黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

十島村(中之島)への出発

2013年06月13日 08時12分20秒 | 日記


        



        



 「フェリーみしま」が鹿児島港に入港前に自動車での乗船組は先に車の甲板に降りたため陸に上がってから皆さんと御別れの挨拶をしようと思っていたのだが岸壁に着岸して上陸した段階では誰も見付ける事は出来なかった。この時、2年前に御会いした鹿児島の局が来られるかも知れなかったので路肩に少し車を停めて待機したのだが見付ける事が出来なかったので仕方なく国道に出る道の交差点前に来た時、K君がデジカメを構えて待っていた。近付くとストロボが光った後に「小父さん お元気で」と、にこやかに手を振ってくれた。態々私が来るのを待構えていたのだ。後続車がいたのでゆっくりと左折しながら「元気でね 良い旅を」と手を振りながら別れたが胸が熱く成った。


 其の日は鹿児島港を23:00分に出港する「フェリーとしま」で先程、錦江湾を北上したコースを十島村の中之島に向かいトンボ返りの日、今回は十島村に5月7日~12日までの長期滞在の為、水、食料、ガソリンの調達と明日の中之島での運用は山中に成るので温泉に入る事にした。鹿児島市内にも温泉は沢山有ったと思うが小心者の私は慣れない土地で迷わず確実に行ける「喜入の道の駅の温泉」へと再度向った。硫黄島では温泉に恵まれて毎日、無料の露天風呂に入る事は出来たが硫黄成分の強い源泉では頭や体を洗う事が出来なったのでサウナに入りしっかりと汗を流した。鹿児島港の南埠頭への帰り道、食料の調達もガソリンも前回と同じ場所で調達し我ながら進歩が無いなと感じた。


 十島村への交通手段は三島フェリーと同じ様に十島村の村営事業で有り「フェリーとしま」を利用する事になる。発着場は南埠頭で三島フェリーの直ぐ近くの反対側にある。出港は23:00分、フェリーの大きさもほぼ同じ位の大きさで村営事業なので最初に乗船書類を書くと後は名前の記入だけで良く予約や乗船情報が各港に通達されており此の点は煩わしく無く非常に便利で有った反面、口之島からの帰り便のフェリーを港湾内で待っていたのだが待合場所で何時まで待っても乗船券の販売がされないので島の人に聞いたら「此処では乗船切符は買えない」と言われ慌てて島の反対側の支所に走り辛うじて間に合う離れ技を演じる事と成った。車での乗船だったので直ぐに走って如何にか間に合ったが歩きだと30分以上掛かる距離、乗り遅れると更に2~3日間の滞在を余儀なくされる。矢張り本土での通常の考えや感覚で判断すると とんでも無い事が始まる。余談になったが「フェリーとしま」は定刻に出港したが夜遅い事も有り皆さん早々と毛布に包まり寝ていた。


 翌朝、最初の寄港地である口之島に夜明け前に到着し、乗船客の大半は此処で下船した。口之島を出港すると直ぐに日が昇り始め上段4番目の写真の中之島のトカラ列島最高峰の御岳が見え始めた。遠景から見える御岳は硫黄島の硫黄岳に良く似ていたが近付くにつれ緑に覆われた綺麗な稜線を持つ流石「トカラ富士」と言われる山であった。下段は中之島で見た花の写真、3枚目は運用場所、迂闊にもアンテナを撤去してから前日に写真を撮って居ない事に気付いたが後の祭りと成った。

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 思い出を有難う硫黄島への旅 (2013/05/02~06)

2013年06月12日 08時40分07秒 | 日記


        


          


          



 5月5日の硫黄島最後の夜は再度、東温泉の駐車場に戻りアンテナを設営して運用した。明日は鹿児島に向けての上り便のフェリーが入港する為、観光客にとっては最後の入浴タイム、日中は日差しが強いので夕刻の日が沈み掛ける時間帯に成ると顔見知りの観光客が続々と集結し始めた。一番手はベルギーの二組のカップル、続いて若いカップルが登場した「叔父さん此処で何をしているの?」と奥さんが初めて話し掛けて来て少しアマチュア無線の事を説明した後、「先程ベルギーの人達が降りて行ったよ」と言ったら「平気、平気、水着で入るから」と笑いながら降りて行った。

