恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

経済的一日

2005年10月31日 | 日記とか
今日は昼からバイトです。こういう日に起きるのはだいたい決まって昼前なので、
朝食と昼食を兼ねて食事することが多いんです。
だいたいの場合は新宿までで向いて外食ということになるのですが、
金銭的に厳しい今日この頃は、節約すべく家で食事を済ませてしまいます。
とりあえず冷蔵庫の中を漁って、賞味期限切れの近いピザを発見。
在庫処分も兼ねてコイツをささっとオーブンで焼いてブランチ終了。
けっこう小さいピザですが一人で食べるには充分です。

食事を終えたあとはバイトへ参ります。
8時間勤務のため休憩が三度ほどあり、その都度従食を取る機会がありますが、
どうにも昼に食べたピザがドッシリと残っているために、
胃がモタモタするというか空腹感がなかなか沸いてこず、
金を別途支払わなくてもいい簡単な軽食で済ませてしまいます。
最近どうも胃が弱ってきてるような気もしますが、
そりゃあ朝起きてすぐになかなか脂っこいピザを丸々一枚食べれば、
胃にいいわけもないんですがね。

そんな感じで夜の10時半に勤務を終えて自宅へ。
今日は米を炊いて家を出なかったので、いつもならば帰りがけにコンビニへ行って、
弁当的なものを買って夕食とするのですが、
何となく味気のないコンビニ弁当に食欲が湧かないって言うのと、
そんなものに600円ぐらい出すのも癪なわけで、同じ味気ないものを食べるなら、
家に帰ってある物で適当に夕食にしてしまえ、と決心。
実家にお中元で届いた蕎麦(乾麺)の在庫がかなり残っていたので、
それを拝借してきたものを調理。それだけでは腹が満たされないので、
これまた実家からいただいてきた冷凍食品のお好み焼きを合わせてディナータイム。
味はといえば別にこれと言って美味しいものではありませんが、
まぁ腹は膨れるので、それはそれでOKです。

そんな今日一日、振り返ってみれば一円も金を使わずに済みましたよ。
そりゃあ家に引篭もっていれば金なんて使わないんですがね。
外出すればそれがバイトへ行くのであろうと、何かと金を使ってしまうものです。
特にそれは主に食費に消えていくことが多いものなので、
その部分をしっかりと節約すれば今日のような日も珍しくはなくなるのでしょうな。
もっとも食費に金をかけない分、金銭的にはよろしいのですが、
その分不健康的な食生活になっているような気もします。
今日食べたものを思い出すと全て炭水化物だわ。
たまにはバランスのいい食生活を送りたいものです。

恐懼謹言。
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それが通販クオリティ

2005年10月30日 | 日記とか
どうにもファッションに無関心になってしまったのか、
はたまたそこに金を使う余裕がないからなのかはわかりませんが、
ここ数年同じ服装で通しつづけているこの私、
久々に新しいジャケットを冬に向けて購入いたしました。
と言ってもそれもバイク乗車用のジャケットなんですがね。
今年の2月の事故で冬用のライディングジャケットが一部破れてしまったので、
今年の冬には新しいものを買おうと思っていたのですが、
先日近くのバイク屋に買い物にいった際に冷たくあしらわれてしまったので、
仕方なくインターネットショッピングで購入することにしました。
東京に住んでいながら服を買うためにネットで購入というのも可笑しな話ですが、
何度も店に出向いて服を選ぶもよっぽど確実に商品が手に入るわけで、
その点ではネット通販というのは非常に有用であります。

通販というのは皆様ご存知のように、商品を実際に手にとって見ることが出来ないので、
その商品が手元に届くまで詳細を知ることは難しいというデメリットもあります。
このサイズでいいかなぁと思って購入したら合わなかったなんてことも。
で、今回私が買ったジャケットもネット上で見て想像していたものより、
いささかチープな印象を受けるものでありました。
手元に届いて現物を見たらイメージと違った、っていう典型例ですね。
せっかく奮発して23000円も出したっていうのに。
何となくもう少ししっかりした素材で出来ているのかなぁと思ったら、
けっこうユニクロあたりで売ってそうな感じのてろてろな素材。
んでもってもう一つがジャケットの丈が短いってことですかね。
往々にしてバイク用ジャケットというのは乗車時の機能性を重視しているので、
バイクを降りて街を歩く時の外見はあまり考慮されておらず、
今回買ったジャケットもその例に漏れず丈が短いわけです。
ジャケットの下に着ている服がヒラヒラと出てしまうような感じで。

