さて、先ほどの観世音寺を後にして、益子にある獨鈷山西明寺を目指します。
距離にするとだいたい20キロぐらいでしょうか。1時間ちょいで到着。
草木深い階段を上がって厳かな楼門をくぐると、
決して華美とはいえない、ただ趣と歴史を感じさせる本堂、三重塔が見えてきます。
歩を進めて本堂前に進み、一通りのお参りを済ませると、
境内の掃除をしていた若い僧侶の方が声をかけてきてくださり、
「よろしければご案内しますよ」ということで、本堂の内陣をはじめ、
寺のさまざまな建造物や仏像の由来について説明してくれました。
若いといっても年のころはだいたい私と同じ20代後半といったところ。
申し訳ないのですが、けっして流暢に説明されているわけじゃなく、
ところどころ、つっかえつっかえでの説明なのですが、
そこにはこう、なんと言うか、一生懸命さが伝わってきました。
そして、「この井戸はこんな謂れがありますが、実際は・・・」
みたいな、ちょっとしたぶっちゃけ話なんかも織り交ぜられ、
通り一辺倒でないところにも面白さを感じます。
最後に、私が坂東三十三箇所の霊場めぐりをしていることを伝えると、
「いやー、僕もやろうと思ってたんですよー。電車と車、どっちが楽ですかね?」
なんていう、僧侶の方のお話とは思えないこの謙虚さ(?)。
そりゃ聞かれれば私も答えます。
今までこんなところ周ってきましたよー、ってな感じで。
さっきの観世音寺の住職とは大違い。
ま、お坊様も人間、いろんな人がいるもんです。
そして、それも魅力だと思います。はい。
閻魔堂にまつられている「笑い閻魔」。
こういう表情をしている閻魔様は珍しいんだそうですよ。
●基本情報●
名称:獨鈷山 西明寺(益子観音)
本尊:十一面観世音菩薩
開基:行基菩薩
創立:天平九年(737)
住所:栃木県芳賀郡益子町大字益子4469
そして、お気づきでしょうか。
これが三十三箇所のうち三十二箇所目。
いよいよ次回、三十三箇所目の結願(けちがん)の寺へ。
恐懼謹言。
距離にするとだいたい20キロぐらいでしょうか。1時間ちょいで到着。
草木深い階段を上がって厳かな楼門をくぐると、
決して華美とはいえない、ただ趣と歴史を感じさせる本堂、三重塔が見えてきます。
歩を進めて本堂前に進み、一通りのお参りを済ませると、
境内の掃除をしていた若い僧侶の方が声をかけてきてくださり、
「よろしければご案内しますよ」ということで、本堂の内陣をはじめ、
寺のさまざまな建造物や仏像の由来について説明してくれました。
若いといっても年のころはだいたい私と同じ20代後半といったところ。
申し訳ないのですが、けっして流暢に説明されているわけじゃなく、
ところどころ、つっかえつっかえでの説明なのですが、
そこにはこう、なんと言うか、一生懸命さが伝わってきました。
そして、「この井戸はこんな謂れがありますが、実際は・・・」
みたいな、ちょっとしたぶっちゃけ話なんかも織り交ぜられ、
通り一辺倒でないところにも面白さを感じます。
最後に、私が坂東三十三箇所の霊場めぐりをしていることを伝えると、
「いやー、僕もやろうと思ってたんですよー。電車と車、どっちが楽ですかね?」
なんていう、僧侶の方のお話とは思えないこの謙虚さ(?)。
そりゃ聞かれれば私も答えます。
今までこんなところ周ってきましたよー、ってな感じで。
さっきの観世音寺の住職とは大違い。
ま、お坊様も人間、いろんな人がいるもんです。
そして、それも魅力だと思います。はい。
閻魔堂にまつられている「笑い閻魔」。
こういう表情をしている閻魔様は珍しいんだそうですよ。
●基本情報●
名称:獨鈷山 西明寺(益子観音)
本尊:十一面観世音菩薩
開基:行基菩薩
創立:天平九年(737)
住所:栃木県芳賀郡益子町大字益子4469
そして、お気づきでしょうか。
これが三十三箇所のうち三十二箇所目。
いよいよ次回、三十三箇所目の結願(けちがん)の寺へ。
恐懼謹言。