共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

ヴィヴァルディも嫌いだった《夏》到来…

2015年07月20日 18時52分48秒 | 音楽
知らない間に関東地方は昨日シレッと梅雨明けしたようです。例年より2日早いということでしたが、7月半ばなのに台風が襲来したりして、何だか梅雨らしい天候にはならずに終わってしまったような気がします。

さて、梅雨明けと引きかえに、今度は凄まじい猛暑が襲来しました。厚木の最高気温は33℃を記録し、日中外に出ると頭頂部が焦げそうになります。今日は祝日ということもありましたので、とにかく出かけないでグウタラ28号として引き籠っていることにしました(何ぢゃそりゃ?)。

昨日、みらいあいこさんからOKが出た《マカロニグラタン》の伴奏譜作り等あれこれとデスクワークをしていたら、ふと気づくとあっという間に夕方になっていました。最近どうも時間の経つのが早く感じられてならないのですが、先輩曰く「それも老化現象だ」とのことでしたので、もしかしたらこれからますます時間の観念が変わってくるのでしょうか…。

このままボンヤリしていると、あっという間に夜中になってしまう危険性を感じたので、まだやる気のある内にブログを更新してしまうことにした…のはいいのですが、困ったことに今日は出かけていないので、何にもネタがありません。

そこで、今日はヴィヴァルディ先生のお力をお借りすることにしました。梅雨が明けたということは、本格的な夏に突入したということですので、言わずと知れたヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』作品8から第2番《夏》をお届けします(そのまんまぢゃねぇか…)。

実はヴィヴァルディさん自身も夏があまり好きではなかったようです。それを象徴するように、この曲は連作《四季》の中でも一番長さが短く、しかも1回も長調になることなく全楽章がト短調のままで書かれています(《冬》もヘ短調ですが、第2楽章は変ホ長調で書かれていて、曲調に変化をつけています)。添えられたソネットという短編詩の内容も、干ばつ、渇水、そして大嵐と、喜ばしい内容がひとつもありません。恐らく当時のヴェネツィアの夏も、なかなか過酷なものだったのでしょう。

こんな過酷な夏を、イル・ジャルディーノ・アルモニコによる暑苦しい…基、アツい演奏でお楽しみ頂きたいと思います。可能であればパソコンスピーカーやBluetoothのボリュームをMAXにして御鑑賞下さいませ。

※なお、騒音等の苦情が発生した場合でも、当方では責任を負いかねます。

Il Giardino Armonico - Vivaldi - Four Seasons - Summer
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