浅草山麓エコミュージアム園内では遊歩道から ショウキラン を観察できるポイントが何か所かある。
そのうちで最大の株が 去年から咲き始めた この株だ。
今年は 去年の倍以上の花を咲かせているし 開花も去年より三週間も早いようだ。
横顔をアップで撮ろうとしたら 小さい蟻が這っているのが目に入った。
よく見ると アブラムシ が列に並んで吸汁していた。
センター棟南側の陽当たりのいい芝生の中に ノウゴウイチゴ が芽生えたのは4年くらい前だった。
芽生えた環境が気に入ったらしく どんどん株を増やしている。
その実が赤く熟してきた。試食してみると いい香りがする。味より香りが勝るようだ。
開花していたのは 6月上旬だったから 一ヶ月かけて熟したことになる。
多年草だという リシリヒナゲシ だが同一株を複数年にわたって維持することは難しかった。
二年連続で開花させたのが jikichi の過去の最良の記録だった。
この株は 昨年知人から頂戴した種子からの開花だ。 自前の種子からの株はまだ開花するほど充実していない。
台風8号の雨で濁った池の水だが jokichi の足音を感じ取った鯉が集まってきた。 薄く半透明と言っていいほどの花弁の感じを写しきれない。
背景の黄色い小花は サワオトギリ の花。
鉢植えの ノリウツギ が沢山花を着けた。
例年より余計に与えた肥料の効果なのかとも思えるが 花芽分化は前年に終えている筈だ。
去年の花後の切戻しのタイミングがちょうど良かったせいかも知れない。
わからないことが多いことが 植物を育てることの面白さでもある。 花は5数性なのに飾り花は4枚になっているのは何故だろう・・・これもわからないこと。
今までわからなかったことで今年気づいたことがひとつ。それは香りの強い花だ ということ。

道路脇の法面や山の草地で シシウド が花盛りだ。
いつも通り慣れている この道だが毎年この時期になるたびに シシウド の力強さには驚かされる。
高さ2mを超える大型の草が 他の草を圧倒して花を広げる。
