この秋 棚場に新しく加わった花。購入時の名札は 桃花吉野草 と表示されていた。
初めて出会った花だったし 値段も手ごろだったので迷わず買い物籠に入れた。
本名は クサヤツデ だとは後日知ったこと。
この株は薄桃色の花だが 野生品は濃紫のようだ。
となると野生品も欲しくなる・・・・。
オオウバユリ の旅立ちの季節がやってきた。
完熟した実が口を開いて風を待っている。
一番上の種子から順番に風に乗ってゆく。
ところが この雪だ。せっかく開いた飛び出し口は塞がってしまった。
ま もう少し旅立ちを日延べしよう。
完熟した実が口を開いて風を待っている。
一番上の種子から順番に風に乗ってゆく。
ところが この雪だ。せっかく開いた飛び出し口は塞がってしまった。
ま もう少し旅立ちを日延べしよう。
崖っぷちに立つ ブナ の古木は谷に向かって傾斜している。
谷に向かって伸びた主幹は何故か折れて先端が無い。
その分山側の枝が大きく成長して全体のバランスをとっているようだ。
バランスが崩れて倒れてしまうと いっぱい着いている ヤドリギ も一蓮托生となる。
そんな結末は見たくないが・・・・。
アカミヤドリギ の大株。ヤドリギ は一年に一節だけ成長するという。
さて この株が芽を出してから何年経っているんだろう。
こっちの 黄色い実の ヤドリギ はまだまだ若い。
浅草山麓エコミュージアムはすでに1mを超える積雪だと言う。
雪に覆われた山で この実は鳥たちの格好のご馳走になっているだろう。
ヒヨドリ が運んできてくれたのか ミズキ の樹下に芽を出した ズミ が実をつけ始めて数年。
まだ幼木で 目の高さに実をつけてくれるから観察するにはちょうどいい。
昔 この実を 梅干し に漬けこんで食べた思い出がある。今はそんな事は聞かなくなった。
赤い実に積もった水っぽい雪は実の色を屈折させて薄赤く染まった。
まだ緑を残した ミズキ の葉が一枚 うまく小枝に引っかかり雪を載せている。
まだ熟柿とは言えない柿の実に雪が積もった。
濡れて黒い枝と白い雪。散り残っていた葉が数枚。
そんな中に 柿の実の色は暖かい。
青空に映える柿の実もいいが・・・・。
雪の積もった枝もまたいい。