こちらも久しぶりの鈴本演芸場です。
3月下席が始まるまで、約2か月休業していました。
おまけに夜席は当面の間休止で、月曜定休になるという。
そんな鈴本の真打昇進披露興行にどこかで行っておこう、
ということで仕事も比較的休めそうなこのタイミングで鈴本へ。
前日の正太郎改め柳枝師匠の興行は前売りで完売だったそうですが、
めぐろ改めれん生師匠の2日目の披露目である今日はそこそこ余裕がありました。
やはり平日の昼席はこれぐらいの余裕があるといいですね。
「狸の札」 扇ぽう
「奇術」 アサダ二世
「ざいぜんごろう」 玉の輔
「初音の鼓」 正朝
「漫才」 ロケット団
「松山鏡」 正蔵
「高砂や」 市馬
「浮世節」 橘之助
「棒鱈」 菊之丞
-仲入り-
口上
「無精床」 権太楼
「同棲したい」 喬太郎
「紙切り」 正楽
「にわとり」 れん生
真打昇進披露興行に来るのも久しぶりでしたが、
全体的におめでたい雰囲気がいいですね。
出演者も大物が名前を連ねており、贅沢な顔付け。
円丈師匠はなんでもここのところ体調がすぐれないらしく、
口上には参加せず、手紙で参加して玉の輔師匠が代読されました。
定席でそれぞれ別のパターンを用意されているようです。
なお、口上には玉の輔(司会)・喬太郎・権太楼・正蔵・市馬の各師匠が登場。
全体的にとても落ち着いていましたが、
やはり喬太郎師匠(一之輔師匠の代演)の破壊力はさすがといったところ。
久しぶりに拝見しましたが、やはりすごいですねぇ。
「濃厚接触」の小噺も時節柄ヒットしました。
「同棲したい」は有名どころながら初めて聞きました。
れん生師匠はマクラで名前の由来をあれこれと。
円丈師匠から提示されたのが「めぐろ家小ばち」だったそうな。漢字は不明ですが。
「めぐろ」の名前を10年近く使っていたからそれを捨てるのはもったいない。
そして、寄席のトリに出てくるのではなく、居酒屋のお通しの小鉢のように、
最初に出てくるような芸を、とのことらしいですが、
当然ながら不満を伝えると、続いて「めぐろ家千住」を提案されたそうな。
出身の目黒と、師匠の住む足立区の千住に由来し、
「中目黒と北千住を結ぶ日比谷線のような芸人」になるように、
というよくわからない理由を提示され、これも却下。
その後、弟弟子のわん丈さんとふう丈さんの提案もあり、
「れん丈」になりかけたそうですが、古典の腕前もなかなか、ということもあり、
圓生師匠の「生」を入れて「れん生」が候補に上がり、
どちらとも決めきれず、最終的にはタロット占い師に決めてもらったそうで。
ともかく芸人の名前を決めるっていうのも難しいもんですよね。
本題は以前に聞いたことのある「にわとり」でした。
鶴の恩返しのようなストーリー展開で、軽めの噺といえます。
れん生師匠の独特の世界観が伝わってくる楽しい噺で、
これからも楽しい新作をたくさん聞いてみたいと思うのでありました。
久しぶりの平日の昼席、そして披露目を満喫しました。
恐懼謹言。
3月下席が始まるまで、約2か月休業していました。
おまけに夜席は当面の間休止で、月曜定休になるという。
そんな鈴本の真打昇進披露興行にどこかで行っておこう、
ということで仕事も比較的休めそうなこのタイミングで鈴本へ。
前日の正太郎改め柳枝師匠の興行は前売りで完売だったそうですが、
めぐろ改めれん生師匠の2日目の披露目である今日はそこそこ余裕がありました。
やはり平日の昼席はこれぐらいの余裕があるといいですね。
「狸の札」 扇ぽう
「奇術」 アサダ二世
「ざいぜんごろう」 玉の輔
「初音の鼓」 正朝
「漫才」 ロケット団
「松山鏡」 正蔵
「高砂や」 市馬
「浮世節」 橘之助
「棒鱈」 菊之丞
-仲入り-
口上
「無精床」 権太楼
「同棲したい」 喬太郎
「紙切り」 正楽
「にわとり」 れん生
真打昇進披露興行に来るのも久しぶりでしたが、
全体的におめでたい雰囲気がいいですね。
出演者も大物が名前を連ねており、贅沢な顔付け。
円丈師匠はなんでもここのところ体調がすぐれないらしく、
口上には参加せず、手紙で参加して玉の輔師匠が代読されました。
定席でそれぞれ別のパターンを用意されているようです。
なお、口上には玉の輔(司会)・喬太郎・権太楼・正蔵・市馬の各師匠が登場。
全体的にとても落ち着いていましたが、
やはり喬太郎師匠(一之輔師匠の代演)の破壊力はさすがといったところ。
久しぶりに拝見しましたが、やはりすごいですねぇ。
「濃厚接触」の小噺も時節柄ヒットしました。
「同棲したい」は有名どころながら初めて聞きました。
れん生師匠はマクラで名前の由来をあれこれと。
円丈師匠から提示されたのが「めぐろ家小ばち」だったそうな。漢字は不明ですが。
「めぐろ」の名前を10年近く使っていたからそれを捨てるのはもったいない。
そして、寄席のトリに出てくるのではなく、居酒屋のお通しの小鉢のように、
最初に出てくるような芸を、とのことらしいですが、
当然ながら不満を伝えると、続いて「めぐろ家千住」を提案されたそうな。
出身の目黒と、師匠の住む足立区の千住に由来し、
「中目黒と北千住を結ぶ日比谷線のような芸人」になるように、
というよくわからない理由を提示され、これも却下。
その後、弟弟子のわん丈さんとふう丈さんの提案もあり、
「れん丈」になりかけたそうですが、古典の腕前もなかなか、ということもあり、
圓生師匠の「生」を入れて「れん生」が候補に上がり、
どちらとも決めきれず、最終的にはタロット占い師に決めてもらったそうで。
ともかく芸人の名前を決めるっていうのも難しいもんですよね。
本題は以前に聞いたことのある「にわとり」でした。
鶴の恩返しのようなストーリー展開で、軽めの噺といえます。
れん生師匠の独特の世界観が伝わってくる楽しい噺で、
これからも楽しい新作をたくさん聞いてみたいと思うのでありました。
久しぶりの平日の昼席、そして披露目を満喫しました。
恐懼謹言。