午前中は微妙な悪天候に見舞われ、折角咲いた桜が花散らしにやられてしまうのではないかと気を揉みました。しかし、午後から次第に天候が回復してきて、夕方前にはすっかり晴れ渡った空が広がっていました。
あざみ野の桜の名所のひとつである通称『桜アベニュー』も、一時は満開にならないのではないかとの噂もありましたが、ふたを開けてみれば御覧のように、無事に花盛りとなりました。

やはり、桜の花は美しいものです。
《敷島の大和心を人問わば朝日に匂ふ山桜花》
とは本居宣長の名歌ですが、こうして見ると夕日に匂ふソメイヨシノもまたいいものです。
歩き回ってちょっと疲れたので、教室の近くに新しくできた《Knopf》というカフェに寄ってみました。すると、何とメニューにかき氷があったのです。
何でもこちらでは一年中かき氷を出していて、月替わりかき氷メニューもあるのだそうです。それで、月替わりメニューの中に『桜氷』というものがあったので、それをお願いしてみました。それがこれです。

抹茶の濃い緑色のかき氷の上に、桜色のかき氷がのっています。てっぺんには

可愛らしい桜の花がチョコンとのせられていて、文字通り花を添えています。
頂いてみると、いわゆる宇治抹茶ミルク桜味バージョンといった感じでした。
ちょっと驚いたのは、桜氷の中に白餡が練り込まれていたのと、刻んだ昆布が入っていたことです。一瞬「ん( -_・)?」と思うのですが、白餡が入ることによって桜味がより引き立ちますし、昆布の歯触りと塩味がいいアクセントになっていて、なかなかの味わいでした。
桜は目で楽しめるだけでなく、お菓子やスイーツになって味覚でも楽しめる、何とも素晴らしい花です。こんな文化のある日本人で、本当によかったな…と、心から思うのでありました。
あざみ野の桜の名所のひとつである通称『桜アベニュー』も、一時は満開にならないのではないかとの噂もありましたが、ふたを開けてみれば御覧のように、無事に花盛りとなりました。

やはり、桜の花は美しいものです。
《敷島の大和心を人問わば朝日に匂ふ山桜花》
とは本居宣長の名歌ですが、こうして見ると夕日に匂ふソメイヨシノもまたいいものです。
歩き回ってちょっと疲れたので、教室の近くに新しくできた《Knopf》というカフェに寄ってみました。すると、何とメニューにかき氷があったのです。
何でもこちらでは一年中かき氷を出していて、月替わりかき氷メニューもあるのだそうです。それで、月替わりメニューの中に『桜氷』というものがあったので、それをお願いしてみました。それがこれです。

抹茶の濃い緑色のかき氷の上に、桜色のかき氷がのっています。てっぺんには

可愛らしい桜の花がチョコンとのせられていて、文字通り花を添えています。
頂いてみると、いわゆる宇治抹茶ミルク桜味バージョンといった感じでした。
ちょっと驚いたのは、桜氷の中に白餡が練り込まれていたのと、刻んだ昆布が入っていたことです。一瞬「ん( -_・)?」と思うのですが、白餡が入ることによって桜味がより引き立ちますし、昆布の歯触りと塩味がいいアクセントになっていて、なかなかの味わいでした。
桜は目で楽しめるだけでなく、お菓子やスイーツになって味覚でも楽しめる、何とも素晴らしい花です。こんな文化のある日本人で、本当によかったな…と、心から思うのでありました。