あんまりバイクバイクした出で立ちもかっこ悪いなぁと思って、
今回はそれなりに普段来ていてもおかしくないようなものを買ったつもりなのですが、
所詮はバイク用のライディングジャケットでした。
それ以上でなければそれ以下でもない、と。
これも実際に現品を見て試着し、納得した上で購入すればよかったのでしょうが、
買いにに行く手間を面倒に思ってネット通販に頼ってしまったのが敗因でしょうな。
そしてバイク専用以外に普段着るものとして使えるものをもう一着買えばいいのに、
うまい具合にどちらのシーンでも使えるような物を買おうと欲を出したことですか。
百聞は一見にしかず。二兎追うものは一兎を得ず。
この二つの教訓を一遍に体験することの出来たお買い物でした。

恐懼謹言。
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若干好きな人々

2005年10月29日 | 所感とか
どうも最近身の回りで「若干」という言葉を使う人が多くなっております。
なんか流行ってるんですかね?テレビに出ているタレントなんかも、
何かにつけて「若干」という言葉をちょくちょく使っているような気がします。
もっともそれを私が辺に意識しているからなのかもしれませんが。
で、この「若干」という言葉なのですが、安直に辞書を引いてみると、
《「干」を「一」と「十」に分解して、一の若(ごと)く十の若しの意から》
はっきりしないが、それほど多くはない数量を表す。いくらか。少しばかり。多少。

ということらしいですね。
確かにその意味を今さら辞書に頼るまでもなく、意味がわかって使っている言葉ですが、
これってそれほど多用する言葉なのかなぁと一抹の疑問があったりします。
例えば、「若干お腹が空いた」ってのと「ちょっとお腹が空いた」っていうのでは、
その意味に違いというものはほとんど感じられないような気がします。
別に私は言語学の専門家ではないので、あくまでフィーリングですが。

何となく私が違和感を感じるというのはこの言葉自体、
今まで若者が使うような言葉ではなかったような印象があるからなのであります。
わざわざ小難しく「若干」などという言葉を使わなくても会話は出来たわけなので。
それがここに来てなぜか多用されてきているわけで。
私からしてみればこの「若干」という言葉から連想されるのは、
笑点の大喜利で林家こん平が「なお、私の鞄にはまだ若干の余裕があります」
なんていうネタぐらいしか思い当たらなかったものですが。

まぁそんな感じで徐々に市民権を獲得しつつある「若干」ですが、
意外とこの字を勘違いしている人も多くいるようで、
「若干」ではなく「若千」だと思っている人が数多く存在しているようです。
その証拠になるかはわかりませんが、試しに「若千」で検索してみると、
若千 の検索結果 約 1,790,000 件中 1 - 10 件目 (0.35 秒) google
などという恐ろしい結果が出てきたりします。
どこぞの大学の教員募集欄なんかに「募集:若千名」などと書いてあると、
おいおい、と思ってしまいます。おそらくこれを書いた人は「じゃっかんめい」でなく、
「わかせんめい」だと思ってるんでしょうな。
まぁ別に面白いからいいんですけどね。

恐懼謹言。
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差額520円の味わい

2005年10月28日 | 日記とか
バイト前に昼食のため、先輩と池袋の麺屋ごとうを訪問。
麺屋ごとうは東池袋大勝軒の流れをくむ有名店であることに加え、
訪問したのがランチタイムであったために学生をはじめ多くの人で賑わっており、
行列の最後尾に付き、十数分待ってようやっと着席できました。
まぁ有名店なのでこの程度の待ち時間ならどうってことないんですがね。
味のほうは本家の大勝軒よりも美味しく感じられました。
それにもりそばが中盛にしても600円というコストパフォーマンスの良さもいいです。
しかしまぁどうしても勢得に比べると・・・と思ってしまうのはいけませんな。

