることができたわけですが、
それが見るも無残に折れてしまっている。
史実かどうかははっきりとしていないようですが、
イチョウが折れてしまったことによって、現在と過去をつなぐ、
何か大事なものが失われてしまったような気がして、
なんか、こう、物悲しい気持ちになりました。
別に八幡宮の大銀杏に格別な思いがあるわけではないんですがね。

すべての歴史は過去のものへと過ぎ去ってしまい、
特別に保存された史跡以外はどんどん過去のものになって朽ちていくものです。
文物は常に新しいものへと変わっていくのですが、
それでもやっぱり古いものが消え去っていくのはさびしい。
そういうものなんじゃないのかなぁと。
うまくいえないのですが。

後日、ニュースで見たら折れた幹から新しい目が吹き出てきたんだそうな。
んー、生命力おそるべし。
ふたたび元のような大銀杏になるまで何年かかるんでしょうか。
歴史と自然の悠久さを感じずに入られません。

恐懼謹言。

健康診断

気がついてみれば6月。これが今年度の初更新だったり。

さて、そんなわけで忙しい毎日なのですが、
本日は勤務先で健康診断がありまして、もろもろ検査してきました。
まず、一番考えてしまうのが体重の変化でしょうか。
今日計ってみたら75キロになってましたよ。ええ。
確か勤め始めたときは67～68キロくらいでしたから、
かなりの増加なのであります。
身分証明書の顔写真の変遷を見てもそれは明らかなのですが。

いや、確かにここ二年ぐらい週に1度はプールにいったりしているので、
筋力がアップしてのこの結果ならいいんですが、
明らかに鏡で自分の脇腹を見るとそうとも言えない事実があるわけで。
問診の際にお医者様からアルコールはほどほどにと言われましたが、
それはごもっとも。そしてそれが一番の原因であることもわかってます。

わかっちゃいるけどやめられない。
かつての日本人は本当にいいことを言いました。
さぁ、この葛藤とこれからもしばらくはお付き合いせねばなりません。

恐懼謹言。

年度末に

気がついてみりゃ年度末。
年度で動く仕事をしていると、いろいろな面での区切りは3月にあり、
あらゆるものが変化するのもこの3月。
おかげさまで職についてから4月で4年目を迎えることになります。
まだまだ若手といわれながらも、年とともにさまざまな責任が付きまとってきます。
来年度の配属も無事に決まり、またまた4月から忙しい日々が続きそうです。

ときどーき、ここも更新しますのでご覧あれ。
来年度もどうぞよろしく。

恐懼謹言。

「変な話」って

久しぶりの更新。
あまりにも更新しなさすぎだなぁ。ま、いいか。

で、タイトルどおり、最近気になるのが「変な話」という言葉。
会話の中でちょこちょここれを使う人がいるんです。
たとえば、
「変な話、ここで失敗しても後で取り返せば・・・」
「変な話、あの人のことが気に食わなくてもなんとかなるし・・・」
のような感じで。

前者のほうの用法はなんとなくわからんでもないのですが、
よくわからないところで「変な話」をつっこまれると意味がわからなくなります。
まじめな話をしているのか、それとも「変な話」をしているのか。
おそらく使ってる人はストレートな表現を避けて、
婉曲的に何かを伝えようとしているんでしょうが、
余計に何が言いたいのかわからなくなるわけで。

「変な話、食べられるときに食事しちゃったほうがいいんじゃない？」
「変な話、これだけ投資しても元が取れるんじゃないかな」
「変な話、テレビを頻繁に見なくても話題にはついていけるよ」

なんか適切な例が見当たりませんが、
会話の中に３回４回とつっこんで話するのはおやめいただきたい。
変な話、それがプライベートであっても仕事上であっても。

恐懼謹言。

忘年会ラッシュに思う

というわけで大晦日です。今年も1年いろいろとお世話になりました。
今年に入ってからここの更新頻度は激減してしまったわけですが、
来年も同じような感じでゆるゆると更新してまいりますので、
1つよろしくお願いいたします。

さて、近況を。

毎年のことではあるのですが、この季節になると各方面より忘年会のお誘いがあり、
あれやこれやで連日夜になると居酒屋にくり出し、
時間を忘れるようにもう一軒もう一軒とやっていると、
気がついたら終電がなくなってタクシーで帰宅なんてことが続いてしまいました。
いや、これも今年に始まったことではないのですが、
今年になって気がついた変化というのが、体力の衰え。
確かに飲む量が多いには違いがないんですが、
翌日になってからの回復の度合いが明らかに遅くなっているというかなんというか。