 

 続いての登場は大学生風の二人組み、島では移動中に一番多く会ったが年齢差か?話す機会は無かったが何処で会っても「今日は」と笑顔で挨拶をしてくれた。続いては東京からの社会人、彼は沖縄周辺の離島を総て回っているマニアックな人で正月と5月の連休は南の島を回っているらしく英語も堪能でベルギー人とも色々話しをていた。驚いた事に島で私が移動中に見た彼は何時も走っていた。

 

 その次に現れたK君は20代の関西の人だったがアルバイトをしながら日本を歩いて回る夢を持った青年で既に4年以上、九州や沖縄方面を歩いたらしく沖縄や離島の話で盛上った。普通、旅行中に見知らぬ人と腑とした事から話をする機会が有るが御互いが知らない同士の気楽さから初対面でも打ち解けた話が出来る事が有るがその様な場合でも御互いの名前を紹介する事は少ない。御互いに二度と会う可能性の無い事を理解しているからこそ 其の短い時間を大事にしたいと思うのでは無いだろうか?

 

 この事はアマチュア無線での見知らぬ人との交信時と合い通じるものがある。彼とは縁が有ったのか?其の後、鹿児島の指宿の温泉でも再会し其の奇遇さに今回の旅行の中で唯一、名前と携帯電話番号の交換をする仲に成った。其の後、続々と民宿での宿泊の方が送迎車で訪れて賑わった様だが私の方は無線運用に夢中に成っていた。


 翌朝、6時頃まで運用した後、温泉に入り、此れで、早朝、昼、深夜と東温泉の露天風呂に入ったが其々に趣があった。其の後、港に向かい御世話に成った駐在さんに離島する挨拶に伺った後に港に行くと港湾の管理者の方が「徳島の日下さんですか?」と聞いて来たので驚いたが、初日に駐在さんと御会いした時に適当な運用場所が見付からない場合を考えて「港の岸壁での運用は可能ですか?」とお聞きした時に「港湾の管理者に聞いたら多分、OKが出ると思うよ」と言って下さったのだが港湾管理者と聞いた時に「かたぐるしい御役人」を想像した私は確認に行かなかったのだが、駐在さんが後で話をして頂いた様で有った。御本人は若い気さくな人で其の後、暫く世間話をした中でアマチュア無線の話もしたので今後、硫黄島での移動運用を計画している人は岸壁での運用も申し出れば可能だと思う。此処には公衆トイレも有るので私が硫黄島で一番困ったトイレの問題もクリヤー出来るはずだ。


 出港1時間くらい前に成ると観光客が港に集まり始め、顔馴染みの帯広からのお兄ちゃん、東京からの青年、関西からのK君と私の四人で階段に腰掛て会談を開始、楽しい時間を過ごした。K君は沖縄の蛇味線を持っており弾いていたが帯広のお兄ちゃんも沖縄の曲を意図も簡単に弾いたのでこの二人の沖縄通は本物であった。

 

 やがて上りの「フェリーみしま」の姿が見えると駐在さん、港湾管理者、民宿の方々や村民の方々が港に集まり岸壁ではジャンベ・スクールの生徒さんによる「ジャンベ」(ボンゴの様な手で叩く太鼓状の物)の演奏が始まった。そして車の積込みが始まり其々に別れて乗船し私がデッキに出たら見送りのジャンベの演奏が始まり若い女性が演奏に合わせ踊ってくれた。

 

 硫黄島は手軽に行ける観光地では無いし誰もが興味を示す様な観光スポットが有る訳で無く、島内では放牧がされていただけで水田も見当たらなかったし地場産業も有る様には見えなかったし、其れ故に島全体で観光に取組んでいる様子が強く感じられた。民宿の叔父さん等は「伊豆の踊り子」のラスト・シーンを彷彿させる感じで岸壁をジャンプしながら手を振り走り回っていた。民宿に泊まらなかった関係ない私でも思わず手を振ってサヨナラをした。港の突堤を過ぎるとフェリー三島は「ボォ~~・ボォ~」と汽笛を2回打ち島を出港した。


