恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

1/29(日) 池袋演芸場 昼席

2017年01月29日 | 噺とか
久しぶりに池袋の下席にいってきました。
昼夜通しでいるほどでもないし、黒門亭では少し物足りない。
そんなときに手軽に行ける池袋。いいですね。
休日一日演芸漬けにならないほどよさです。
木戸銭も割引があってお手ごろ。

あんこ「初天神」
かゑる「のめる」
天どん「牛の子」
扇 治「割引寄席」
ホームラン
琴 調「徂徠豆腐」
歌武蔵「大工調べ」
―仲入り―
馬るこ「東北の宿」
しん平「漫談(桃太郎侍と水戸黄門)」
ダーク広和
三語楼「うどん屋」

・天どん師匠の「牛の子」、珍しい噺ですが3回目ぐらい。
 1番前の席に陣取っていると、なかなかに破壊力がある。
 このあたりからやっと場が温まってきました。

・琴調先生の「徂徠豆腐」は過去に幾度となく聞いていますが安定ですね。

・歌武蔵師匠の「大工調べ」が今日のベスト。
 あまり歌武蔵師匠の言い立てネタは聞いたことがなかったのですが、
 聞いていて気持ちがいい。棟梁の啖呵を切るあたりの声量もいいですね。
 正月は相撲の漫談しか聞いていなかったもので、なおさら。

・馬るこさん「東北の宿」、有名な話のようですが初めてでした。
 予測できるような展開ではあるもののついつい引き込まれてしまう。
 こういうの好きだなぁ。

・しん平師匠の漫談は、時代劇へのツッコミを中心としたお話。
 これはこれで面白い。

・三語楼師匠「うどん屋」、熱演でした。

終演後、池袋東武で「食の大北海道展」を冷かして帰宅。
ああいうとこではいろいろ買ってしまうなぁ。

恐懼謹言。
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1/26(木) スペース・ゼロ新春寄席Vol.25 春風亭一之輔独演会

2017年01月26日 | 噺とか
独演会に来るのも久しぶり。
新宿のスペース・ゼロはかつてのバイト先のすぐ近く。
ある意味で感慨深いところもありますが。
一之輔師匠の独演会を正楽師匠がゲストで固めるという豪華な布陣。
会場はほぼ満員の入りで、盛況でありました。

きいち「熊の皮」
一之輔「初天神」
正 楽「初天神・クジャク・ニワトリ・稀勢の里・藤娘」
一之輔「五人廻し」

「初天神」は久しぶりに凧のところまで聞きました。
「五人廻し」も技量が試される技だけあって聴きごたえがありました。
寄席ばかり足を運んでいましたが、こういう独演会もいいですね。



恐懼謹言。
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1/22(日) 浅草演芸ホール 昼席

2017年01月22日 | 噺とか
本当は出かけようと思っていたものの、うっかり寝坊して浅草へ。
夜の部の中入りぐらいまでいようとしたものの、体力の限界で昼の部のみ。
一朝師匠の江戸言葉を聞きに行ってきました。

きいち「道具屋」
一 花「たらちね」
朝之助「寄合酒」
天どん「通信簿」
ダーク広和
文 雀「子ほめ」
吉 窓「大安売り」
小 菊
文 蔵「漫談」
正 朝「町内の若い衆」
ストレート松浦
左 龍「初天神」
文 菊「替り目」
正 楽「稀勢の里・日の出・梅に鶯・ふくろう」
木久蔵「勘定板」
文 楽「悋気の火の玉」
─仲入り─
朝 也「手紙無筆」
にゃん子・金魚
柳 朝「猫の皿」
圓太郎「粗忽の釘」
鏡味 仙三郎社中
一 朝「天災」

・文蔵師匠、正月興行も終わったわけですが、漫談で。
 いつもの池袋の葬儀屋でも落語界の話から、近所の銭湯で歌った話まで。
 でも落語が聞きたいなぁ。時間はあるのに。

・圓太郎師匠、ここのところいい感じで笑わせていただいてます。
 独自のくすぐりもありつつ、楽しい噺にまとまってるなぁと。

・一朝師匠の「天災」。気風のいい言葉の響きに噺に引き込まれます。
 さすがだなぁ。

正月興行が終わっても浅草は人が多いですね。
途中から立ち見が出るなど、相変わらずの混雑ぶり。
とはいえビニール袋のガサガサも相変わらず。
いつもの浅草でした。

恐懼謹言。
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1/15(日) 末廣亭 正月二之席(昼夜通し)

2017年01月15日 | 噺とか
末廣亭友の会の入場券の期限が迫っていたこともあり、末廣亭へ。
贔屓の天どん師匠が代演で出ていたり、
はたまた喬太郎師匠や三三師匠もでることもあり、昼夜通しでいってきました。
本来なら夜のトリは人間国宝・小三治師匠なのですが、まぁそれはそれで。
代バネの三三師匠を楽しんできました。
しかし、なんと代演の多い日であることか。

<昼の部>
門 朗「雑排」
市 楽「初天神」
ホンキートンク
歌武蔵「漫談」
彦いち「睨み合い」
鉄 平「小咄集」
小 菊
小団治「ぜんざい公社」
天どん「漫談」
才 賀「カラオケ刑務所」
一風千風
歌る多「片棒」
圓 丈「漫談」
馬 生「不精床」
ひびきわたる
花 緑「漫談」
馬 風「漫談」
─仲入り─
松づくし(歌る多・美るく)
圓太郎「浮世床」
川 柳「いつもの」
種 平「忘れ物承り所」
文 楽「漫談」
世津子
市 馬「七段目」

