恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

5/21(日)若手応援町屋寄席「古今亭始 独演会」

2017年05月22日 | 噺とか
入間市で開催されている地域寄席です。
こちらに足を運ぶのは昨年10月に行われた天どん師匠の会以来。
地元色が強い中で、なんとなくふらっと足を運んだ私はやはりアウェー。
と、いいつつもしっかり3席楽しませていただきました

演目は、「近日息子」「片棒」「お見立て」の3本でした。
仲入り前に2席を演じて、文字通りの熱演でした。
おりしも外気温は30度を超える真夏日だったのとは関係なく、の熱演で。
仲入りで着物をかえて、もう1席。
お寺での落語会なので、いずれもテーマは「お弔い」。
あー、言われてはじめて気づいたなーと。
こういう趣向、いいですよね。

師匠である志ん輔師匠の語りとか所作が似てるなーと。当たり前といえば当たり前ですが。
枕で話していた、かつて介護関係の仕事から転身して噺家になった話など、
ほぼ同年代の私からするといろいろ考えさせられるところもあります。
二つ目さんなんですが、とても安心して聞けました。

2日続けて二つ目さんの会を聞きに来ましたが、これはこれでいいですね。

蛇足ながら、所感。
観客で、サゲの前でフライング気味に拍手を送るのはどうかと思う。
自分は落語通だぞーというアピールなんですかね。
必要以上の笑い声とともに、こういうのって場の空気を壊すなぁ。

恐懼謹言。
コメント
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