4月20日の深夜に突然発生した無線機のトラブル(トランシーバー内臓の送信中のモニター音がレベルの高いノイズ音に成り其の状態で受信に入ってもレベルの高いノイズ音だけで選局している受信音は出ない症状)に見舞われ其の後は色々な対応を試みたがトラブル内容が時々症状なので交信をする形でのテストが出来なかった事で(症状が起きた場合に送受が出来ない状態では交信は尻切れ状態に成り相手に迷惑が掛かる。)エージング・テストは受信状態だけで行なって居た為に送信状態(トラブル原因はスタンドマイクにあった。)にする事が少なくトラブル発生の確率は可也低く成って居た。
数日前に同じメーカーの予備機の配線をして同時に働かせ(此の場合、使用する双方の無線機の使用バンド、周波数の表示は完全に同期させる事が出来るのでトラブルが起きた時点でアンテナ切替器で無線機を切替えれば即対応が出来る様にした状態)交信状態でのテストに入ったら症状が発生し其の時の交信相手からトラブル発生時の此方の送信信号には全くノイズは入って居らず無音で音声が途切れる状態だけでマイク回路のトラブルの様な状態であるとの説明に私の想定して居た内容とは可也違った箇所のトラブル問題である事と其の原因に関するヒントめいた事に初めて気付いた。
そうしてスタンドマイクの支柱に手を掛けて此方に持ってこようと引き寄せた時に一瞬、此の症状が発生した。そして更に強く支柱に力を加えたら症状は出続けて悩んだ時々トラブルの原因はスタンドマイク内のプリント基板回路の何処かと底板部分の接触に寄りマイク出力はアースされ送信時には変調が掛からず無線機が受信に入ると其の接触状態で発生するノイズレベルが大きく受信音を完全にブロックする状態に成って居た。
其れにしても此のトラブルに成ったと思えるマイクコードの交換と其の先端のコードの接続をコネクター方式から半田付けに寄る直付けにした改良(改悪?)したのは数ヶ月前の事で其れ以後は先日まで此のトラブルは全く発生する事は無かったので問題場所の双方の間隔は可也微妙でスタンドマイクをねじる形で外部から力を加えたら即、症状は発生するが受信状態だけで此の症状が発生するのは微妙な熱膨張に寄るものか?受信状態のテスト中では中々、トラブルが発生せず原因を掴む事が出来なかった。
今回の問題トラブル対策として今後は絶対再発しない様に下向きに成ったプリント基板面と鉄板の底板面の間に絶縁シートを挟みその加工したシートは底板を固定する4本のネジで同時に完全固定して動かない様に細工をした。
此の様に今回のトラブル問題の因果関係がハッキリし其に対する処置対応が終ると此の2週間近い疑心暗鬼状態から漸く脱却し、安心して無線運用を行う事が出来始め今日のハイバンド・コンディションにも助けられ久し振りに二桁の国内交信を安心して楽しむ事が出来た。