<夜の部>
寿 伴「道灌」
馬るこ「時そば」
にゃん子・金魚
三之助「替り目」
左 橋「稽古屋」
しん平「漫談+狛犬」
ペ ー
喬太郎「綿医者」
雲 助「子ほめ」
松旭斉美智・美登
小燕枝「長短」
小満ん「宮戸川」
─仲入り─
寿獅子 太神楽社中
小袁治「生兵法」
一 朝「壺算」
小さん「短命」
正 楽「凧揚げ・七福神・招き猫・日本橋」
三 三「文違い」

・やはりまだまだ正月なのか、時間の都合なのか漫談で濁すことが多い。
 落ち着くまではもう少しかかるのかな。

・文楽師匠の漫談はあまり聞いたことがない。
 初席仕様なのかな。

・市馬師匠の七段目はこないだ聞いたばかり。
 くすぐりは変えてますが。んー。

・今度、真打昇進が決まっている馬るこさん。
 時そばはかなり独自色が入っていて笑いを誘っていました。面白いなぁ。

・松旭斉美智・美登の手品。
 指名されて腕時計を渡し、「パン時計」をやってもらいました。
 いやー、あれは驚く。
 もらった食パン、どうしましょ。

・喬太郎師匠の「綿医者」。
 いやー古典なんですね。「怒ってますか?」と言われますがそんなことない。
 老若男女楽しませてくれる。さすがです。

・三三師匠は「文違い」でした。
 途中、細かい言い間違いがありましたかね。
 でもよかった。楽しませてもらいました。

久々、昼から夜の通しで聞いてしまいました。
明日からまた仕事。がんばらねば。



恐懼謹言。
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1/3(火) 国立演芸場 新春国立名人会

2017年01月03日 | 噺とか
昨日の東洋館初席はある意味で突発的な思いつき。
本来ならこれを寄席始めにしようと思っていたわけでした。
国立演芸場なので、協会の別なく楽しめます。
普段の寄席ではお目にかからない方も。

出演者と演目は画像を参照してくださいませ。

・彦いち師匠、最近この噺によく当たる。
面白いので嫌いではないのだがなぁ。
・鶴光師匠、芸協の芝居にはちょいちょい出てるようですが初見。
・二楽師匠、2日連続でお会いしました。いやー、痩せたなぁ。

恐懼謹言。
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1/2(月祝) 東洋館 1月初席(のち浅草演芸ホール)

2017年01月02日 | 噺とか
2017年、平成29年の正月初席です。
豪華なメンバーなのですが、持ち時間が少ないため、
きちんとした噺は聞けないだろうと敬遠してきたわけですが、
百聞は一見に如かず。いってきました。
浅草がいいかなと思ったのですが、テレビ東京の中継が入るということで、
大混雑が予想され、演芸ホール上にある、普段は漫才などの色物中心の東洋館へ。
5日までは落語協会の顔見世興行が行われています。
メンバー的には遜色ありません。
ただ、持ち時間が少ないため、ほとんどの演者は漫談で濁す程度。
以下、演目がないものはそのようにお考えを。

【一部】
おさん
究 斗「だっぺおじさん」
つくし
鬼 丸
とんぼ・まさみ
志ん丸
百 栄
菊志ん
二 楽「初夢」
萬 窓
玉の輔
時 蔵「目薬」
ふるさとコンビ
たけ平
うん平
一 九「寄合酒」
丸山おさむ
正 雀「開帳の雪隠」
春 輔「大名の噂話」
川 柳
マギー隆司
文 蔵
彦いち
圓 丈
小 菊
木久扇

【二部】
我太楼
歌之介「お父さんのハンディ」
三 平
ロケット団
市 馬「山号寺号」
木久蔵「勘定板」
小 朝
正 楽「登り龍・ニワトリ・ピコ太郎」
一之輔「初天神」
燕 路「出来心」
小円歌
権太楼「つる」

【三部】
歌 奴「浮世床」
馬 石「反対俥」
ホンキートンク
ひな太郎
歌 司「小言念仏」
たい平
ダーク広和
正 蔵「新聞記事」
天どん「手足」
はん治「ぼやき酒屋」
あずみ
喬太郎「午後の保健室」

三部になるとけっこう噺をかけてくるんですが、前半はねぇ。
笑点メンバーはじめ、テレビなどに露出する人も出演するので、客席は色めき立つ。
浅草という場所柄、盛り上がるわけですが、その全員がほぼ漫談。
時間の制約もあるだろうから仕方ないとはいえ・・・これが浅草の初席ですね。
林家正蔵師匠のすぐ後に出た、天どん師匠のつぶやきが面白かった。
きちんと話を聞きたきゃ黒門亭か二之席に行けって話ですね。

終演後、浅草演芸ホールにも顔を出してみました。
なんせ、この時期は行き来が自由というわけで。

【浅草演芸ホール 18時~】
金 八
小 猫
小三治「小言念仏」
禽太夫
正 楽「ニワトリ(初日の出に鳴く図)」
菊之丞

人間国宝、小三治師匠を見てきました。
本日二度目の「小言念仏」・・・。聞き比べですね。

とにもかくにも、
お正月気分ってこんな感じなんだなぁと感じた一日。

恐懼謹言。
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