店を出て、バイトまでの時間もまだまだあるので場所を移して一休みすることに。
ラーメン屋なんかでは、食べたらすぐに出て行くというのが基本スタイルなので、
食後に一休みするために喫茶店を利用することが多いのですが、
この日もその例に倣って先輩が希望する喫茶店へ参ります。
私の場合、喫茶店とはいえ利用するのはチェーン系のコーヒーショップが多く、
その際に支払うのも200円程度なわけなのですが、
昔ながらの喫茶店でコーヒーをいただけば、だいたい一杯500円はするものです。
学生の身分であるので、チェーン店のコーヒーで充分だと思っていたのですが、
生意気に最近の私はそれよりもう一歩上の質を求めるようになってしまいました。
神保町にあるさぼうるなんかに通ってしまうのも、そんな流れから。
やっぱり昔ながらの喫茶店にはチェーン店では味わえないゆとりがあったりするので、
財布に余裕があるときにはどうしても行きたくなってしまうんです。
コーヒーだけに500円出すのはなかなか経済的に厳しいですけどね。
お金で時間とゆとりある空間を買うってことなんでしょうかね。

で、本日訪れた池袋の喫茶店というのが皇琲亭 (こーひーてい) というお店。
池袋東口にある三越裏の通りにこの店はあるのですが、
店の外観からして重厚な造りになっており、高貴な雰囲気を放っております。
私のような若造が入るにはまだ30年早いんじゃないかと思うぐらい。
とりあえず入店する前からかなり尻込みしてしまいましたが、
先輩の「ぜひとも」という要望もあって、後ろから追随するように入店。
店内は照明も控えめで、客席も広々としており落ち着いた雰囲気。
周りにチラホラといる先客の年齢も50代前後となかなかに高め。
私のような若者がジーンズ姿で入店していくのはいささか恐懼に堪えませんでした。
とりあえず奥の席に通されメニューに目を通すと、やはり想像通りのお値段。
喫茶店の基本メニューであるブレンドコーヒーが700円でした。はい。
さっき食べたもりそばよりも高いじゃねぇか、とか思ってしまうのもダメですな。
700円あったら首都高乗れちゃうな~、とか思うのはもっとダメダメです。

とはいえ今日は先輩のおごりでコーヒーをいただくので、
そこまで自分の財布を気にする必要はないわけなのですが、
やはりそれでも気を使ってしまいます。「何でも頼んでいいよ」と言われたったねぇ。
まぁここは無難にこのブレンドコーヒーを注文いたします。
で、待つこと10分弱でこれまた高級そうなカップに注がれたブレンドとご対面。
まず舌で味わう前に嗅覚で味わうことになりますが、もうこの時点でヤバイ。
私も同業者の端くれでありますが、今まで自分が飲んでたコーヒーは何?
ってぐらいに出てきたコーヒーに驚きを覚えます。
もちろん飲んだら飲んだで香り以上に口の中に広がる芳醇な味わい。
これが180円と700円の違いか…と脱帽する思いでありました。
いやー、なんでも良いものを求めれば限りないんでしょうが、
たまにはこうした上質なものを味わってみるというものいいモノですね。
自分まで高貴な気分にひたることが出来ましたよ。実際の自分はおいといて。

これを機に本格的なコーヒーにはまってしまったら絶対に破綻してしまうので、
こういうものを味わうのはやっぱり特別な時だけにしておこうと思いましたね。
給料日とかなんかの記念日とかそういう時に。
別に私は一度良い物を味わったらそれ以下のものでは満足できない、
というような人間ではないので平気ではあるのですが、
これまた勢得のつけ麺のように別の場所でコーヒーを飲んだ時に、
この店のものと比べてしまったりしないかなぁなどと気が気ではありません。

恐懼謹言。
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わずかな空間

2005年10月27日 | 恐懼とか
最近電車内や駅で見かけるあのポスター
座席に座っている人が隣の空間に荷物を置いていたり、
はたまた足を広げて座っているため、しっかりとした座り方ならもう一人座れるのに、
といったありがちな迷惑行為を表わしているもので、
こういうのはいけませんよ的な車内マナー向上を啓蒙しています。
これはなにも極端な例を表わしているわけではなく、日常ありがちな光景です。
特に最近は厚着の人々が増えているために、本来ならば7人がけのシートなのに、
6人しか座ることが出来ないという光景はよく目にします。
もっともそれはしっかりと詰めて座っていればちゃんと7人座れるんですけどね。

