

私は赤井川村での運用後、道道の1022号線で仁木町に入り銀山を経由して外輪山の中の一本道を西方向に走り大江と言う場所で国道5号線(羊蹄国道)をに入り稲穂トンネルを抜けて共和町に入る。共和町の「道の駅 いわない」辺りから229号線に入り泊原発を見る為に泊村へ上段1枚目の写真が泊原発入口の海水浴場、右手の奥の岬が雷電岬で有る。そして引き返す形で共和町~蘭越町~寿都町に入り2枚目の写真の道の駅「みなとま^れ寿都」で休憩し其の後3枚目の弁慶の像が有る弁慶崎で写真を撮った後、島牧村を通過してせたな町の町筋で230号線に入り今金町の東の端に有るピリカダム湖へ向かった。
この時の旅行で島牧村は是非運用したい場所で有ったし其の為に此のコースを選択したのだが天候の不良で行程が遅れてしまい。お盆前の8月11日までに徳島に帰らねば成らなかったので「道の駅よってけ島牧」に立寄り島牧村か今金町で運用するか随分迷ったが?此の時は最終的に今金町を選択した。その時の残念な思いも有り翌年の2010年の移動では島牧村、共和町、泊村、そして積丹町の隣の古平町を運用した。
上段4枚目から下段2枚目までは せたな町に入るまでの日本海側の海岸線に有る景色を撮った物、順番に「藻岩の滝」、「ゴジラ岩」、「窓岩」、「瀬棚の三本杉岩」である。
ピリカダムに思った寄りも早く到着したので北方向の奥手の奥美利河温泉に向かう事にして細い道をドンドン進むと可也奥に下段の4~5枚目の写真の温泉が有った。4枚目が本館、5枚目の写真の手前の建物が温泉の建物である。入浴料金を払う為に上の建物に入ると驚いた。凄い美人の若い女性が受付をしていた。男ってつくづく「馬鹿だな~」と思う。幾ら頑張っても どうなる事も無いのだが?つい嬉しく成ってしまう。正直、こんな山奥に場違いな美人が居るとは以外な展開、道内で見た女性の中では一番の美人で有った。
料金を支払い下の温泉場に行くと二人だけ先客が居て一人は同年輩、もう一人は大学生風の若い人で同年輩の人は離れた所に居たので若い人と露天風呂に浸かりながら話が始まった。彼は東京から来た大学生で夏休みを利用してオートバイで道内を2週間位で回っているとの事、今回の北海道旅行は天気が悪くオートバイでの移動は大変だった事を話していた。天気の良い日は颯爽と追越して行くので「カッコ良いな~」と思っていたが其々に泣き所が有る事を知った。
この露天風呂は湯度が高く無く30分以上、世間話をしていても、湯でのぼせる事なく露天風呂に浸かりながら話を続ける事が出来た。最後に受付の娘さんの話に成り盛り上がったが彼も驚いた様であった。同世代の人が何時の間にか近づいて嬉しそうな顔していたので心の中で『御主も一緒で御座るか?』と思っていたが大学生の彼が脱衣所で『確かでは無いですが、あの小父さんは上の建物のマスターで彼女のお父さんらしですよ、お風呂に入っていたのは湯加減と露天風呂の汚れの確認を行なって居るらしい』と教えてくれた。
同類項と思って居たが「こりゃ失礼しました!」である。彼と別れ際に「良い旅を」と言うと「小父さんも御元気で良い旅を」の後「僕は来年もまた来ます。」と笑いながら言ったので『頑張!』と言ったらフル・フェイスのヘルメットを被って左手を上げて心地よい爆音を響かせながら坂を駆け下って行った。此れは一寸した映画のラストシーンの様な光景で有った。
其の後、私も山を下り、ピリカダム湖の駐車場でアンテナを設営し7MHzで18:05~翌日の01:33JSTと早朝の06:14~09:14JST間 運用し其の後の21MHzで09:23~13:54JST間、運用し合計348交信し 其の中で21MHzの交信は132局で有った。此の日は昼間のハイ・バンドのコンデイションに恵まれ余り出ていない今金町で2MHz帯で数字が残せたが、この段階で此の町は私にとっては未だ未交信の町で有った。