足跡

静かな雨の元旦だった。
小雪だった昨年よりの今朝の積雪は少ない。
数センチしかない積雪は歩き回るには無雪と変わらない。　
池に続く田んぼの廻りを回ってみると 訪れてくれた動物たちの足跡が残っていた。
jokichi の足跡に匹敵するこれは アオサギ に違いない。
　
農道を少し行くと 猫 と出会ったらしい。
　
小さな足跡は きっと ハクセキレイ。
　
何となくユーモラスな姿は足跡にも現れているような カルガモ も訪れている。
　
これは常連の カラス。
昨年の１月３日に天寿を全うした母を送り出したので今年の年賀は欠礼させて頂いた。
田んぼの廻りをめぐっていろいろの足跡を見ながら自分のことを考えてみた。
両親をおくり 姉をおくり 義兄もおくったから 次は jokichi 本人が逝く番だ。
その時まで どんな足跡を残せるだろうか。
残された人々の心に残らないように逝きたいな　と思う。
いつの間にか 何故か と言うように消えてしまいたい。
年頭雑感にしては物足りないかもしれないがこれが本音だ。
だが まだまだ jokichi は簡単には逝きはしない・・・・と 欲張っている。