私が今日電車に乗っていたときもまさにこんな状況でありました。
運よく新宿から電車に乗った時に席につくことが出来たのですが、
両隣に座った人たちが先に述べたような行為を行なっているために、
私の両隣には微妙なスペースがあるにもかかわらず、人が座れるほどではない、
というような状況になっておりました。
左隣に座っている中年サラリーマン風の男性は、足を大きく広げて新聞を読んでおり、
右隣に座った学生風の若者は同じく足を広げて携帯ゲームに没頭しておりました。
いや、別に電車内がそこそこ空いていればある程度はいいかと思うのですが、
駅を一つまた一つと過ぎていくうちに、どんどん乗客は増えていきます。
で、彼らもそういった状況に気がついて、どちらか片方でも足を狭めてくれれば、
私はそちらの方向に詰めることができ、
そこに出来たスペースへ私の目の前に座っている人が座ることが出来るんですが、
両隣の彼らにはそんなことにはまったくお構いなし。
ご両人とも思い思いに新聞を読み続け、携帯ゲームの画面と格闘、と。

こうなってくると気まずいのは私なんですよ。
自分が立っていて、目の前の座席に微妙なスペースがあるのに座れない、
という状況でイライラすることはあまりないのですが、
このように自分が席に座っている状況で、
前に立っている人が座ることが出来ないというのはなんとも気まずいものです。
それに私は身を縮めてこじんまりと「座らせていただいている」のに、
両隣にいる配慮を欠いた人間のおかげで人一人が座れなくなるという状況に、
なんとなく怒りというか憤りを感じてしまいます。
勇気を出して隣の人に「もうちょっと詰めてもらえますか?」
と言うことが出来れば一番いいのでしょうが、そんなことの出来ない私は、
よいしょっと身をゆすって席を詰めるような仕草をして、
暗に席を詰めるように両隣へプレッシャーを送るのですが、結局最後まで変化なし。
私は目の前に立つ人に対してずっと恐懼の念を抱き続けねばなりませんでした。

自分が座れてさえ入れば立っている人のことなど関係ない。
つまり自分さえ良ければ他人はどうでもいいというように、
崩壊しつつある日本人のモラルが、電車内の乗車マナーに表れているような気がします。
こういう気まずい思いをするのなら電車に座るというのも考え物ですな。
極力これからは立つようにしなきゃと思いましたよ。まずはそこからだ。

恐懼謹言。
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さらば勢得、また会う日まで

2005年10月26日 | 日記とか
昼、久々に勢得でつけ麺をいただこうと、片道30分かけて荒川区町屋へ。
これまでいろいろな店でつけ麺をいただいてまいりましたが、
味に関してこの勢得は私の中ではナンバー1の店でありまして、
かの有名な大勝軒系統のつけ麺などと比較するとその味の差は歴然。
知名度はそれほどではありませんが、今までの訪問時には必ず行列が出来ており、
それこそがこの店の人気振りを象徴するものでもありました。
色々なつけ麺を食べて美味しいなぁと思っても、ついこの勢得と比べてしまうんです。
それほどまでに私にインパクトを与えた勢得のつけ麺。
これを食べるためなら片道30分かける価値も充分にあると思っていました。

町屋に到着し、勢得へ向けて歩いていくとそこにはいつもとはちがう光景が。
いつもなら遠目からでも入店を待つ行列がそこにはあるのですが、
この日はなぜか遠目からではその行列は目視できませんでした。
時間にして午後12時30分。まさにランチタイム真っ盛りです。
この時間に行列が出来ていないとすると、果たして定休日だったのか?
と思って恐る恐る店の前まで行くと、案の定シャッターが閉まっていました。
あれれ、休業日は別の日だった気がするのにおかしいなぁ、
と思っていると、閉まったシャッターには一枚の張り紙がありました。

