恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

今年も夏の終わりに想う

2007年08月31日 | 所感とか
夏休みが終わってしまう。
そんな焦燥感に駆られるのは昔も今も変わりありません。
あー、また学校が始まってしまうという変な焦りも同じ。
まぁこれは私だけで、そうでなくて勤めてる人も同じだとは思うのですがね。
折りしも夏が終わるという暦に合わせたかのように風も急に涼しさを増し、
複雑な想いを抜きにしたこの切なさって何なんでしょうね。
夏の暑い盛りにはさんざん文句を垂れていながら、やっぱり夏が好きなのかも。
単に夏休みが休める(実質は休みじゃないんですが)とか、
また9月になったら学校に行かなきゃ行けないという思いだけではなく、です。

いつもこの夏の終わりになると後悔ばかりが残ってる気がします。
もっとなんかできたんじゃないかなぁとか、本当に満足いく夏だったのか、とか。
ま、毎年満足しない夏だからこそ、次の夏こそは楽しんでやろうと思うんでしょうが。
そんな思いを抱きつつ、明日からいよいよまた慌しい生活が始まります。

恐懼謹言。
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東京湾の無人島・猿島へ

2007年08月30日 | 日記とか
夏休みも残りわずか、このまま夏が終わるのも寂しいので、
この日が休日だった職場の若手同僚と計3名で出かけてきました。
朝のスタートが10時半ということでゆっくりだったので、
出かけるといっても遠出をすることもできないので、
関東近郊でなんかないかなぁと言うことで思いついたのが、
東京湾に唯一浮かぶ無人島である猿島です。
海水浴場やバーベキュー場として一部では有名なのですが、
もとをただせば戦前に海軍の防衛施設として使用されていた島で、
現在は無人島となっているわけです。
そして、島であるということから特に開発されることもなく、
戦時中に使用されていた砲台跡などがいい感じで残っていると。
これを聞いて私は一度はいっておきたいなぁと思っていたのでした。

こういう歴史的な遺跡だとかそういうところが好きなもんで、
残りの2人にはいい迷惑だったかもしれませんが、
やはり名目だけでも「無人島に行く」ということでテンションは上がるわけです。
第三京浜から横浜横須賀道路を経由して横須賀まで行き、
昼には名物の海軍カレーを食べて腹ごしらえ。
三笠公園の脇にある船着場から1時間に1本の割合で猿島へは船が出ています。
船に乗っている時間もわずか10分少々ということであっという間。

上陸してみるとやはり海水浴やらバーベキューで多くの人でにぎわっていました。
いわれなきゃここが無人島だってわからないぐらいのもんです。
しかし、そこから奥のほうへ続く道のほうへ踏み入れていくと、
海外沿いの喧騒が嘘のように静まり返り、鬱蒼とした木々の中へと入っていきます。
するとすぐにレンガによって作られた建造物が目に入ります。



往時には弾薬庫やら兵舎として使用されていたという説明文があり、
そんな鬱蒼とした薄暗い道を進んでいくというのも趣のあるものです。
砲台跡などもそこらじゅうにあり、本当にここが要塞島だったんだなぁと感じます。
他の2人は果たして興味があったのだかどうかわかりませんが、
たっぷり無人島を堪能させていただきました。
興味おありの方、ぜひ訪れてみることをお奨めします。

その後は久里浜からフェリーに乗り、房総半島へ上陸。
何をするでもなく延々と車を流し、イクスピアリで食事して帰ってきました。
帰宅した時間は日付が変わっていましたが、
夏の締めくくりとして面白おかしい1日をすごさせてもらいました。
さ、いよいよ明後日からは仕事かぁ。

恐懼謹言。
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こっちにもスポットを

2007年08月28日 | 日記とか
同僚と2人で我が校のサッカー部の試合を見に行きました。
普段のレギュラーチームは全国レベルで戦うような高レベルなチームなのですが、
今日の試合はそこまで力を入れていない大会の試合なんだそうで、
出場した選手は普段ベンチにいる選手が中心でした。

というか、出場する選手がそういう選手たちだったので敢えて見に行ったんですね。
1年生なんかの新人が多く出場する半面で、3年生でもレギュラーには及ばず、
大きな大会などの試合ではなかなかお目にかかれない選手が出ており、
そういう選手たちが試合の中で活躍する姿はなかなか貴重なものです。
練習で一生懸命頑張っているところは見えても、
対外試合でゴールを決めたり、なんていうのはちょっと意味が違う気がしますからね。

