今日は三日振りに車内に100Vラインを接続した。何時もだとスイッチを入れた瞬間は定電圧電源の電流計は振切れるが直ぐに10A位に戻り1分以内で3A未満に下がり5分以内に殆ど充電電流は流れなくなるのだが今日は定電圧電源の動作音が殆どしないので電源を確認するとプロテクターが働いた赤ランプが点灯している。原因は大型バッテリー充電時の過渡電流に定電圧電源の容量が足らない為に保護装置の過電流検知が作動した様であった。
今回採用した定電圧電源は最大負荷電流30AのAVR方式の電源、以前はインバタータイプの最大負荷電流75Aを(過去5年間)を使用していたが此のタイプは電流的には余力は有るのだが負荷電流に関係なく背面の2連のファンモーターが一定の回転数で回るので作動音が大きく煩い事と出力電圧調整が最大で13.6Vでバッテリーの充電用には少し電圧が低い感じがして今回、音が静かでAVR方式の(電圧が大幅に調整出来る)方式の定電圧電源に変更していた。
前回の155Hの2個のバッテリ充電時はインバーター方式の此の電源を使用していたが発電機を稼動して開閉器でバッテリー側を接続すると交流(100V)電流は軽く9Aを超えて流れていたので入力電力で約900Wとすると電源回路のロスを無視すると定電圧電源の電流ベースで考えると過渡的には約65A近い電流が流れている事になる。今回はバッテリーが1個になったので単純判断で半分の電流容量で賄えると簡単に判断したのだが、そうは問屋が卸さなかった様子、電気回路、特に過渡的な場合は計算通りには行かない様で仕方なく今回は以前のインバーター電源に取替える羽目に成ってしまった。交換すると問題なく動作したが矢張り狭い車内で2個の冷却用ファンモーターが回ると風切音が出て気に成る。しかしながら安定性に欠ける状態では安心出来ないので今回は従来通りの実績のあるシステムにする事にした。
其れと今回、車の前の天井近くに取付けたサーチ・ライト此れは先日、四万十市のJH5JEOの嶋村さんから戴いた物で電圧が24V仕様で有ったので球を12Vタイプに変更して使用する予定で居たが何軒か回った店では在庫が無く、出発までに間に合わないので今回はガラクタの中で電源を探したら立派なインバーター電源(24V-16A)が見付り早速電源ボックスの後部に取付けた。此れでノーマルの状態で使用できるように成った。
今回の前後のサーチライトは警察に「走行用のライトでないのか?」と勘違いされた場合に相手が納得する事が出来る様に車両本体のバッテリーには接続せず。発電機を回して発生する100Vのみに寄って点灯する回路構成にして居る。此れは使用目的が夜間のアンテナ設営や撤収時の作業用に便利な様に取付けて居るので使用上は問題無い。