恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

保護者会はじめて物語

2007年04月21日 | 恐懼とか
教員の業務として最も気が重いのはおそらくこの保護者会でしょう。
生徒だけではなくその保護者と接するというのは必ず付きまとうことですが、
今年は担任ということもあって全体会の後で、教室に戻り、
それぞれの保護者と「懇談」という名目であれこれせねばなりません。

もちろん高校生の保護者ですからすべて年上の方々。
下手したら自分の親と同じぐらいの年齢なんじゃないかと思うような人も。
自分がどういう風に見られているのか、なんとなく想像はつきます。
もし私が保護者だったら自分の年齢の半分ぐらいの若造に、
娘を任せるのは心配だろうなぁと思うわけで。
初々しさという面ではアピールすることが出来ても、
安定という面からでは圧倒的に不利ですから。
クラスで色々と話をして協力を訴えるも、終始こちらを伺うような表情でした。

しかしまぁ人前で話すのにこんなに緊張したのは初めてでした。
思うように呼吸が出来ずに声が詰まってしまったりしましたから。おかしなもんだ。
正直にそういう時は「はじめてなもんで緊張してるんです(汗」と言ったら、
それなりに和やかなムードを作ることは出来ましたが、冷や汗タラタラでした。
会計報告書の細かいところを突っ込まれてタジタジになったりとか、
初めての保護者会運営はボロボロで幕を閉じることになりました。
そんなに細かいところに突っ込んで若造君をいじめなくてもなぁ、などと思いつつ。

ちなみに、一つ気になったのは、私が話をしている間、
携帯電話を机の上に置きっぱなしで、ちょくちょくメールしていたお父さんがいたこと。
舐められるにもほどがありますな。

恐懼謹言。
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