黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

クラニシのBR-510の「首吊り事件」

2019年10月07日 | その他

  


 今回の台風19号は思いの他に発達が早く発生二日目にして既に915hPaまでに発達し明日には900hPaまで成長する様で如何やら日本に上陸する確立は高く四国地方は進路予報円のど真ん中に成っています。


 昨日の午後に一応アンテナ関係の台風対策は行いましたが今日の午後の台風情報を確認したら昨日の対応では一寸物足らない気がしたので今日も午後から日没までアンテナ関係の台風対策と昨日に7MHz帯の八木アンテナの同軸外皮に傷が入り網線の色が変って居たので同軸関係の張替え作業を行いました。新品の同軸では無く現在使用して居る50MHz帯の7エレ八木の給電同軸を一時的に使用し出来れば今後は予備にオークションで購入していたアメリトロンのRCS-4(4回路同軸切替器)を第二タワーの天辺に取付け現在タワーから下ろしている4本の同軸を一つで済ませる初期工事を行なったのですが此の基本と成る同軸も10年以上使用して居たので劣化して居る可能性が在るのでシャック側のMコネクタに測定器の校正用の50オームを接続しタワーの上部で同軸の劣化状況をチェックする為にクラニシのBR-510を高所作業用の布バケツ(工具入れ)に入れて持ち上げて測定したらインピーダンスもSWRの値も正常だったので「此の状態だと使用しても問題は無かろう」と使用する事にして結線を済ませた。


 其の後に714Xの給電点での各周波数帯(7,14,21MHz)の共振周波数と各インピーダンスを測定して居たら日が暮れて周囲が薄暗く成るまで続き家内の「薄暗く成って危ないからもう作業を止めて降りて来て!」のブレークに測定に使用した1m程の同軸を測定器の端子に接続した侭の状態で丸めて工具バケツに入れてロープで下に降ろした。其の後に私も下に降りて家内を待たせて居たので一緒に食事を終えて暫くして作業に使用した工具をしまう為に布バケツに入れた測定器を取り出そうとしたら肝心の測定器が入って居ない???確かに薄暗い中で降ろしたのだがもし途中で落としたなら地面に当たった時に大きい音がした筈だが其の様な音は全く無かったのでタワーの踊り場に置き忘れたのか?と思い真っ暗の中で下からサーチライトを踊り場に当てて調べようとしたが所在の程は良く解からない。空には星は全く見えなかったので曇りの様だがもし置き忘れた状態で夜に雨が降ると測定器が故障して仕舞う事に成り兼ねないので調べる為にタワーに上がる準備をして居たら家内が止めて上がる事が出来なかった。


 然し高所作業時の長年の習慣として作業が終わりタワーを降りる場合には忘れ物が無いか、必ずチェックする様にして居るので確かに布バケツに入れた憶えは在ったのだが途中で何回も出し入れをしたので黄昏掛かった爺さんの事ハッキリとした確証は無いしタワー下の周辺を探しても測定器は落ちて居ないので踊り場に忘れたとしか考えられなかった。此れはやっぱりタワーに上がるしか無いと決め、上がる時に足場が確り解かる様にタワーを下からサーチライトで照らす位置を調整して居たらタワーの7mH位の処でピカリと光の反射が在ったので「まさか?」と思って其の部分を中心に照らすとタワーのX状のアングル交差した処に丸めた同軸の先が挟まりBR-510がタワーにぶら下がって居た。


 後でよく考えると細いタワーの先からロープでバケツを下ろした時にテーパーの在るタワーの支柱が下の方で一番太く成って下までストレートに成る丁度角の部分で布バケツの中身が軽かった為にバケツの底が一度当たりバケツが踊った時に同軸の先の丸めた部分が偶然にⅩ状に交差した部分に引っ掛かり測定器が首吊り状態に成った事が解かった「こんな事があるんだ!」と驚いたが良くまあ~落下せずに引っ掛かってくれた物、ひとつ間違えば虎の子のBR-510がオジャンに成る所だった。


 もう少し頑張ったら作業が終わるからと薄暗くなった状態で作業を続けたのが間違いの元で今後は注意せねばと反省した。家内は反対したが此の高さなら問題は無いとタワーに上がってBR-510を回収して一軒落着の運びと成った。

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