「まえがき より
本書に掲載した仕事には、もはや、見ることもできない山仕事もあれば、見事に再興を果たした山仕事もある。少しでも多くの人に山仕事の世界を垣間見ていただき、心のどこかに留め置いていただければ、また、山で仕事を重ねる人のわずかな励みにでもなれば、幸いである。」
「■内容
ゼンマイ折り 星 兵市・ミヨ夫妻(新潟県旧湯之谷村)、黒田信一・晶子夫妻(福島県南会津郡)
月山筍採り 渡辺幸任(山形県鶴岡市)
炭焼き 佐藤光夫(宮城県七ヶ宿町)
馬搬 岩間 敬(岩手県遠野市)
山椒魚漁 星 寛(福島県檜枝岐村)、平野敬敏(福島県檜枝岐村)
大山独楽作り 金子貞雄(神奈川県伊勢原市)
立山かんじき作り 佐伯英之 (富山県立山町)
手橇遣い 大矢義広(岐阜県高山市)
漆掻き 岡本嘉明(京都府福知山市)
木馬曳き 橋本岩松(徳島県美波町)
阿波ばん茶づくり 清水克洋(徳島県那賀町)」
科学技術の進歩により便利な生活がもたらされるとされているが・・、ブラックボックスに囲まれたバーチャルでフェイクな世界は、リアル感が乏しくなり、危うさを感じて・・、それに比べると、逞しく生きる(生きた)人達だなぁ・・。
(21/10/17画像借りました。)