今日は教室が、発表会前にも拘わらず定休日です( ̄_ ̄|||)。
で、折角天気もいいので、上野公園に出掛けました。お目当ては勿論、国立西洋美術館で開催中の《ラファエロ展》です。何しろポスターにもなっていますが、ラファエロの名作の一つ《太公の聖母》が初来日しているのです!
昼ちょっと前に到着したのですが、「ちょっと出足遅かったかな…?」という予想とは裏腹に意外と空いていて、前売券を購入していたこともあって、全く並ばずに入館することが出来ました。
館内に入ると、いきなり彼の一番有名な《自画像》が出迎えてくれます。その後は17歳で手掛け、後にナポレオンが切断してパネル状になった祭壇画(ホントにコイツは美術史上においては最大のバカ!)の一部や肖像画を中心に、かなりの数のラファエロ自身の作品が並びます。
そしてフィレンツェに渡り、レオナルドやミケランジェロといった天才達に学んでいった中で制作したコーナーに《太公の聖母》が展示されています。この絵を購入した時のフィレンツェ太公フェルディナンドⅢ世がナポレオンに攻められて亡命した先にも持って行き、片時も離さず寝室に置いていたという逸話をもつこの作品は、円熟期を迎えたラファエロの一つの到達点ともいうべきものです。聖母の胸に添えられた幼子キリストの手は何とも愛らしく、その柔らかさや温かさまでが伝わってくるようです。そして、その幼子に向ける聖母の眼差しはどこまでも慈愛に満ち、見る者に言い知れぬ深い感銘を与えずにはいられません。
また、ネタばれみたいになってしまいますが、地下階には何とラファエロが原寸大の下絵を制作した、ヴァチカン・システィーナ礼拝堂の壁面を飾る巨大なタペストリーの一つ《聖ステパノの石打ち》の実物がやって来ています!このことを見ても、この展覧会がいかに本格的なものかがわかります。
これだけのものにも拘わらず、閉館時間近くになっても驚くほど空いています。それでも会期間際になってしまうと恐らく相当な混雑が予想されますから、行くなら今です!ゆったり見られます!
尚、おいでになる場合には、予めお近くのコンビニ等でチケットを購入してからお出かけになるのをお勧めします。現地にもチケット売り場はあるのですが、正直いってあまり手際がよろしくないので、若干イラッとさせられます。今は何処で買っても値段は一緒ですから、事前に購入しておいて、現地ではウォークスルーというのがスマートかと思います。
で、折角天気もいいので、上野公園に出掛けました。お目当ては勿論、国立西洋美術館で開催中の《ラファエロ展》です。何しろポスターにもなっていますが、ラファエロの名作の一つ《太公の聖母》が初来日しているのです!
昼ちょっと前に到着したのですが、「ちょっと出足遅かったかな…?」という予想とは裏腹に意外と空いていて、前売券を購入していたこともあって、全く並ばずに入館することが出来ました。
館内に入ると、いきなり彼の一番有名な《自画像》が出迎えてくれます。その後は17歳で手掛け、後にナポレオンが切断してパネル状になった祭壇画(ホントにコイツは美術史上においては最大のバカ!)の一部や肖像画を中心に、かなりの数のラファエロ自身の作品が並びます。
そしてフィレンツェに渡り、レオナルドやミケランジェロといった天才達に学んでいった中で制作したコーナーに《太公の聖母》が展示されています。この絵を購入した時のフィレンツェ太公フェルディナンドⅢ世がナポレオンに攻められて亡命した先にも持って行き、片時も離さず寝室に置いていたという逸話をもつこの作品は、円熟期を迎えたラファエロの一つの到達点ともいうべきものです。聖母の胸に添えられた幼子キリストの手は何とも愛らしく、その柔らかさや温かさまでが伝わってくるようです。そして、その幼子に向ける聖母の眼差しはどこまでも慈愛に満ち、見る者に言い知れぬ深い感銘を与えずにはいられません。
また、ネタばれみたいになってしまいますが、地下階には何とラファエロが原寸大の下絵を制作した、ヴァチカン・システィーナ礼拝堂の壁面を飾る巨大なタペストリーの一つ《聖ステパノの石打ち》の実物がやって来ています!このことを見ても、この展覧会がいかに本格的なものかがわかります。
これだけのものにも拘わらず、閉館時間近くになっても驚くほど空いています。それでも会期間際になってしまうと恐らく相当な混雑が予想されますから、行くなら今です!ゆったり見られます!
尚、おいでになる場合には、予めお近くのコンビニ等でチケットを購入してからお出かけになるのをお勧めします。現地にもチケット売り場はあるのですが、正直いってあまり手際がよろしくないので、若干イラッとさせられます。今は何処で買っても値段は一緒ですから、事前に購入しておいて、現地ではウォークスルーというのがスマートかと思います。