中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

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一企業の宣伝効果

2013年12月24日 | コンサルティング

メリークリスマス!

今夜はクリスマスイブ。いかがお過ごしですか?

先ほどテレビでは渋谷のまちの賑わいが映っていました。すっかり大人?になってしまった私にはこの時期の世間の華やぎが少々眩しく感じます。最近は寒さもあってついつい家路を急いでしまうことが多くなっています。

 

クリスマスと言えばやっぱりサンタクロースですが、今宵は世界中を飛び回り、さぞかし忙しいことでしょう。

赤い服に白いあごひげをたくわえた陽気な姿のサンタロース。4世紀ごろトルコに実在した、守護聖人聖ニコラスの伝説にもとづいた伝説上の人物であることは皆さんもご存じだと思います。その人間味あふれる表情やしぐさは、子どものみならず大人の心をも捉えています。

そんなサンタクロースのイメージですが、実はあのコカ・コーラ社の広告宣伝により出来上がったことを皆さんはご存知ですか?

その昔、サンタクロースの姿は国や地域により大きく異なっていました。1931年、コカ・コーラ社のクリスマスキャンペーンのために画家ハッドン・サンドブロムが描いたサンタクロースが、まさに白髭を生やした陽気な雰囲気の赤い服を着た姿だったのです。

そしてコカ・コーラの世界進出に伴い、このイメージが世界中に定着していったと言われています。

コカ・コーラが国を超えて人びとに愛される飲みものになるのにあわせ、サンタクロースも親しみのあるクリスマスのシンボルとして世界中で認知される存在になったのですね。

今では世界共通のサンタクロースのイメージがもともとは一企業の広告がスタートだったということを考えると、宣伝の力の凄さを感じます。これほどの影響力をもたらしたのは、やはりコカ・コーラならではのことでしょう。かくありなむ。

もう一つ、コカ・コーラと言えば、あの独特の「くびれ」のある瓶が女性のボディーラインを参考にデザインされたものと言われます。ガラス製の瓶には側面下部に四角型または丸型のへこみがあり、刻印が四角型の瓶は炭酸の強い「辛口」で、刻印が丸形の瓶は炭酸の弱い「甘口」という話がまことしやかに伝わっていました。(でも、どうやらこれは都市伝説の類の話だったようですが)

そんなことを思い出していたら、久しぶりにコカ・コーラを飲んでみたくなりました。

明日のクリスマスの日に、サンタクロースを思い出しながら飲んでみたいと思います。

よいクリスマスを!

(人材育成社)