 この日は天気も良く海も凪いで居たので例のメンバーが甲板に集まり再び旅の話が始まったが其れは断片的に鹿児島港に入港するまで続いた。写真中段は離れ行く硫黄島と3枚目は薩摩半島の先端部に有る開聞岳、4枚目が鹿児島のシンボルの桜島、下段は沖縄航路のフェリーで2年前の沖縄~鹿児島間の離島の移動運用で乗船した其々の船、如何した訳か鹿児島港に揃い踏みで停泊していた。鹿児島港に入港したのは16時30分、長い様で短い三島村(硫黄島)への旅は終わった。





 


 

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硫黄島での一番の思い出

2013年06月11日 09時42分19秒 | 日記


 今回の三島村(硫黄島)の移動運用で一番の思い出は無線の運用では無く東温泉の露天風呂と成った。出発前のインターネットでの下調べで写真は見ていたが現物との間には可也の相違があった。今回の5月2日~5月6日の硫黄島に滞在中、東温泉には4回ほど入浴したが東温泉には夜間用の照明装置や源泉の温度調節や上がり湯に必要な真水の引き込みも無く、以前にも書いたが火山岩の間から滲みだす硫黄成分の強い源泉を其の侭、円形の浴槽に貯え地形を上手く利用した高低差のある3浴槽を源泉がオーバー・フローしながら流れ落ちる間の時間により空気で(自然冷却)冷やされる事を利用した実に理に叶った露天風呂であった。


 周りは岩場だが通常の人口的な露天風呂とは違い風呂の周りには囲いとか障害物は無く、何処からでも丸見えの状態、当然照明装置が無いので利用は日没前か夜明け前の利用者が多かったが周りが暗く成ると真っ暗で且つ民宿からは歩くと片道30分以上の道のりで仮に車で来ても(各、民宿の車での送迎も有る)車の駐車場からの7~800mは岩場の寂しい所を歩く事に成るので都会の人では尻込みする様な道筋であった。当然この露天風呂は男女混浴、従って女性は水着で入る事に成るのだろうが?私が入浴中にベルギーの2組のカップルが入って来たが二人の女性は水着姿で入って来た。後で他の観光客から聞いた話ではスッポンポンで入った女性の豪傑も居たらしいが明るい所では此方の方が恥ずかしく成ってしまうに違い無い。其の為に女性用の脱衣所、天井の無い石を積み上げて着替え時に身を隠す程度の場所が有るだけ、兎に角、野趣に富んだ露天風呂で有った。


 私が東温泉に始めて入ったのは其の日の午前中に坂本温泉に立寄り可也異物が浮かんでいたので少し躊躇は有ったものの話の種にと坂本温泉に入った時、苔と海水が混ざった状態で入った為、塩気で体がベタベタし気持ちが悪かったので体を洗い直す事にし東温泉に向った。時間帯は正午過ぎで有ったと思うが既に30歳前後の青年が先客として来ていた。お互いに観光客なので「今日は」の挨拶をすれば何処の何方か解らなくても自然に会話が進む、彼は北海道の帯広市から冬の間だけ毎年沖縄の精糖工場に働きに来て終わって帰る途中に離島を回っているらしかった。色々話している内に此れから私が行く(十島村)トカラ列島を奄美大島からフェリー便で北上して来たらしく御蔭様で十島村の観光地や温泉の情報等を詳しく聞く事が出来た。彼は小学校の近くでテントを張りキャンプ生活らしいが島の人達とも交流が有るらしく昨日も酒盛りに呼んで貰ったりして硫黄島の事が気に入って居る様子だが一番気に入ったのは「東温泉」で既に10日以上の滞在中に毎日来ているとの事であった。今回、硫黄島に5月2日に来た人とは小さい島内なので島を移動している時に其の人々と何度も会う機会が会ったが一番出合った場所は矢張り東温泉であった。特に夕日が落ちる頃は最高で海を見ながらの入浴は其の景色全体を見渡せると同時に他の露天風呂では味わう事の出来ない開放感は最高で民宿の送迎自動車はこの時間帯に集中していた。私は東温泉の駐車場で無線運用を2日程した関係で早朝に温泉に入りに来る人とも挨拶をしたり話をする機会が有ったが皆さん異口同音にこの露天風呂の事は絶賛していた。


