・・・・標高1700mの草刈の続きです。
ここでは低地より二か月も遅く訪れる春だから 植物たちは大忙しだ。
ムラサキヤシオツツジ 開花期間も短い。ほぼ一緒に葉もに開いてくる。
濃い霧は花や葉で水滴となって枝を重くする。重くなった枝が登山道に垂れてくる。
稜線を吹く風に 時折雨滴が混じり花をたたく。
開いてくる葉にせかされたように花が散る。
もう少し待って・・・・と 誰かさんが言ったのか雌蕊に引っかかって踏みとどまった。
こんな枝も切り落とせない。

・・・・標高1700mの草刈の続きです。
ここでは低地より二か月も遅く訪れる春だから 植物たちは大忙しだ。
ムラサキヤシオツツジ 開花期間も短い。ほぼ一緒に葉もに開いてくる。
濃い霧は花や葉で水滴となって枝を重くする。重くなった枝が登山道に垂れてくる。
稜線を吹く風に 時折雨滴が混じり花をたたく。
開いてくる葉にせかされたように花が散る。
もう少し待って・・・・と 誰かさんが言ったのか雌蕊に引っかかって踏みとどまった。
こんな枝も切り落とせない。
標高1700m位の急斜面に伸びる登山道の草刈に行ってきた。
雨は落ちてこないが濃い霧がじっとりと着衣を濡らす。
雨具を着用するほどでもないので そのまま作業を続ける。
この標高まで登ると 路肩の草はまだ春だ。刈り払うには勇気がいる。
jokichi の棚場では二か月前に咲いていた ヒメシャガ がまだ綺麗に咲いている。
今朝ようやく開いたらしい新鮮な花。濃い霧は花びらに集まって水滴となっている。
この花を刈り払う勇気を jokichi は持っていない。
水辺を好む木 ミヤマイボタ の花の香りが流れてくる。
いろんな虫たちがその香りに魅かれて集まっている。その中から セセリチョウ を二種。
一番数が多いのが イチモンジセセリ だった。
なかに混じって コチャバネセセリ も。
浅草山麓エコミュージアムでは ニホンカナヘビ が多数派で ニホントカゲ は少数派だ 。
そのうえ動きが早いので ニホントカゲ をカメラに捉える機会はめったにない。
木道でポーズをとってくれたこの個体のしっぽは長いままできれいに輝いていた。
しっぽが青いのは幼体なのだという。
よくみると 四肢の足裏が全部上を向いている。腹部で体重を支えているようだ。
なんの意味があって こんなポーズをとっているのかはわからないが 無防備すぎるようだ。
ヨシ の茎が3本 束になって 大きく伸びた ミズバショウ の葉が垂れるのをガードしている。
その空間に ホソバノヨツバムグラ が背伸びして白い花を咲かせている。
花びらは4枚が基準らしいが3枚の花も見える。
小さな花なので殆んどの来園者が見逃がして通過してしまう。
案内して説明しても 一緒に咲いている ミズタビラコ に視線がいってしまう。