閉店のお知らせ
10月21日をもちまして移転のため閉店いたしました。
長年のご愛好に心から感謝いたします。
移転先については現在検討中です。
勢得


茫然としてしまいました。あれほどの人気店がなぜ…。
10月21日ってことはつい5日前の話ですよ。
しかもなんだ、移転先は検討中って。普通移転先決めてから移動するもんじゃないか?
そんな疑問が沸々と湧きあがってくるのですが、
もはや閉店してしまったものは仕方がありません。
しばし店の前で張り紙を見つめながら立ち尽くす私に通りがけのオッサンが、
「そこんとこ、急に店閉めちゃったんだよ。まったく予告もなにもなく。」
「困ったもんだよねぇ。どうなってんだか」と。
なるほど。久々にきた私だけじゃなく、地元の方々も不審に思っていたようです。
繁盛しない閑散としたラーメン屋がある日、急に営業を止めてしまった、
ということであれば何の不思議もないし、納得のいく話でしょうが、
先にも述べたように、勢得はどの時間に行っても行列の出来る店で、
麺とスープが売り切れて早々に店仕舞いすることも珍しくない店です。
そんなに儲かっている店が夜逃げ同前に閉店するなんておかしな話ですよ。

ひょっとしてよく言う「利益を度外視してやってます」とか言う類で、
本当に赤字が悲惨の状況になって閉店に追い込まれたのかなぁ、とか、
土地の権利を巡ってその筋の方々ともめてしまったのかなぁ、
などと邪推をせざるを得ませんが、HPなどの広報機関を持たない勢得の、
唯一の公式情報を伝える張り紙によれば「移転先を検討」しているということなので、
いずれは場所を新たにして営業を再開してくれることでしょう。
いや、そうあって欲しいものです。
あの味がもう食べられなくなってしまうということは考えたくありません。
その移転先が例え銀座であろうと六本木であろうと、私は行きますよ。
もう完全に勢得信者です。願・早期営業再開。

恐懼謹言。
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思わぬ衝動買い

2005年10月25日 | 日記とか
毎週定番となっておりますが、火曜は学校前にバイトです。
段々と朝の5時半に起きるというのも慣れてきてしまいました。
なんだかんだ言って人間なんて所詮は慣れてしまうものかもしれません。

朝8時のピークタイムを難なくやり過ごし、一息ついていると、
スーツに身を包んだ女性2人がやって参りました。
普通にお客かと思って接客すると、「いや違うんです」と。
何が違うんだ、と問い質してみると彼女らは輸入雑貨店の店員を自称し、
最近になって勤め先の店が閉店してしまうことになったものの、
店の在庫が大量に余っているので、何とかその在庫を一掃しようと、
この近辺の飲食店の店員相手に行商よろしく商品を売り歩いているということ。
本来ならばそういう類のものはお断りしているのですが、
ちょうどその時間は比較的暇な時間であるということと、
こちら側の責任者的な人物が不在であったこともあり、
私の一存でその場でカウンターに向かって商品のプレゼンをしていただくことに。

その商品はというと、
・財布機能、携帯収納ポケットなどがついた大きめのシステム手帳(数ヶ国語対応)
・暗いところでも快適に読書が出来る小型卓上ライト(青白色LED)
・電池を入れると七色に光り輝くボールペン(虹色ネックストラップ付属)
この3点全てをセットに致しまして、お値段なんと1100円ポッキリ!
ご希望があればバラ売りも致します!
・・・とのことでした。
いや、正直な感想を言うと、どれもそんなに必要性を感じるものでもないし、
結局買ったとしても家で使わずにゴミになるだろうなぁと思いましたよ。
しかし。
冷静にこの3点セットで1100円ってかなり破格じゃないか?
そう思ってしまったのが運の尽きだったのかもしれません。
考えても見ればちゃんとした手帳というものをこれまで持っていたこともなかったし、
小型卓上ライトも持ってたら何となくネタになるんじゃないだろうかとか、
七色に光るペンも飲み会の席で披露したらそれなりにつかえるかなぁ、
などと考えてしまうようになり、段々と相手のペースに嵌っていきます。

女性の掌でビヨーンと動く卓上ライトや七色ライトペンの光が私を惑わし、
私の頭の中は完全にお買い上げモードにシフトしていきます。
しかしまぁさっき在庫処分とかいっていたので、ここは冷静にいくつか質問を。
手帳の中身は実は2005年仕様でだったりしないか、とか、
七色ライトペンの替えの電池は日本でも購入可能なのかとかそんなことを累々と。
結局のところ中身などを見せてもらってちゃんと使えるだろうことがわかると、
私はついつい「よし、じゃあ1000円にしてくれたら買いましょう!」
と言ってしまいました。ただでさえセット販売で原価を割る勢いのはずなのに、
これはけっこう無謀なお願いかなぁと思っていたのですが、意外にもあっさりOK。
もしここで値切り交渉に失敗したらそこでお断りしようと思っていたのですが、
もはや値切ってしまった手前、ここで「やっぱいいです」とも言えず、
衝動買いに近い状態で野口英世1人と3点セットを交換してしまいました。