 しかし、この露天風呂の最高の魅力は何と言っても真夜中の入浴、寂しい場所なので少し度胸はいるが私は夜の運用後に11時~1時前まで一人で入ったが最高だった。途中の道は真っ暗で岩場の為、足元も悪いのだが頭に夜のアンテナ設営作業用に持って行ったLEDのヘッド・ランプを取付け、手には同じくLEDのカンテラを持ち温泉場へと進んだ。到着したら岩場の少し離れた所にカンテラを置き其の薄暗い灯りの中で入浴しながら満天の星を見れた事は一生の良い思い出に成った。露天風呂の湯温の方も昼間と違い夜風に冷やされて調度良い感じに成っていたし体が温まると打ち寄せる波の音を聞きながら浴槽の縁に寝そべり夜空を見上げて最高の時間を過ごしたが物事総て良い事ばかりでは無い。其の時は暗くて解らなかったが蚊では無いのだが黒い小さい虫に刺されたらしく(其の時は痛くも痒くも無かったが)3日位してから足回りに赤い発疹が出来て其の痒さは1週間近く続く事と成った。

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三島村(硫黄島)坂本温泉からの運用

2013年06月10日 08時24分36秒 | アマチュア無線


        


        



 三島村(硫黄島)での3箇所目の運用地の坂本温泉は東西にずんぐりとした形の硫黄島の中に有って島の北側の中央部に有り東温泉よりは浴槽は大きかったが寂れた感じで最近は使用されていない様子で手入れも殆どされていない様子であった。硫黄島に着いて初めて入った露天風呂で有ったが其の時は満潮時で全ての浴槽が同水位で湯温も低い状態で有ったがこの日に訪れた時は(写真下段最初の写真)引潮で下側の丸みを帯びた浴槽の下側から熱い源泉が湧き出していた。先日は話の種に温泉に入ったが苔とゴミとで体が汚れる程で在ったので今回はパス、源泉の温度を確認する為に足を入れたが写真の様に浴槽は源泉のみの状態でとても入れる温度帯では無かった。この温泉も真水を入れて温度調節が出来る装置は無く、丸みを帯びた写真下側の源泉の槽からオーバー・フローした湯が右上の槽に流れ込み更にオーバー・フローした湯が左側の大きい槽に流れ込む間に自然に冷やされて(自然空冷を利用した)段階的に浴槽の温度を下げる方法を利用していた。従って入浴者は何時でも入浴出来る訳では無く、時間帯や潮の干満に非常に影響される事に成る。満潮時には海面と同水位に成り直接波に寄って海水が流れ込むので湯温度は下がり海水が混ざる為、東温泉と違って温泉から上がっても体がべた付き海水浴状態と成る。この坂本温泉の場所は島の居住区からは可也離れていて来るには不便な場所に在り島民の人が利用する物でなく観光用に作られた感じで東温泉も坂本温泉も観光客と露天風呂で一緒に入る事はあっても島の人と一緒に入る事は一度も無かった。勿論、夜等は照明装置も無く真っ暗で普通の人なら近付く事すら怖い様な場所で在った。


 湯煙の対象地である坂本温泉からの運用は5月4日の16:21JSTから始まり21:15JSTまでを7MHz帯で21:33JST~22:45JSTを3.5MHzで運用し翌朝05::44JST~08:00JSTを7MHz帯で運用し総交信297で其の内、3.5MHz帯は49交信に終わった。

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最近のハイ・バンドのコンディション

2013年06月09日 16時42分47秒 | アマチュア無線


 5月の移動運用から帰ったら数日して徳島は入梅が発表された。5月は全体的に雨が少なく移動中も連日青空の中での運用と成った。例年と比較すると少し早い気がしたが徳島の梅雨入りが発表されると急激に天気が崩れ連日、梅雨空の天気と成った。其の後、兄の会社からアルバイトの話が有り1週間程、仕事に出たので無線やブログの方は御無沙汰と成ったが其の仕事も木曜日で終わり この週末から本来の浪人生活に戻り無線三昧の生活に戻った。


