今週の2月20日はアルバイトが有ったので半日は運用が出来なかったが其れ以外は時間の許す限り無線機のお守をしながら新しいプチ・アワードの対象地区を捜し求めたが今週は実績が上がらず不発に終わっていた。
今日は各地での移動運用が期待できる土曜日、朝5時頃に起き出し早速に受信状態に入った。しかし国内のパスは開けておらず7MHzのCWの周波数に下がるとパイルが有ったので注意深くよく聞くと2KHzぐらい下で9U4Uと打っているではないか?此れはアフリカのBurundiからの信号、直ちにアンテナを西に振り駄目元で呼ぶ事に相手はスプリット・F・オペレーションでJAを捌いていたのでUPで2回程呼んだらコール・バックが有り「うそ~」と驚いたが間違い無く当局のコール・サインを打っている一瞬の躊躇が有ったがRSリポートを送ったら「TU」と帰って来て交信が成立した。
この国とは1982年7月5日に1stQSOに成功したがカードが焦げ付き入手する事は出来なかった。其の後、この国は長い内戦状態に成り長くアマチュア無線の信号が聞える事は無く、次の交信は2001年12月まで実に19年間、交信する事は出来ずにアフリカ完了の最後の国と成った。其の様な経緯が有り私にとっては思い入れの有る国、今回は余りにも簡単に交信出来て些か拍子抜けした。たかがアマチュア無線だが全ての海外と交信する為には設備や電波伝搬状も当然関係するが、相手国の政治体制や政情状態も関係する事をこの時に始めて知った。
やがて早朝の海外とのバンド・コンディションが下がると国内が聞え始めたが6~7時の時間帯は予想外の展開で この時間帯では移動運用局のQRVが無く、前半戦はクラスターにも余り書き込みが無い状態が続き09:30JSTを回った頃から移動局が出始めて7MHzバンドも賑やかに成り始め 奈良県の川上村、新潟県の関川村、静岡県の川根本町、香川県の琴平町、岡山県の奈義町、岐阜県の東白川村など比較的QRVの無い所からの信号が聞え始めた。
そして本日の最大目玉の東京都大島支庁新島村からJI5RPT/1 小柳さんがCWで出てくると猛烈なパイルと成ったが抜群のオペレーションで小気味良く捌いていた。私も交信出来て1週間振りの新しいプチ・対象地区をゲットした。其の後14MHzにQSYしたが信号が弱くQSO に至らなかったが其の後18MHzに現れ交信にこぎ付けたがHiバンドは総じてノイズ・レベルが高く信号の判読に苦労した。