買った後しばらくたってもう一度買った商品を冷静に見直すと、
何でこんなものを買ってしまったんだ…という後悔の念が沸沸と。
テレビショッピングでついつい高枝切りバサミを買ってしまった主婦の気分が、
今なら何となくわかるような気が致します。
まぁ1000円という買い物ですからそこまでダメージはありませんが…。
やっぱり勢いで何かするっていうのもいい時と悪い時がありますな。

恐懼謹言。
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怠慢ツーリング

2005年10月24日 | 二輪/四輪車とか
朝の10時に起床。本日は久々に一日フリーです。
10月に入ってから天気が悪い日が続いていたのですが、
ここ最近になってようやっと晴れ間に出会えるようになりました。
なんといってもバイクに乗っていて一番気持ちがいいのは秋で、
暑過ぎもせず寒すぎもしないこの時期は絶好のツーリングシーズンなのです。
そんなわけでそろそろ本格的に勉強しなければならない時期ではありますが、
そんな欲求が溜まっていては勉強もままならんだろうということで、
久々にバイクでツーリングに出発です。

ちなみに明日は朝からバイトということもあって夜は早めに帰らねばならないので、
時間を節約するため、今回は高速道路・有料道路を多用する豪華ツーリング。
そして本日向かう先はご無沙汰している三浦半島方面です。
普段下道オンリーで行く時には湾岸道路からR15・R16を経由していくのですが、
先にも述べたように本日は「時は金なりツーリング」ということで、
自宅最寄の首都高速入り口である船堀橋ICから上にあがります。
そのままC2葛西ジャンクションで湾岸線方面に進路を取れば後はほぼ一本道。
お台場を経由し、東京湾海底トンネル・羽田空港を順調に通過し、
走り屋が集まったり何かと有名な大黒PAで小休止(本日のトップ画像)。
首都高を使ってこんな所にくることも普段ではまずないことなので、
金を払った分はそれなりにいろいろと楽しませていただきます。
別に何があるってわけじゃないんですがね。見る所は見とかないと。
さらに大黒PAの先にある、かの有名な横浜ベイブリッジは、
いつもなら夜景としてしか見たことがなかったものだったので、
実際に渡ってみると、また違った感動というものがありましたね。
レインボーブリッジよりも高い所にあるのか、橋の上から見える景色は圧巻でした。
まぁ脇見運転は危ないってこともあるので、景色を楽しむのもそこそこでしたが。

本当は湾岸線を終点まで行った後は一般道で横須賀まで行こうと思っていたのですが、
分岐表示に有料道路・横浜横須賀道路の表示があったので、
運転中にどうしようか散々思案した挙句、誘惑に負けてついそっちの方向へ。
いやー、しかし一般道に比べたら断然快適ですよ。
このクオリティに慣れてしまいそうで怖いなぁ。ってか高速道路無料になればいいのに。
まぁそれはいいとして、横横道路をちょこっと走っただけであっという間に横須賀へ。
横須賀に到着後は本日の目的地である三笠公園へ向かいます。
この三笠公園には日露戦争の日本海海戦において目覚しい活躍を遂げた、
連合艦隊の旗艦である戦艦三笠が記念艦として展示されております。
ジパングを見て以来なにかとこの手のものに興味を持ってしまった私ですが、
今年は日露戦争終戦100周年記念ですからね。タイムリーなネタです。
それに今までこの付近を何度も通過していながら、訪れる機会を逸していたので、
一度は見に行きたいという願いがようやっと達成されました。