もちろん技術的にはレギュラーチームよりは劣るものの、
この選手レギュラーじゃないけどこんなに足が速かったんだ、とか、
思ってたよりもいい動きするんだなぁというのを見れたのはよかったなぁと。
みんなが応援にくるような大きな大会では出場機会がないので、
活躍する姿も見れないわけですからね。
ちなみに今日の我が校側の観客は私と同僚の計2人だけでした。
こういうときじゃないとわからないってこともあるもんですね。
試合は負けてしまいましたが、いい物を見せてもらった一日でした。

恐懼謹言。
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真夏の日直業務

2007年08月27日 | 恐懼とか
昨日は日付が変わるぐらいまで散々飲ませていただきましたが、
今日は今日とて日直業務があるので出勤いたします。
夏休み中、だいたいどの教員も1日日直ということで、
学校にいて事務仕事等々をこなすことになっているのです。
たいてい長期休業中はほとんどの教員が部活で出払っていたり、
休業していたりするのでガランとした職員室で黙々と仕事をするのですが、
今日は夏期講習期間ということもあって職員室内にも人がおり、
私が何をするでもなく、楽に一日が過ぎていきました。

しかしまぁ、一日中冷房の入った室内で仕事をしていましたが、
その1日のほとんどを座って仕事しているってのも体にはよくないですね。
普段は授業をしていたり、休みの日であれば部活で体を動かしているわけですが、
どうも座りっぱなしの時間が長いというのはねぇ。
ただでさえおなかのぶよぶよが気になっている昨今、
なにも体を動かさないでいるという時間は作りたくないのですが。
ま、これもお仕事。今日はその分、お酒を節制すればいいか。
といってもそんな決心はビールの泡のように簡単に消えてしまうんですが…

恐懼謹言。
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恐懼に堪えない宴席

2007年08月26日 | 恐懼とか
先日の野球の全国大会での勝利を祝し、
今年も保護者の方々主催で祝勝会を開いていただきました。
今年はほとんど名ばかりでお手伝い程度にしか参加はしていないのに、
苦労して勝った監督と選手とともに労をねぎらわれるのもいささか恐懼に堪えず。

ただ、この日は本業であるテニス部の指導もあったので、
その後での参加になってしまいました。
ただ、こういうときは遅れてきたからといって他の人間に比べて損しちゃいけない、
という貧乏癖が働いてしまい、散々飲み食いさせていただきました。
これがまた保護者の方々主催なので飲み代までもっていただいてしまっているのも、
ますます恐懼に堪えません。
今年最初から顧問として赴任していたのであればいいんですがね。

居心地がいいんだか悪いんだか。
やたらと感謝されても「いえいえそれほどでも」という謙遜の繰り返し。
いや、謙遜ではなく、それが真実なんですが。
ま、酒が入ってしまえば後は野となれ山となれ。
勝利の美酒に酔わせていただきました。

恐懼謹言。
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「装うもの」を新たに

2007年08月25日 | 日記とか
前々から買おうとは思っていたのです、スーツ。
今のところ2着のスーツを所有してはいるのですが、
そのうちの1着は大学の入学に合わせて買ったもの。
そしてもう1着は今の職場に就職が決まるときに買った2パンツスーツ。

大学入学のときに買ったものは、せっかくのものだからということで、
それなりにいいもの(といってもたかが知れてますが)を買ったので、
今に至るまでそこまで激しく痛んではいないのですが、
もう1着のほうは安いチェーン店で買い叩いたもので、
2パンツながらも股の部分は破けるわ、生地はテカるわで、
それはそれは悲しいことになってしまっていました。

普段の仕事は子供相手で、動き回ることが多い仕事なのですが、
時に営業で外部に出向き、逆に外から来るお客さん・保護者がいるわけで、
そういう人が来たときにあまりにもボロいものを着ているのもいかがなものかなぁ、
という気持ちもありました。
やはり人は見かけに訴える部分が大きいですからね。
スーツは消耗品とはよく言ったもので、1年やそこらで着潰せてしまうものなのかも。
そう思えば毎日身につけるもの、多少の出費はやむを得ません。

というわけで、仕事の帰りがけに店に行って置き換え用に2着新調してきました。
2学期にはいるのと同時にデビューさせようと思っていますが、
着るものも変わるときっと気持ちも良いほうに変わるはず。
新しいものやいいものを着ていると自然と背筋が伸びるように。
そう考えるとちょっと2学期の始まりも楽しみだったりします。

恐懼謹言。
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登校日、久々の教壇の上

2007年08月24日 | 日記とか
我が校では2学期の始まる1週間前に全校登校日がありまして、
そこで夏休みの生活の中で乱れがないかとか、あと1週間で生活リズム直せよ、
なんて指導をするわけです。

しかしまぁ、移動教室を含めても教壇に立ってみんなの前で話すのが久々だったわけで、
珍しく緊張してしまいました。
去年の夏休み明けに授業に立ったときも変な緊張をしたのを覚えていますが、
ホームルームでも同じような感覚になるもんだな。