今までだいたいは翌日の昼ぐらいになれば回復していたのが、
今年は翌日の夕方ぐらいになってもスッキリしない。
アルコールが抜けないだけならともかく、
いわゆる「胃が重い」ってのも加わってきまして。
なるほど、だからこの時期になるとしきりにテレビで胃薬のCMやってたんだなぁと、
やっと社会人の苦しみを身をもって知るに到りました。
「食べる前に飲む」ってあれ、まんざらでもないんだなぁ。
というわけで、今日は起きてから試供品でもらった顆粒の漢方薬を飲んじゃいました。
酒も食事もそろそろ気をつけなきゃいけないのかもしれませんね。
20代の坂も上りきったところで、来年はいろいろと自重していかねば。

さてさて、来年はどんな1年になりますやら。
改めまして来年もよろしくお願いいたします。

恐懼謹言。

安らぎのビールとコーヒー

気がつけば今年も残すところあと半月になってしまいました。
願わくばこれが今年最後の更新にならんことを。

さて、今年の後半からですが、
色々と飲むものにこだわりを持って過ごしてまいりました。

まずその1はビール。
たかがビールといわれればそれまでなのですが、
ここのところやたらと巷で人気になっている（？）ベルギービール。
日本の居酒屋で頼む「とりあえずビール」ではなくて、
その味わいをしっかり楽しむっていうやつです。
日本でも昨今はプレミアムビールが人気を博していますが、
暇があっちゃ近くにある大きめの酒屋に行ってベルギービールを漁ってます。
ただ、値段がけっこう高いのが玉に瑕で、
高いものなんかになると、330mlで700円とか。
特にデュベルなんてのは有名どころですが、
アルコール8.5％なんて代物で、飲みごたえがあります。
週末のゆったりした時間があるときはこれで晩酌するのが最近の安らぎだったり。

その2がコーヒー。
もともとコーヒーが好きで、学生時代もあれこれコーヒーを飲んでまわったもんですが、
働いてからなかなか喫茶店に行く時間もなければ、
職場でコーヒーを淹れる余裕もなかったわけで。
そんな先日、学生時代に訪れたことのあった近所の焙煎屋さんを久々に訪れ、
やっぱりおいしいコーヒーが飲みたい、という思いが強くなり、
思い立ってコーヒー豆とミルを購入。
さらに自宅にあったコーヒーポットを職場に持ち込んで、
ちょっとした時間に豆を挽き、ハンドドリップでコーヒーを淹れてみる、
というのも安らぎの時間になったりしています。
インスタントでもドリップのコーヒーでもいいんですが、
豆を挽いたときや落としているときのの香りはやはり格別です。

ビールにしてもコーヒーにしてもどちらも嗜好品で、
それに金をかけるなんて生意気な話だといわれればそれまでですが、
そこまで高級なものを追い求めているわけでもなく、
言ってみれば分相応な程度に抑えているつもりです。
そして、それだけのちょっとした投資で安らぎや満足感が得られれば、
それはそれでいいのかなぁと。
別段これといって趣味があるわけでもないので。

というわけで、今年の後半にちょっとこだわってやっているもの、でした。
しばらくは飽きないはず。

恐懼謹言。

電車の中で日本人は

先日電車に乗っていたときの出来事。
昼過ぎで、そこまで混雑した車内ではなかったので、
私を含めてほとんどの人が着席していた状態だったのですが、
とあるときに左前方の優先席に座っていた年配の女性が、
私の左隣に座っている若い女性の前につかつかと歩み寄り、
次のようなことを言ったのでした。

あなたね、女性が人前で、しかも電車の中でお化粧しちゃいけないのよ。
いま色々なところでそういうことがいわれてるでしょ？
あなたはいいかもしれないけど、それを周りで見てると、
すごく気分が悪いのよ。
そういうことは女性の身だしなみとして家を出る前にやってきなさい。
あなた日本人でしょ？日本人はそういう風にするものなのよ。

ああなるほど、あんまり気にしてなかったけど、隣でそんなことしてました。
それにあまり違和感を感じなかった私も感覚が麻痺している、
というかそれがあまりにも普通の光景になってしまっているからなんですが、
気にしてみてみればこの年配の女性が言うとおり気持ちのいいものではありません。
それより何より感心するのは、そういう無法なことをする若者に対し、
臆することなく堂々と正論を投げかけられる、その勇気。
若者に対して注意したら暴力を振るわれたなんて事件があるこのご時勢に。

