2013
産山村の運用の後に今回の九州の旅の最後の目的地の阿蘇山に上る事にした。この阿蘇山は過去3回ほど訪れているのだが如何した訳か相性が悪く山頂駅までは行けるのだが阿蘇の火口を見る事は出来なかった。一番最初は中学時代の修学旅行で初めて訪れた。当時の徳島県の中学校の修学旅行といえば大阪、京都、奈良方面が定番、事実1学年上の上級生まではそうで有ったが、私達の学年で学校側と折衝して紆余曲折は有ったが初めて北、中九州方面の修学旅行を勝ち取った。
其の時に熊本県は熊本城と阿蘇山を訪れたが残念な事に火口までは行けたのだが雨と濃霧で火口を見ることが出来ず帰った。2回目は20代に会社の慰安旅行で訪れたが運悪く警報が出ており山頂手前のロープウェイ駅でお土産を買っただけで引返し、次は3度目の正直で2年前の沖縄方面の移動運用の帰りに立ち寄ったが再び警戒警報が出て門前払いを食らった。今回の訪問は4回目、幸いに鹿児島辺りで今回は警報が出ていない事を聞いていたので この日は阿蘇駅側から上った。幸いに天気も良かったので4回目の訪問で火口付近まで初めて行く事が出来た。ドライブウェイの途中にある草千里の上の展望台に居る土産物売り(虫除けの硫黄の塊を販売)のおじさんと話をしたら「貴方、今日で良かったわ 昨日は山頂で20m/Sの強い風が吹きまくり観光処ではなかったし4回目もアウトに成るところやったな」と言われた。
冷やかしの心算で見に行ったのだが、百戦錬磨のおじさんに上手く煽てられ、1000円の硫黄の塊を買う羽目に成った。阿蘇の火口は世界一大きく学術的には価値が有るらしが私の様な素人には「凄いなぁ」と感じたがいざ見てみると血道を上げて4回も来る程、拘る場所には思えなかったが話の種には成るだろう。
其の後、阿蘇パノラマ・ラインを南阿蘇村方面に下り地獄温泉に進んだが以前は進入できたドライブウェイからの道路がバリケードで封鎖されていて進入出来ず。其の場所へは一旦、下道に下りて可也、遠回りの道を引返す事に成るので湯けむりアワードの対象地での運用を諦め阿蘇白水温泉でゆっくりと温泉に浸かってくつろいだ。