当然ながら三笠の艦内に入るには入場料が必要で、ここは大人しく500円支払います。
内部は当時のまま保存されているかといえばそんなわけはなく、
観光名所の城と同じような感覚で一部改築され、資料館になっていました。
まぁ往時の雰囲気もそれなりに残っていたというのもあるし、
展示されているものも日本海軍の歴史から海上自衛隊に至るまで、
幅広い展示がされており、ゆっくり時間をかけて見学させていただきました。
実際に艦橋や甲板に上がることも出来たのも満足満足。
留置されている船とはいっても、そこから海を眺めるっていいですね。
結局ここでかなりの時間を喰ってしまったので、その後の観光は適当に。
三浦半島の先端部分の観音崎灯台から海を眺めたり、
海沿いの道を選んで走行し、存分に走りを満喫し、帰路へ。

帰りもそのまま高速で帰るというのはあまりにコストがかかるので、
横横道路の部分と湾岸線の料金が変わる浮島JCT以降は一般道で行きました。
まぁこれだけでもかなりの時間の節約になるのでよしとします。
総走行距離は普段のショートツーリング時同様200km程度でした。
ちなみに本日の高速道路で使用した代金は、
往路 ・船堀橋~川崎浮島700円
   ・川崎浮島~幸浦600円
   ・幸浦~堀口能見台~横須賀600円
復路 ・杉田~川崎浮島600円
以上、計2500円でした。はい。まぁこんなもんですかね。

恐懼謹言。
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珈琲デリバリーライダー

2005年10月23日 | 二輪/四輪車とか
先日あんなこと書きましたが、またしてもバイトの話です。

バイト先では近隣の会社などから大口で注文が入ることがしばしばあります。
コーヒー50個持ち帰り、みたいな感じで。
そういう場合は取りにきてもらうということもあるのですが、
こちらから出向いて商品を届に行ったりもします。いわゆる出前ですな。
今までも何度かこういう現場に立ち会ったことがあり、
コーヒーを何杯分ポットに詰めて隣のビルまでお届けしたりしたのですが、
今日の配達先というのが今までの近隣のオフィスとかいうわけではなくて、
初台にある貸しスタジオ的なところからの依頼だったんです。
新宿と初台は駅でいえば僅かに1駅でありますが、
ちょうどその届け先の場所が中間地点にあったりするもので、
どうしても自転車で届けに行かなきゃならんわけです。
初台にも同業者が二件も店を構えているのになんでそっちに依頼しないんだろう、
と思いつつも店の売上のことを考えたら断る理由はありません。

ちょうどその注文が入ったのが昨日だったのですが、
店の業務用で使用している自転車がパンクしているということもあったので、
私が冗談半分にバイクで届に行きましょうか?などといってしまったものだから、
「え?本当?じゃあお願いしちゃおうかなぁ」的なことになってしまい、
私は本日バイクでバイト先にまで出勤することに。
まぁ別に私も冗談で言ったとはいえ、嫌でもなかったのでいいんですがね。
ただ問題なのが私の乗るバイクにお届けするポットを積載できるかってこと。
まずはコーヒー約70杯分抽出してポット3本に分け、
何とかしてそれらを狭い荷台に括り付けねばならないのですが、
これがなかなか一苦労。積載のいいビッグスクーターなら楽勝なんでしょうがね。
ポット3本を荷台に括り付けて走るというのは考えただけでも不安定で恐ろしいので、
店にある備品のダンボール的な箱の中にポット3本をうまく収納することで解決。
確かにバイク便の人を見ても箱のほうが安定するみたいですし。

コーヒーを満載した私のバイクは不安定な挙動ながらも甲州街道を初台方面へ。
普通に行けば5,6分で到着するのですが、今までにないほど大きな荷物があるので、
スピード控えめの安全運転でゆっくりと進行。
荷台の箱も安定しているし時間も余裕だし何とかなるだろうと思い、目的地周辺へ。
しかしその配達先の付近というのはちょうど住宅街の真ん中のような場所で、
近くの住居表示を対照しながらグルグルといったり来たりで思わぬタイムロス。
配達時間に遅れたらマズイなぁと思いつつさらにウロウロしていると、
私の尻の部分に生暖かいモノを感じるとともに、鼻からは香ばしい香りが。
すぐに後ろを振り返ると私の尻付近から路上にかけてボタボタと雫が垂れておりました。
そうです。それは紛れもなく先ほどポットに詰めたコーヒーが漏れ出したものでした。
焦ってバイクを停めて、荷台にくくりつけた箱の中からポットを取り出すと、
そのうちのオンボロのポットから箱の中へコーヒーが少量漏れ出ていました。
そしてそのコーヒーはさらに箱の中から外へ漏れ出し、
バイクを伝って道路まで落ちてしまっていたわけですよ。