そして「あなた日本人でしょ？」
というのは外国人への差別的な意図を含んでいるのではなく、
かつて日本人が持っていた道徳心のことであり、
日本人が忘れつつある「恥」の文化のことでもあるように感じました。

こんな風にして注意を受けた若い女性もまた、注意を素直に受け入れ、
膝の上に出していた化粧ポーチをしまい、注意に頷きながら聞いていました。
本心からのことなのかはわかりませんが、
この年配の女性の小さな勇気が少しでも心に響いていればなぁと、
隣にいながら思ったりしました。
日本もまだまだ捨てたもんじゃありません。

余談ですが、現在張り出されている東京メトロの車内マナー向上ポスターも、
なかなかの出来でけっこう好きだったりします。
興味のある方はぜひご覧あれ。

恐懼謹言。

新年度近況

いやいや、やはり新年度が始まってしまうとなかなか忙しいもので、
2週間ぐらい平気で更新ができなくなってしまうものです。
さまざまな事務的な作業に加えて授業がスタートすればその準備に追われ、
不定期に飛び込んでくる様々な雑務で気がついたら午後9時なんて日が続いています。
まぁ忙しくなるってのはわかっていたとはいえ、
実際にそれが続くと気分的には滅入ってしまうことも。
仕事後に家出おぼれない程度に飲む酒が安らぎの時間であり、
明日への活力の源になっていたり。

やらなきゃいけないこと。今年度からはじめたいこと。
いろいろとあるのですが、まずはゆっくりと一つ一つこなしていければいいかなと。
週に一度は必ずプールで泳いで体を鍛える、とか、
去年より積極的にクラブに参加してテニスの腕を磨く、とか、
挙げていけばキリがないわけですが。
社会人3年目の今年はある意味で正念場かもしれませんな。

恐懼謹言。

小島よしおもいい迷惑

小島よしおのマネ「似てねぇ～」、少年５人が高校生７時間暴行

お笑いタレント、小島よしおの物まねが似ていないと高校生を集団で暴行したとして、
兵庫県明石、神戸両市に住む高校生ら５人が傷害容疑で明石署に逮捕された。
調べによると、高校生らは昨年１０月１９日夜、
明石市の公園に高校１年の男子生徒（１６）を呼び出し
「小島よしおのまねをしろ」と命じた。
男子生徒が小島よしおの物まねをしたところ、
高校生らは「面白くない」と言い、男子生徒に約７時間にわたり、
殴るけるの暴行を加えた疑い。
男子生徒は顔面骨折などの重傷。服を海に投げ入れられたり、
海に向かって突き出されたりもしたという。

2月27日21時52分配信 産経新聞



被害者の方も大変な目に遭われたものです。
一日も早い回復をお祈りいたします。

そして、正直なところ、小島よしおってのはいらないんじゃないかなぁと。
単なる不良高校生による恐喝・傷害事件では済まないのでしょうか。
たしかにどんな手口でってのは気になるかもしれませんが。
名前を出された小島よしおにしてみたらいい迷惑以外の何者でもありません。
最近のマスコミの風潮ですから、
「小島よしおのギャグが青少年の犯罪を助長している」などという、
おかしなことを言い出しかねない気がしてなりません。
そうならないことをお祈りいたします。
小島よしおの人気税と言い切れないようなそんな一抹の不安感。
軍靴の足音は聞こえてきませんがね。

恐懼謹言。

錦織くんの快挙に思う

錦織快挙！修造以来16年ぶりＶ／テニス

いやぁ、すばらしい。
テニスをやるようになってからこういうニュースも気にしてみたりするのですが、
18歳でこれだけの快挙を成し遂げるなんてそうそうできることじゃありません。
頭が下がる思いです。

さて、彼の名前は「錦織」で「にしこり」と読むわけですが、
一部の人たちの間では「にしこり」というのは、
NYヤンキースの松井秀喜をあらわす符号として有名で、
難読苗字の1つに入るであろう「錦織」に「にしこり」とフリガナされているのを見て、
にやりとしたのは私だけではありますまい。
そう思ってインターネット上の掲示板を調べてみたら、早速そんなのだらけでしたが。
でも、つくづくこういうのを最初に気がついた人ってすごいなぁとおもいます。

よくお分かりにならない方、「にしこり」でレッツ検索。

恐懼謹言。