杉林の中の廃止された古い水路跡に残っていた デワノタツナミソウ。
水路に水が流れていたころは岸辺に咲いていたんだろう。
見つけた時には川底だった位置にひょろひょろと数本が生き残っていた。
そのうちの一本を連れて帰って5年目になる。
大株になってたくさんの花を咲かせている。
知人から頂戴した この タツナミソウ は何者か良く分からない。
トウゴクシソバタツナミ に似ているが幹にほとんど毛が無い。
池畔の ミズキ は ブナ と一緒に大きく枝を広げて樹下に緑陰を形成する。
高所に咲く花は撮りにくいが 今年は下垂した枝にも開花した。
小さな花が無数に集まって咲く。
一本の樹では膨大な数の花が咲き 実が稔るのだろうが この樹の下に実生は見られない。
よほど発芽効率の悪い樹に違いない。
(5月20日 撮影)