新作落語の、しかもアウトドア派の面々が集結しての「マンタ倶楽部落語会」。
それぞれの新作の師匠方がよくマクラで話をされていたので、
なんとなく存在は知っていたのですが、こんな会があるとは。
ギリギリになって知ったので、予約したのもギリギリ。
白鳥・彦いち・きく麿・丈二・志ん五の各師匠の豪華メンバーが集結、
落語が短めながら各1席ずつと、旅の様子をスライドにしたものが公開されます。
白 鳥「スーパー寿限無」
きく麿「おもち」
丈 二「マクドナルト」
-仲入り-
志ん五「警察23時ごろ」
彦いち「舞番号」
スライドショー
開口一番は白鳥師匠。
池袋での「富Q」が疲れたと、軽い噺で。
いやー、池袋行きたかったんですけどねぇ。予定が合わず。
方々からの情報によればかなりの大入りだったそうで、
白鳥師匠もそのことに触れておられました。
しかしいくら何でも寄席の割りが1700円っていうのはねぇ。
満席立ち見でもそんなもんなんでしょうかねぇ。
「寿限無」の改作は円丈師匠もふう丈さんもやってますね。
円丈一門の得意技なのでしょうか。
軽い噺ながら会場を巻き込んで大笑いでした。
きく麿師匠は12月上席の末廣亭以来。
マンタ倶楽部のメンバーでありながら今回は不参加の彩大師匠の噺を少々。
寄席でネタにしたところ、彩大師匠からクレームがついたとかで、
それに関する話をあれこれと。芸人さんもいろいろですねぇ。
この方の不思議な新作、聞いているととても癖になります。
この噺も初めてで、二人の老人のとりとめのない噺から始まります。
これ、どうなるんだろうと思いつつも、ついつい引き込まれます。
「おもち好きですか」の妙なイントネーションも可笑しい。
丈二師匠は久しぶり。
たしか、この噺も以前「プーク」で聴いたことがあったような。
この師匠の新作、とてもいい作品が多いのにあまり聞く機会がないのが残念。
小ゑん師匠のようにあちこちで会でもあると嬉しいのですが・・・。
一見すると古典の設定のようですが、そこはしっかり新作の世界観。
前の二人が強烈だっただけに、やや会場の反応も・・・でしたが、楽しい噺です。
仲入りをはさんで志ん五師匠。
マクラではよく一緒に釣りに行くというアサダ二世さんとの話。
いやー、この噺も途中までは聞いたことがあったのですが、
東海汽船で釣りに行った際の食堂でのエピソードや、
カワハギそっくりの毒魚のエピソードなど、もうこれもすごい。
なかなか貴重な話を伺いましたよ。ええ。
本題のほうはよく寄席でもかかるポピュラーなものかな。
これはこれで完成されてて面白いですね。
落語のトリは彦いち師匠。
マンタ倶楽部のメンバーで対馬に行った際のエピソードを披露。
これまた彩大師匠にまつわる話が出てくるのですが、
これで株を上げたのが白鳥師匠ではないでしょうか。
あれこれ悩む彩大師匠に親身になって相談に乗り、
元気づけて一緒に落語しりとりまでする始末。
まるで中学生の修学旅行のようですが、そんな話もここならでは。
マクラが少したっぷりで、本題は「舞番号」。
近未来設定でマイナンバー制度がさらに突き詰められていくと…という噺。
もみじ家エリンギって、すごい高座名だよなぁ。
ちょいちょい古典落語ネタを入れてくるのもさすが。
一通り落語が終わって、お待ちかねのスライドショー。
山中湖でのワカサギ釣りの話から、西表島でのエピソードなど盛りだくさん。
私はあまりアウトドアには縁がないのですが、
写真を見て楽しそうな様子を見ると影響されてしまいそうですね。
特にセマルハコガメのエピソードは秀逸。
きく麿師匠の二日酔い姿と全裸写真の衝撃も、もうね。
落語は短めながらもあれこれと楽しい空気に包まれて良い時間を過ごせました。
