恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

突発性難聴 発症から6週間

2022年02月21日 | 突発性難聴療養生活
前回からの続きです。

発症から6週間が過ぎました。
2月も中頃が過ぎ、
時間の経過を感じる今日この頃ですが、
症状は大きな改善は見られません。
自宅で定点観測的に行なっている、
聴力検査アプリもわずかばかり、
改善が見られるといった程度です。
低音域ではほぼ正常な数値を示しており、
高音域はほぼ変わらない状態です。

鍼治療の方でも、効果を期待するなら、
なるべく間隔を詰めて通うよう推奨され、
間隔が空いてしまうと聴力も固定される、
というような説明を受けています。
ここのところ週に2回のペースで、
仕事の合間を縫いながら通っていたのが、
先週は都合が合わず一度きりになり、
ひょっとしたらその影響も?
などと素直に考えていたりします。

鍼は保険がきかない診療なので、
どうしても医療費は高額になります。
聴力には代えられんと選んだ道ながら、
やはりそこは気になってしまうもので。
とはいえ、聴力の回復が鈍化すると、
ここは初心に帰って時間を作り、
鍼治療に通おうと思うのでありました。

鍼の先生からは、
今週末から春の暖かさになるので、
「これは耳の回復には良いですよ」
との言葉があり、
これを素直に捉えて治療に励もう、
と思った次第です。
何事も素直が一番、ですね。

続きます。

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突発性難聴 発症から5週間

2022年02月15日 | 突発性難聴療養生活
前回からの続きです。

前回は久しぶりに寄席に足を運んだ記録がメインになってしまいました。
今回は引き続き経過を。

あれから早いもので5週間が経過しました。
病院で処方された薬を服用しつつ、
週2のペースで鍼治療に通っています。

目覚ましい効果というのは実感できず、
日々少しずつ改善しているのかな?
程度の感覚です。
この辺の感想はこのごろは相変わらずで、
なんだか変わり映えしない感じですか、
わずかながらの希望といえば、
以前話題にした聴力検査アプリの結果。
きちんとした検査ではないものの、
週一度ずつやって経過観察をしています。
病院での検査が3月末とかなり空くので、
きちんと検査することができず、
さりとて自分の聴力回復の目安も欲しい、
となればこの手段しかないんですね。

結果はというと、
高音域は変わらず重度難聴レベルながら、
低音域ではかなり回復してきており、
健常な左耳に近づいてきていました。
先週やったデータよりも数値は向上し、
このデータだけ見れば改善傾向です。
医療機関で行ったわけではないので、
信頼性はわかりませんが、
わずかばかりの希望ではあります。
なにより聴力が固定化されていない、
というのが今後の更なる回復への希望。
どこまで聴力が回復するのか。
先週よりも今週は良くなっているように、
来週は今週よりも良くなっていることを。
毎日の変化は分かりにくくとも、
徐々に良くなっている、
と信じたいものです。

続きます。
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2/12(土) 鈴本演芸場昼席(蜃気楼龍玉 冬の噺八選)

2022年02月12日 | 噺とか
一応、前回からの続きです。
久しぶりに寄席の記録を。

突発性難聴を発症してからおよそ1ヶ月が過ぎました。
状況は本当に少しずつ改善しているかな?という感じで、
画期的な変化というものは感じられません。
ただ、リモートワークで使うイヤホン越しに、
右耳に少し音声が入ってきているかな?という変化はあります。
音域によっては聞き取りにくいのですが、
それでも入院中はイヤホンの音が全く聞こえなかったので、
そこは大きな変化だと喜びたいものです。

さて、そんな中でずっと足を運んでいなかった寄席へ行ってきました。
鈴本演芸場の昼席では蜃気楼龍玉師匠がトリをとっており、
冬の噺八選と題して、大ネタをネタ出ししているわけです。
耳がこうなって、しばらく演芸から足が遠ざかっていましたが、
久しぶりに足を運んでみました。
もちろん心配事もあって、やはりざわついたところや、
大きな声の出るところでは音が割れた感じで耳に入ってくるので、
マイクを使う鈴本ではどうかな、という不安があったので、
開演からフルにいるのではなく、仲入り後の幕見という制度を使い、
短時間、かつ割引で演芸を楽しむことに。
演目はこんな感じ。

「粋曲」   小菊
「子ほめ」  雲助
「猫の皿」  志ん陽
「紙切り」  正楽
「火事息子」 龍玉

仲入りの時間に合わせていくと、幕見を利用するお客さんが列を成していました。
やはり根強い龍玉ファンがいるんですね。
そして演目も魅力的ですからね。
中に入ると、そこまで人は多くはないものの、距離をとりつつそこそこの数。
やや前方、そして聞こえる左耳に配慮して会場やや下手に席を確保。

仲入りの終わり直前に前座さんが場内の注意をするのですが、
このマイク越しの声がやはり右耳には響くんです。
あー、やっぱりなーと思いつつ、高座は三味線の小菊師匠。
これもまたやはり右耳にはそれなりの刺激になって入ってくる。
もちろん気になって耳栓をするレベルはではないのですが、気にはなる。
んー、と思いつつ、その後の雲助師匠と志ん陽師匠の高座。
細かいこと言うと客席の拍手も耳に響くんです。
寄席復帰はちょっと早かったかなーなどとも思いましたが、
トリの龍玉師匠が上がり、噺を聞くうちにそんなことは忘れてしまいました。