 7MHz帯は連日受信していると移動局の運用も多いのだが昼間のコンディションは余り良くなく仕方なく先々週辺りから日中はハイ・バンドの方を聞き始めると週末には各バンド(18、21、24、28、50MHz)は賑わっている様子、この土、日曜日は早朝よりハイ・バンドのコンディションが良く久し振りに18、21、24MHzで国内QSOを楽しむ事が出来た。

 

 最近は7MHzで運用しても1st局は殆ど無いが18、21、24MHz帯を運用すると1stQSOやバンドNewの確立が高くCQに対する応答率も高く楽しく過ごしている。国内コンディションは早朝から開け午前中は良いが昼前より落ちて午後は余り聞えず日によっては夕方に再度開ける可能性も有るが今週は朝の7時~9時位の間がベスト・タイムの感じ、ハイ・バンドは常に開けている事は無いので矢張りこの時期は7MHz帯を捨てても18、24MHzを中心に運用をしようと考えて居る。この土、日曜日での交信数は18MHzが17局、21MHzが12局、24MHzが5局、7MHzが2局でバンド別の交信状況は完全な逆転現象と成っている。24MHz帯はコンディションが開けても全体的にQSBが深く「尻切れ交信」の危険性が伴うが18MHz帯は安定したコンディションで今朝も18MHzでJA0ELB 清水さんと10:05~11:28jst間、ラグチューを楽しめる程の安定したコンディションに恵まれた。暫くは18と24MHz帯で楽しめそうである。

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 蛍の季節

2013年06月04日 21時35分44秒 | 日記



  




 先週の金曜日からアルバイトが始まり早朝から仕事に出ていますのでブログの書込みの時間が無く残念です。2~3日でアルバイトは終了しますので終わり次第に書込みを始めます。徳島地方は入梅後は曇天の天気が続き太陽を見る事は有りませんでしたが本日は晴天で非常に暑い1日と成りました。一度、太陽が出ると夏の雰囲気、今晩は風呂上りの涼みに庭に出ると初夏の風情の蛍が沢山飛び始めました。毎年、6月の第1週目近くに成ると飛び始めて我家で一番季節を感じる時です。今年も此れを見る為に5月21日に移動運用から帰りましたが其の段階で数匹がお尻を光らせながらゆっくりと飛んで居ましたが今日辺りは最盛期の感じ其れでもこの地に家を建てた時と比較すると1/10程度に減少して寂しい限りです。今年は鹿児島県の知覧の「特攻記念館」を2年振りに1日を掛けゆっくりと見学して来ましたが其の中で「特攻蛍」の事を知り今日は其の事を思い出しながら思いに耽りました。戦時中は御国の為とはいえ長音を出しながら敵艦に体当たりし自爆する瞬間を探るモールス信号が現在は個人が楽しむ趣味のアマチュア無線に使用される平和な日本に感謝せねばと思うと同時に昨今の近隣の国から他力本願で無く自国を守るという事を真剣に考えねばと思いました。

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三島村(硫黄島)湯煙の東温泉での運用と観光地

2013年06月02日 14時52分26秒 | アマチュア無線


        


        


        

 


 三島村(硫黄島)での最初の運用は予想外の展開で思いの他、呼掛けが少なく低調なスタートと成った。夜半からのコンディションは日付が変わる時間帯まで良かったが反面、朝方の国内コンディションが07:00JST辺りから怪しく成り思ったよりも続かず予想よりも2時間程早く駄目に成ってしまった。同じ場所での運用を続けても交信数が伸びる可能性は無いと考え、湯煙の対象地との抱き合わせ運用をする事にして坂本温泉と東温泉の下見に向う事にした。先ず最初に昨日訪れた坂本温泉に向かったが調度この時間帯は満潮時で上段の最初の写真の様に浴槽は四角い升目上にセメントで分離されていて温泉は2枚目の右側手前の階段の有る場所近くの浴槽下から沸き上がり各、浴槽の区切りの高低差で次々と低い槽に流れ込む途中で自然空冷により冷やされ各人が好みの湯温の浴槽を選択できる様な仕組みと成っている。この日は満潮で全ての浴槽がオーバーフローしていて同一湯面となり湯温は低かったのと浴槽の清掃管理がされていない様子で浴槽の底は苔と海草によるヌルヌル状態と成って折り可也汚れた感じに成っていたので入浴する時は少し躊躇したが此処まで来たら話の種にも入るしかないと真昼間にストリップを敢行する事に成った。浴槽に入り少し歩いただけで底に溜まっていたゴミと苔が一挙に浮き上がり肩から腹から足までゴミと苔が纏わり着き、風呂に入ったと言うより体を汚しに入った感じ慌てて浴槽から飛び出し体を拭いて上がったが殆どが海水の為、其の後は体がベトベトした感じに成り不快な感じでこの温泉は駄目だと判断し東温泉に向う事にした。


