今日は朝からハイ・バンドのコンディションも良く加えて週末の休みと言う事も有って各バンドは其々に可也賑わっていた。50MHz帯は9時前頃から7~8エリヤを中心に強く入感していた。最初のJA7PRV(横川さん)との交信が終った処で北見市のJA8JXC(杉村さん)から呼び掛けが有り交信が始まったが設備が良いのだろう信号強度は59プラス20dbで入感、こうなると話好きの私の事、杉村さんを相手にラグチューが始まった。
杉村さんとは私の2010年の北海道への遠征時に訓子府町の叶橋の下の河川敷で運用後にアイボールした。その時は同じ北見市のJR8NSD(菊池さん)もお越しに成り3人で河川敷で長い無線談義に花が咲いた。杉村さんは無線関係の御仕事と聞いていたが当時私が一番欲しくて憧れて居たハイ・エースのロングタイプに無線のアンテナを取付けた車で颯爽と現れた。全国の何処に行っても同じ様に移動運用地に態々会いに来られる方は其々にアマチュア無線に熱心に取り組んで居る方々で調度この日は町の花火大会が開催される日らしく広い河川敷に駐車スペースの白線引きに町役場の若い職員が来ていたが其の作業中に車が邪魔に成らぬ様に移動させながらも無線談議は数時間続いた。
其の後、私の移動運用時にもお声掛け頂いたり私も杉村さんに北海道の各地をCWでサービス頂き大変御世話に成った。(杉村さんのCWに於けるオペレートは素晴らしいの一言に尽きる)其の後、直ぐに菊池さんは7MHzの八木(ビッグ・アンテナ)を上げられ強力な信号に成り、私の九州方面の移動運用中の早朝は北海道とのパスを確認するパイロット局的存在と成り大変御世話に成った。杉村さんの方は其の後、確か標津町にKWのセカンドシャックを開局、自宅の北見市からの信号も強力だが此の地からの信号はより強力で道東方面を代表する方々である。
今日の50MHzのコンディションは良かったので50MHzとしては珍しい50分以上に渡るロング・ラグチューに成った。其の中で今年は私が暫く御無沙汰の北海道、特に道東を5年振りに回る予定なので「出来れば何処かでお会いしたいですね」とお話して交信を終えたが杉村さんの信号は最後まで59プラスでガンガン聞えて居た。
其の後24MHz帯に下がりCQを出していたら50MHzで今日最初にお声掛け頂いたJA7PRV(横川さん)から呼ばれて59-59で24MhH帯では始めての交信と成った。終ったら高校生時代の無線部の同期(私をアマチュア無線の泥沼に引き入れた張本人)のJA5BRNの樫福さんから声が掛かり信号強度は59プラス、彼はマンション住まいなので一瞬耳を疑って「徳島からの運用か?」と聞いたらJA5BRN/1とアナウンスして来た。
確かアンテナは垂直系と聞いていたので此のコンディションは本物だと実感した。其の後、約1時間近くユックリとラグチューしたが色んな話が出て楽しかった。彼とは最近、色んな周波数で交信する機会が多い。卒業して間もなく48年近く成るが無線で会うとその間のタイムラグを感じる事無く彼の話し方や声を聞くと直ぐに学生時代に戻り話が弾む、御互いにリタイヤする歳に成ったが彼と話す時は御互いに18歳頃の自分に直ぐに返った気持ちに成る。
互いに遠く離れ此の年に成っても相変わらず懲りずにアマチュア無線を楽しんでいる不思議さと縁を思う時、これぞアマチュア無線して居て良かったと実感する。