「火事息子」という噺は、ずいぶん前に黒門亭で馬石師匠で聞いて以来。
あの頃と違って自分も人の親になったりなんかしましたので、
聞きながらちょっと感じ入るところがありました。
いやー、いいですね。
親の子を思う気持ちと、そして子の親を思う気持ち。
しみじみと今日来てよかったなと思いました。

耳はまだまだ完治からは程遠いのですが、
好きな寄席に足を運べたことは大いなる前進だと思っています。
突発性難聴の大いなる敵はストレス、
自分の好きなことができるというのは、
治療にもプラスになるはず。
そんな勝手な解釈も許されますかね。
少しずつ、かつての生活を取り戻していきます。

続きます。

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突発性難聴 発症から4週間

2022年02月07日 | 突発性難聴療養生活
前回からの続きです。

少し更新頻度もゆるやかに。
早いものであれから約1ヶ月が過ぎようとしています。
相変わらず右耳は元のようには聞こえず、
多少のふらつきがあるまま日常生活を送っています。
本来なら安静かつストレスのない生活をしなければならないのですが、
仕事をしているとなかなかそんな風にもいかない現実があるわけで。
仕事も普通にやっていると、鍼治療に通う時間もなかなかなく、
本来ならば1日おきぐらいに行くのが理想的なのですが、
先週は一度しか通うことができませんでした。

とはいえ、鍼治療の際に病院での聴力検査の結果を伝えると、
非常に前向きな言葉をいただきました。
入院時にはほぼ聞こえていない、スケールアウトの状態でしたが、
それがそこそこ回復してきているというのは、早期治療を開始したからである、と。
なかなかあそこまでの状態から完治する例は少ないものの、
完治する見込みは十分にあるので頑張りましょう、とのことでした。

右耳に入ってくる音が、ごくわずかながら言葉のように聞こえてくるような、
そんなことも少しずつながら体感として感じています。
仕事中も、周りの音が随分と喧しく感じて、先週の仕事の際は耳栓必須でした。
間違いなく聴力は回復してきているのだと思います。
ふらつき、めまいも少しずつながら改善はしています。
とにかく少しでも元のような体に戻っていくこと。
このことが願いです。

続きます。

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突発性難聴 退院後の通院

2022年02月02日 | 突発性難聴療養生活
前回からの続きです。

退院してから3週間、初めての診察のため、病院へ向かいました。
聴力検査と診察がメインですが、入院していた病院に久しぶりに戻ってきた感じです。
なんとか自分一人で病院に来ることもできて、ここまで回復したんだなと改めて。

しばし待たされて、前回と同じ聴力検査を受けました。
結果として、低音域を中心にある程度のところまで回復してきていました。
とはいえ、前回が重度の難聴レベルでしたが、それが中度になってきた、という感じ。
たしかに、耳に入ってくる反応も、
わずかながら声のように感じるかな?と思えることがあったり、
耳の後ろにシャワーが当たると以前より強く反応を感じたりと、
少しずつではありますが、改善の傾向はある気がしています。

医師の先生からは、これがどこまで完治に近づけるかですね、というお話。
完治する可能性は三分の一程度ではありますが、
引き続き同じ薬の服薬での治療を、ということになりました。
次回は1ヶ月半後の診察ということになり、この日は終了。

まぁ、医学的にはこれといった治療法もないわけですから、
これで様子を見るしかないわけですね。
鍼治療に通っていることは特に伝えませんでしたが、
ひょっとするとその効果も出ているのかもしれませんね。
鍼治療の効果が出ているなら、そこに期待を寄せる以外ありません。
保険が適用にならないため、金銭的な負担は気になりますが、
なんにしても聴力にはかえられません。

引き続き、聴力の回復を祈りつつ治療に勤しんでいきます。

続きます。
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突発性難聴 発症から3週間

2022年02月01日 | 突発性難聴療養生活
前回からの続きです。

少し更新頻度が落ちていますが、お付き合いください。

突発性難聴発症から3週間が経ちました。
そんな中で、世の中ではこんなニュース。


自分と同じ病名が大々的に報じられると少し驚いたりするものです。
彼のことはあまりよく知らなかったのですが、それでも記事を読むと大変さがわかります。
芸能人でも同じ病を患っているひとがいるのは知っていましたが、
タイムリーな話題なので特に目に留まりました。

詳しくは記事で報じられている通りですが、
発症した後も仕事を続けていたのですかね。
自分だったらとてもじゃないけど無理だなーと思いつつ。
1ヶ月経ってある程度回復はされているようですが、それでも辛いでしょうね。
治療に専念するというのがわかります。

私もあれから3週間経って、仕事にもぼちぼち復帰しています。
理想的には定時で上がって、時には病院にも行きたいのですが、
前日はなかなかうまくいきません。
職場もそれなりに理解と協力はしてくれているものの、
いつまでも甘えては行けないと思いつつ、つい頑張ってしまう。
でも自分自身の体調のこともあり、本当は頑張り過ぎたくないという思いもあり。
正直、こんなことがストレスになってしまうのですが、この病院はそれが大敵。
(ストレスのない生活してる人なんていないでしょうが)
上手いことやらないとなーとは思っています。

右耳の聞こえは日に日に小さな音も捉えるようになっているかなーという感じ。
駅の大きなアナウンスが、それまではザッという音だったのが、
なんとなく声として捉え始めてきているのかな?
と思える変化はあります。
一方で、職場のざわつきや、コミュニケーションには未だに難を感じています。

一気に良くなることはないし、
昨日と比べてどうという厳密な差はわかりません。
とにかく、少しずつでも良くなっていることが実感できれば。

続きます。

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