 東温泉は島の中央部の南側に在り(硫黄岳と港までの中間点の海岸端に在り)上段3枚目の写真の道を車で行く事も出来たが運用した地点の直ぐ下が可也の急勾配の坂道で在った為、降りて上がれなく成る可能性が有った為に安全策を取り徒歩で行く事に成ったが距離的に5~600m位は有る様に思えた。岩場の上り下りの道を進むと大小3個の円形の高低差があるプール状の浴槽が有り各槽をオーバーフローした御湯が次の浴槽に流れ込む間に空気により冷やされ少しずつ湯温を下げる方式は坂本温泉と同じ理に適った方式であった。


 中段、2枚目の写真は硫黄岳の麓の岩場から流れ出る源泉を円形の最初の浴槽で貯めている処の写真で浴槽は大人が二人が入れる程度の大きさで有ったが源泉の温度は高く私が足を入れた瞬間「熱っ~」と叫ぶほどの温度であった。其の後、沢山の人に「最初の浴槽に入られましたか?」と聞いても誰一人「入った」と言う人は現れ無かった。この東温泉は無料の露天風呂で有ったが真水を入れる設備も無く水さえ通っていない場所に在り、全ては人間が自然な温泉に合わすしかない状態であった。温泉は硫黄成分が強く「直接このお湯で顔を洗うと目に御湯が入り良くない」と言われる程、濃厚で私も入った時、お尻と前の大切な部分の粘膜質がヒリヒリする感じで電気風呂や薬草風呂に入った時に似た感じがした。この温泉に入浴したのは昼間で最終的に可也気合を入れて入れたのが2番目の浴槽、3番目が如何にか普通に入れる温度で有ったが翌日、深夜に入った時は周囲の温度が下がっていたので3番目の浴槽では少しぬるくて2番目の浴槽で調度良い状態であった。浴槽の底は自然の岩場でゴツゴツしていて所々に砂が溜まった部分が有り其の部分の感触が非常に良かったのが印象的で有った。2回目の入浴時に外人の2組のカップルが入って来たが(勿論女性は水着姿)最初はフランス語を話して居たので何処の人か解らなかったが英語で「何処から来らましたか?」と聞いたら「ベルギー」と答えたので少し話をしたら「日本に10日位の予定で観光に来たが出発前にインターネットで東温泉と硫黄島の写真を見て是非行きたいと思った」と言っていた。5月2日に入港したフェリーで来た観光客の全てと東温泉の入口で移動運用をした関係で話す機会が有ったが硫黄岳も人気が有ったが一番はこの東温泉の露天風呂を皆さん絶賛していた。私は硫黄島に滞在中に3回ほど入浴したが効能が有り過ぎるのか入浴後に強い疲労感(湯あたりの様な状態)を感じたり十島村辺りで両手の指先の爪の先が割れ出したりした。


 下段最初の写真は東温泉の入口に有る駐車場でアンテナを設営した様子、2枚目は運用場所から硫黄岳を見上げた写真で上部に溶岩ドームが有るのが確認できる。3~4枚目は島の北側の「平家城跡」から見た硫黄岳の姿と海に硫黄が流れ込み海水が乳白色の模様を描いている様子を撮ったもの 兎に角この島の硫黄岳付近の活火山の人を寄せ付け無い荒々しい景観と西側のグリーンが広がる穏かな港近くの居住区の対比が素晴らしく本来相い入れない其れ等が共存している処にこの島の魅力を感じた。そして荒々しい硫黄岳のゴツゴツした斜面の中を徐々にグリーンの草木が覆ってやがてはグリーンに覆われた景観に成るだろう穏かな硫黄岳を見てみたい気がした。

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