ようやく「山の頂に近づけたかな」と自惚れるほどの、(このところ)絶好調のオーディオ。
その立役者はこの「3本柱」。
左側は自作の薄板(1.5cm)の箱に容れた「TRIAXIOM」(グッドマン)で、口径30cmの極薄のコーン紙による同軸3ウェイユニットで「ハーモニー」を楽しむ。正しい「音像定位」は美しいハーモニーの源である。
また、これまで「茶色系のコーン紙」で失望したことが一度もないことも特記すべきこと。
右側はこれまた自作の薄板(1.2cm)の二つの箱に容れたグッドマンのコンビ「AXIOM80」(フルレンジ)と「AXIOM150マークⅡ」(低音専用)で「緻密で繊細な再生」を楽しむ。
そして奥にある「ウェストミンスター+ツィーター」(ユニットはともにワーフェデール)のコンビで深々とした低音域のもとにスケール感豊かな音楽再生を楽しむ。
この3本柱でもう「鬼に金棒だね」と悦に入っていたところ、そのうち「何か忘れちゃいませんか」と脳裡の片隅で秘かにささやく奴がいる(笑)。
そうなんです、ときどき無性に「シンバル」の響きを堪能したくなるんですよねえ。
ジャズはめったに聴かないので、これら3本柱とは無縁の存在だが、一つぐらいは「ジャズ向き」のシステムも用意しておこうか・・。
というわけで、思い立ったが吉日とばかりグッドマン指定の4cmもある板厚のエンクロージャーにJBLのユニットを組み込んでみた。
力に任せて動かした方がいい傾向にあるアメリカ系のユニットはイギリス系と違って逆に「板厚」が厚い箱の方がいいみたい。
使ったユニットは「D123」(口径30cm)で、これをフルレンジで鳴らす、そして高音域(6000ヘルツ~)を補足するために「075」(ツィーター)の出番である。
超重量級の「ステンレス削り出しホーン」に組み込まれた「075」はシンバルの再生にうってつけで、生の音は別にしておそらく世界中でこれに勝るシンバルの音は聴けないのではないかと勝手に自惚れるほど。
下世話だがこのホーンのお値段は「AXIOM80」(オリジナル)並みだった・・。
で、実際に聴いてみるとシンバルはもちろんだがクラシックでもなかなか「いい線」を行っているじゃないか・・(笑)。
以下、続く。
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