とはいえ、移動教室の3泊4日を終えた後で初めて全員に会いましたが、
やっぱりちょっと成長したんじゃないかなぁと思ってしまいました。
どこが?って具体的なところはよくわかりませんが、そこは「なんとなく」。
わずか数ヶ月でも人って変わるんだと思います。
それを一番身近に感じられるのはこの上なく幸せなことかもしれません。

恐懼謹言。
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昼飯を選べる小さな幸せ

2007年08月23日 | 日記とか
昨日で無謀な講習も終わり、とりあえず今日は自由出勤。
入試問題の作成やら何やらでやることはたくさんあるのですが、
睡眠時間も大切、ということで朝はゆっくりさせてもらいました。

お昼前にのそのそと家を出て神保町で途中下車。
12時前のランチタイムラッシュの時間にしっかりと狙いを定め、
神保町B級グルメを堪能すべく、歩を進めていきます。

狙いとしては「天ぷらいもや」で定食を食べる気満々でいたのですが、
どういうわけか「8月下旬まで休業いたします」の張り紙。
あーあ、と思ってもう一軒の「天ぷらいもや」に行こうかなぁとも思ったのですが、
もう一軒のほうは微妙に味が違っていたりするので、
本日は狙いを変更して人生劇場わきにある「天丼いもや」にしました。

ここは大学の授業前によくお世話になったところで、
「いもや」系列の店にしては珍しく御主人の愛想がよく、
気持ちよく天丼がいただけるのです。
次点とはいえこの店にこれただけでもよかった。
働いてると昼飯もいつも決まったところになりがちですから、
こうして昼をどこで食べようかと選べるのも幸せなものです。

神保町「天丼いもや」は今日も同じクオリティを提供し続けていました。

恐懼謹言。
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続・無謀な日本史講座

2007年08月22日 | 日記とか
昨日の続き。
鎌倉時代から現代史まで一気に一時間で終わらせなきゃならないという、
自分で企画しときながらあまりにもむちゃくちゃな企画はものの見事にこけ、
結局、太平洋戦争が終わるところまでしか出来ませんでしたよ。

いや、これでもかなーり強引なのはよくお分かりの通りで、
完全に年表を追いながら簡単に補足、穴埋めをして次へという流れの繰り返し。
これだったら企業が以前に出した一般常識レベルの問題でもやったほうがいいのかな。
とはいえ、社会的な分野で一般的な知識のない人ばっかりという背景もあり。
こういうときこそ教える力の真価が問われるんですねぇ。

恐懼謹言。
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愚痴を言う前にまずやってみること

2007年08月20日 | 所感とか
大学時代の群馬の友人が久々に東京に来るというので、
都合のついた数人を誘って大学のお膝元、御茶ノ水で飲んできました。
4人中3人は無事に社会人として2年目に漕ぎ出しており、
話の内容としてはだいたいが近況報告的なものでした。
みんなそれぞれの分野で苦労してるんだなぁと。
それに加えて将来的に自分がどうなっていきたいのかという、
人生設計のようなものが時折出てきたりするので、
高校のときの飲み会同様、そういうことを考える歳になったんだなぁと痛感します。

ただ一人就職をしておらず、資格取得の勉強をしている人物が1名いましたが、
彼も彼で相変わらず学歴社会に対する不満と自虐を話すのみ。
これ、大学時代から延々と話し続けているネタで、
「どうせ俺たちのレベルの大学じゃどうにもならない。」
「結局社会で上に行くのは最低でも早稲田慶応レベルからだ。」
なんてことを延々話して自己否定に入るわけです。
いや、会社入って実際に働いてみたらそれってそこまで関係ないぞと諭しても、
「一般企業に勤めてる人ならともかく、教員にいわれたくない」
と一蹴される始末。
まぁそりゃそうかもしれんが、働いたことない人に言われたくないような…。

理想があることはとても大事なことだと思います。
ただ、現実がこうである以上、つまり大学を出てしまった以上、
それをしっかり現実として受け入れて、そこからどうするかを考えるべきで、
そうでもなきゃもう一度大学受験からやり直すべきなんです。
それがダメなら少しでも個人としての評価を高めるため、
資格やら何やらを取得していくってことをすればいい。
その点で、彼が資格の取得を目指して勉強しているのはいいことだと思います。

悲観的になって愚痴ばかりこぼしている人物には、哀れみの感情しか向けられません。
現状を受け止め、そこから何をするか。それが大事なんじゃないかなと。
愚痴を言うのは勝手ですが、今一生懸命働いている我々に対して、
自分がやってもいないのに非難を浴びせるのは甚だお門違いです。

恐懼謹言。
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