「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

手が抜けない理由

2022年11月08日 | オーディオ談義

久しぶりに県外からのお客様を迎えて試聴会(11月1日)を行うと内外ともに刺激があって活況を呈してくる。

まず、外からでは「I」さん(東海地方)から次のようなメールが届いた。

「Sさんをお迎えしての試聴会、大変面白かったです。最初期のAXIOM80の試聴が無かったのですが、私の見落としでしょうか?あるいは何かトラブルでも?」

そこで、次のように返信。

「いやあ、ご慧眼恐れ入ります。よく気が付かれましたね! 当日は7系統のSPのうち6系統を聴いていただいて、残る「AXIOM80(最初期版)だけあえて外しましたが、理由はお客さまも同じく所有されているので、聴きなれない他のSPを優先したせいでした。しかし、今となっては箱が違うので当然音も変わるはず、聴いてもらえば良かったと臍(ほぞ)を噛んでいます。」

しかし、こういう細かいことに気が付かれる読者がいらっしゃるので(このブログの)「手が抜けない」理由のひとつですね(笑)。

さて、次は内なる変化を述べてみよう。

当日のこと「AXIOM80」の復刻版を聴いて異口同音に「素晴らしいヴァイオリンの音色ですが、これに低音域が付いてくると鬼に金棒なんですが・・」と叫んだのだが、記憶が鮮明なうちにと翌日になってチャレンジしてみた。



AXIOM80単体で低音域を充実させるのは無理なので他のユニットをサブウアーファーにしようという算段。

そこで「ニューゴールデン8」(口径20cm:英国リチャードアレン)をあてがってみた。

AXIOM80のスピードについていけるSPユニット(コーン型)はこの世ではまず見当たらないが、口径20cmのユニットなら比較的マシだろう。

ムンドルフ(ドイツ)の無抵抗コイル「8.4mh(ミリヘンリー)+6.8mh」を使い、100ヘルツ以下でローカット(-6db/oct)してみた。



駆動するアンプはサブウーファー用が「6AR6(6098)シングル(三極管接続)、そしてAXIOM80(復刻版)にはできるでけ豊かな肉感を持たせるために「71Aプッシュプル」(画像右)をあてがってみた。



ワクワクドキドキしながら音出ししてみると、「お~、なかなかいけるじゃないか!」(笑)。

オーケストラの本格的な弦のユニゾンを聴こうと思ったら、ウェストミンスター級のバックロードホーンの箱じゃないと無理だと思うが、その辺を割り切ってしまえばかなりの音楽ソースに対応できそう。

これで、しばらく「日々これ好日」の秋を楽しませてもらうとしよう。

もうオーディオ三昧の毎日が楽しくて楽しくてたまらん~(笑)。


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