これじゃまずいかなぁとは思っていたのですが、
最初からコーヒーを規定量よりも少々大目に入れていたために、
中身を確認してももう一度取りに帰るほど減ってはいなかったので、事なきを得ました。
ちょうどそのバイクを停めてすぐの所に配達先のところがあったので、
すぐさま商品をお届けして無事に任務終了。
帰り道は今きた道をそのまま帰っていくのですが、
所々に自分が付けていったであろうコーヒーの雫の跡があり、
このコーヒーの雫を辿っていけばバイト先まで帰れるという、
ヘンデルとグレーテル的なことになってしまいましたがね。
路上にコーヒーのアロマを撒き散らしたというのは公害ではないでしょう。

しかしまぁおかげさまで私の服の一部とバイクがコーヒーまみれになってしまいました。
せっかくここまでして配達に行ったのだから、
ガソリン代ぐらいは支給していただきたいものですな。

恐懼謹言。
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半分誰だか分からない

2005年10月22日 | 日記とか
前々から話は聞いていた小学校の同窓会の話。
幹事も微妙な人物であるのと、話がいまいち煮詰まっていないような感があり、
日程的には本日開催ということになっていたのですが、
どうせたいして人数も集まらないだろうから行かなくていいかな、
と思っていたのですが昨日の飲みの席でどうも40人近く参加するらしい、
というような話を聞いてしまったために、ちょいとヤバイかなぁと思ってしまいました。
なんせ端から参加しないつもりでいたので普通にバイト入れてたんですよ。

私が未だによくつるんでいる仲間というのは主に中学時代の仲間が多いのですが、
そいつらもだいたいは同じ小学校出身なんです。
ただそこと違うのは小学校は同じながら中学校に関しては、
私立へいってしまったり越境して別の区域の中学校にいった人々のこと。
私の地元の中学校の評判が悪かったということもあり、
女子に関してはその8割は別の中学校に行ってしまっていたりします。
中学まで一緒だったらその人たちの動向はそれなりに掴めているのですが、
小学校で離れ離れになってしまった人たちとはほとんど10年近く会ってないため、
どこでどうしているのか、その生死すら定かではないわけです。
そんな連中と約10年ぶりに再会できる機会があるというのであれば、
何が何でも参加したいのですが、バイトのシフトも急には変更できません。

仕方がないので一次会が終わるのがちょうど10時ということらしいので、
バイトが終わった後、急いで地元まで馳せ参じます。
待つこと数分すると、会場であった居酒屋から出てくる集団を捕捉。
小学校の同窓会が居酒屋で行なわれるという時点で月日の流れを感じますが、
とりあえず彼らの輪の中に入っていくことにします。
すると中学校が一緒で普段からそこそこ顔を合わせている人間もいるのですが、
なかには「こんなヤツいたっけか?」的な人間もチラホラ。
特に女はその変化が顕著であったりもするので、
メンバーの半分ぐらいは知らない顔という状態でした。
それに輪をかけて彼らはみんな居酒屋で飲んだ後なので、テンションも上がっており、
バイト終わりでシラフの私にはちょっとした異空間でありました。

本来ならば10年ぶりの再会を祝していろいろと話もしたかったのですが、
彼らば二次会モードになっており、カラオケへ移動することに。
カラオケじゃゆっくり話すことも出来ねぇじゃねぇかと思いつつも。
まぁ行ったら行ったで最初はかなりの盛り上がりを見せたものの、
1時間もしないうちに場内はグダグダの様相を呈すこととなり、
歌っている人そっちのけでトークに没頭する人々も多く見受けられました。
私もまぁそのうちの1人だったりもするのですが。
10年とはいえかつて6年間をともに過ごした人々ですからね。
まぁその辺の思い出話から近況まで幾人の人とは話すことが出来たので満足です。
冗談交じりで出た話ではありますが、次に同窓会を催すのは10年後らしいです。
その頃にはみんな32歳になっているわけですが、果たしてどうなることやら。

既にこの世におらず、参加できないという人がいないことを祈るだけです。

恐懼謹言。
コメント
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