東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

水草の花、オオカナダモ

2016-08-23 | 季節の花
  ハスの花が終わった水鉢に白い小さな花が咲いています、
  オオカナダモ、藻の仲間というか藻そのもの。
  水が流れているところだったら流れに流されてきれいだろうけど
  残念ながら鉢の中ではただ咲いてるだけでした。


  

     オオカナダモ(大カナダ藻) トチカガミ科オオカナダモ属

     南アメリカの温暖な地域原産で、生物の実験材料として日本に持ち込まれたものが大繁殖した。
     細胞などの研究に最適とか、中学校くらいから勉強できるらしい。




  

     ふわふわのしわしわの薄~い花びら。




  

     いわゆる金魚藻のひとつで「アナカリス」の名で売られている。
     安価で入手しやすく、切れ端があればどんどん増え悪環境でも成長する、、、

     と言うことは、、、
     環境省指定の「要注意外来生物」となっているほか
     日本生態学会による「日本の侵略的外来種ワースト100」にも入っています。

     本州、九州、四国に帰化していて、北海道と関東を除く全国で幅広く見られる
     というか冬、凍らない程度の川なら生育できるらしいけどね。

     雌雄異株だけど日本では雄株のみが生育しているとか、
     でも雄株が無いのにどうして増えるのかなぁ。

     6月の終わりに、オーストラリアの水族館で“処女懐胎”を確認、
     メスだけを飼っていたサメの水槽で子供のサメが生まれていた。
     「まわりにオスがまったくいない水族館のように、進化の瀬戸際に
     追い込まれたときに起こる現象だと考えられます」とは専門家の言葉。

     生き物の世界にはいろいろなことがありますねぇ。
                                                                    8月13日 向島百花園
              

コメント (2)
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