さ、年内はこれで聞き納めになりそうです。
恐懼謹言。
それぞれの新作の師匠方がよくマクラで話をされていたので、
なんとなく存在は知っていたのですが、こんな会があるとは。
ギリギリになって知ったので、予約したのもギリギリ。
白鳥・彦いち・きく麿・丈二・志ん五の各師匠の豪華メンバーが集結、
落語が短めながら各1席ずつと、旅の様子をスライドにしたものが公開されます。
白 鳥「スーパー寿限無」
きく麿「おもち」
丈 二「マクドナルト」
-仲入り-
志ん五「警察23時ごろ」
彦いち「舞番号」
スライドショー
開口一番は白鳥師匠。
池袋での「富Q」が疲れたと、軽い噺で。
いやー、池袋行きたかったんですけどねぇ。予定が合わず。
方々からの情報によればかなりの大入りだったそうで、
白鳥師匠もそのことに触れておられました。
しかしいくら何でも寄席の割りが1700円っていうのはねぇ。
満席立ち見でもそんなもんなんでしょうかねぇ。
「寿限無」の改作は円丈師匠もふう丈さんもやってますね。
円丈一門の得意技なのでしょうか。
軽い噺ながら会場を巻き込んで大笑いでした。
きく麿師匠は12月上席の末廣亭以来。
マンタ倶楽部のメンバーでありながら今回は不参加の彩大師匠の噺を少々。
寄席でネタにしたところ、彩大師匠からクレームがついたとかで、
それに関する話をあれこれと。芸人さんもいろいろですねぇ。
この方の不思議な新作、聞いているととても癖になります。
この噺も初めてで、二人の老人のとりとめのない噺から始まります。
これ、どうなるんだろうと思いつつも、ついつい引き込まれます。
「おもち好きですか」の妙なイントネーションも可笑しい。
丈二師匠は久しぶり。
たしか、この噺も以前「プーク」で聴いたことがあったような。
この師匠の新作、とてもいい作品が多いのにあまり聞く機会がないのが残念。
小ゑん師匠のようにあちこちで会でもあると嬉しいのですが・・・。
一見すると古典の設定のようですが、そこはしっかり新作の世界観。
前の二人が強烈だっただけに、やや会場の反応も・・・でしたが、楽しい噺です。
仲入りをはさんで志ん五師匠。
マクラではよく一緒に釣りに行くというアサダ二世さんとの話。
いやー、この噺も途中までは聞いたことがあったのですが、
東海汽船で釣りに行った際の食堂でのエピソードや、
カワハギそっくりの毒魚のエピソードなど、もうこれもすごい。
なかなか貴重な話を伺いましたよ。ええ。
本題のほうはよく寄席でもかかるポピュラーなものかな。
これはこれで完成されてて面白いですね。
落語のトリは彦いち師匠。
マンタ倶楽部のメンバーで対馬に行った際のエピソードを披露。
これまた彩大師匠にまつわる話が出てくるのですが、
これで株を上げたのが白鳥師匠ではないでしょうか。
あれこれ悩む彩大師匠に親身になって相談に乗り、
元気づけて一緒に落語しりとりまでする始末。
まるで中学生の修学旅行のようですが、そんな話もここならでは。
マクラが少したっぷりで、本題は「舞番号」。
近未来設定でマイナンバー制度がさらに突き詰められていくと…という噺。
もみじ家エリンギって、すごい高座名だよなぁ。
ちょいちょい古典落語ネタを入れてくるのもさすが。
一通り落語が終わって、お待ちかねのスライドショー。
山中湖でのワカサギ釣りの話から、西表島でのエピソードなど盛りだくさん。
私はあまりアウトドアには縁がないのですが、
写真を見て楽しそうな様子を見ると影響されてしまいそうですね。
特にセマルハコガメのエピソードは秀逸。
きく麿師匠の二日酔い姿と全裸写真の衝撃も、もうね。
落語は短めながらもあれこれと楽しい空気に包まれて良い時間を過ごせました。
さ、年内はこれで聞き納めになりそうです。
恐懼謹言。