共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

見事なまでに咲いてない…( ω-、)

2017年04月03日 21時45分17秒 | 日記
昨日に引き続き、今日も麗らかな春本番の陽気に恵まれました。

こう暖かいと、俄然ソメイヨシノの開花が期待されます。ということで、小田原の教室に行く前に小田原城址公園に立ち寄ってみることにしました。

お堀端通りを進むと、堀端の桜並木が見えて来ます。どれだけ咲いているかと期待しながら向かってみたら…この状態でした。まぁ、気持ちいいくらい、全くと言っていいほど咲いておりません。

あの開花宣言は何だったのか、もしかしてあれはあくまでも東京の開花宣言であって神奈川県ば別だったのか…などといろいろと考えながら、とりあえず本丸まで行ってみることにしました。

本丸広場の桜も殆ど咲いてはいませんでした。しかし、そこに衝撃的な光景が広がっていたのです。



何と、全く花が咲いていない桜の木(右側から枝か伸びている)の下に、広大なお花見会場が設けられていたのです。ブルーシートの上には、どう見ても今年入社したばかりの新社会人が座り込み、シートの端に全員の靴を並べて風でめくれ上がるのを防いでいました。

何処の会社かは分かりませんが、この21世紀の御代になっても新社会人がやらされることって変わっていないんだなぁ…と、しみじみと思ってしまったのでした。新人君たち、ご苦労様です…。

そこから報徳二宮神社に参詣しました。こちらの境内には



ソメイヨシノとはまた違う種類の桜がありました。こちらは満開を迎えていて、城址公園で肩透かしを喰らった人たちが盛んに撮影に勤しんでいました。

軽やかな小鳥の囀りに目を凝らすと、



梢にメジロが留まっていて、盛んに花をつついていました。その度に花弁がひらひらと舞い落ちてきて、何とも風情ある光景を作り出していました。

それにしても、あちらでもこちらでも見事なくらいにソメイヨシノが咲いていません。当初は週明けには見頃を迎えると言われていましたが、実際に見頃を迎えるのはいつになりますやら…。
コメント
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