黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 北海道旅行で家内の一番の悔い

2019年07月29日 | 旅行

        


 行きの新日本海フェリーの「すいせん」は定刻20:30に苫小牧東港に入港した。家内との二人旅なら下船したら最初の観光地と成る旭川市まで移動し到着時間が遅くなったら24Hの健康ランドかモーテルにでも泊まる事も出来るのだが、三人旅ではそうも行かずに苫小牧駅近くのビジネス・ホテルに一泊する事に成った。


 新日本海フェリー便に関しては殆ど注文を付ける事は無いのだが一般旅行客としては此の到着時間は一寸中途半端の時間帯で観光ホテルや旅館のチェックイン時間には遅過ぎて不便である。過去の一人旅の場合は昼間の船の中で確り昼寝をして下船したら夜を徹して走って稚内方面や摩周湖方面まで進む事が出来たのだが同行者が居ると、其れも出来ずに勿体無いが苫小牧市内で一泊する事と成る。当然に夕食、朝食は付いて居ない素泊まりなので明けた翌日の朝食は外食と成る。苫小牧市内にはインターネットで人気があるマルトマ食堂に行く事にして居たので07時前にホテルを出て漁港の方へと向かった。此処には2009年の旅行時に苫小牧市の村瀬さん(JF8CDF)に「昼御飯には一寸早過ぎますが食べに行きましょう」と案内して戴き御馳走に成った事があった。其の時も可也の待ち時間があった事と美味しかった事を確り憶えて居て今回訪れる事を楽しみにして居た。


 私達が到着すると既に3~4人の人が外で待って居る状態、私達が並んで20~30分したら其の列は30人位に膨れ上がり待ち切れずに諦めていく人達も沢山居た。私達も40分程して漸く座席に着く事が出来た。私達の前には4人程の人しか居なかったので食堂から5人くらいのお客さんが出て来た段階で中から呼ばれると思って居たが食事が終わったお客さんが10人程店から出て来ても一向に呼び込まれない状態に不思議がっていたらやがて一気に総入れ替わり状態と成った。


 家内は折角北海道に来たのだから海鮮物の人気の「マルトマ丼」を注文したが可也後のグループが近くの席に陣取って「ホッキ・カレー」を注文した。2番目の写真のホッキ・カレーは直ぐに出て来て家内の右横二人と正面のお客さんの前に配られたら実に美味しそうな匂いが周囲に立ち込めて家内が思わず「美味しそう」と言い出したら「美味しいですよ!マルトマ丼か此方かで最後まで随分迷ったが此方にして良かった!」と一言、家内も「ほんまやね!貝が沢山入って居て私もホッキ・カレーにしておけば良かった。」と見知らぬ人と盛り上がって居た。其のグループの先輩格の人が「此処はヤッパリ此のカレーやね!」と言って「せめて写真でも撮って帰って下さい」と家内の前に差し出したホッキ・カレーをパチリと写真に撮った。


 何せ早朝の空きっ腹の状態で40分以上待った処で此の匂いを嗅がされては「堪りません」状態・・・・・・マルトマ丼は可也遅れて私達の所に運ばれて来て美味しかったが食堂を出た処で家内が「ホッキ・カレーも頭には在ったが態々、北海道まで来てカレーの注文には少し抵抗が在り躊躇して仕舞った。残念無念、然し食べたかったなぁ~」と頻りに悔やんでいた。


 旅から帰って来ても家内は余程ホッキ・カレーに未練が在るのか?今日も「今回が最後の北海道旅行と思ったが是非、機会を作ってあのホッキ・カレーを食べに行きたいなぁ~」と旅行中の写真を見ながら呟いて居た。
コメント
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