今朝は、室温が5℃余り下がり12~3℃・・、短いだろう秋本番に一気に突入という感じです。
女郎蜘蛛が至る所で目に付く様になり、丸く肥えた♀も増えてきました。
畑を歩いていると、網に掛かった丸亀虫を食べている成熟した♀の女郎蜘蛛がいました。
近寄って見ると、そこに小さい♂が近寄って来ていました。
Wikiによれば「交接の80%以上は雌の最終脱皮をしている間に行われ、それ以外では雌の摂食時に行われる。これらの時期は、雌の攻撃性が弱くなっているため、雄も安全に交接を行える。」との事です。
ところが、その小さい♂は♀の身体に接触したと思った途端に逃げ出しました。
何と、先客がいて、追い返したようです。
その先客が♀のお腹に乗っている所が撮れていました。
(21/10/14撮影)
2匹の♂の体格は同じくらいでしたが、この網にはもう1匹大き目の♂が少し離れた所にいたけど・・。
翌日見に行ったら、大き目の♂が♀のそばにいて、他の♂は少し離れた所にいました。
再びWikiによれば「複数の雄と交接した雌では、その卵塊の80%が最初に交接した雄の精子で受精したものであることがわかっており、雌が成体になる最終脱皮を交接の機会とすることはその意味でも有効である。」との事。
翌々日、この日も網に掛かった虫を食べていました。
♂の姿は1匹、先日の大き目の子だと思うけど、足を半数失ってそばにいました(画像では右上)。
恐らく、♀に攻撃されたと思うが・・、命を失わない限り幾度も交接を求めるのだろうか・・。
(21/10/16撮影)
女郎蜘蛛の世界の男女関係も、色々・・。
食欲の秋で十分な栄養を摂ることが出来た♀は・・、卵に命を託し、一生を終える・・。