あちこちで一斉にノウゼンカズラが咲いてきた、
私が知っているところみんな咲いてきた。
何日ぶりだろう久しぶりに晴れた空、
ノウゼンカズラの花の色は真夏を思わせる。

ノウゼンカズラ(凌霄花=りょうしょうか)。
漢名の凌霄花は「霄(そら)を凌ぐ花」の意で、花が高いところに攀じ登ることによる。

他のものに吸着する気根を出して樹木や壁などに付着してつるを伸ばす、
絡みつくものが無くても自力だけでもかなり高くまで伸びたりする。

咲き出してすぐの花っていいね、潤いがあってみずみずしい。
あと数日すると、、、いや書くの止めようかな。

いや実はこの花アリさんの大好物とみえてアリさんが集まってくる、
花の縁からラッパの奥までアリさんがゾロゾロ。
とても写真になんか撮ってられないえらいことになってしまう。

空を目指して駆け上っている花もいいけど
こうして垂れ下がっている姿もいい。
もうちょっと咲き進むとオレンジ色の滝みたいになる。
原産地は中国、日本へは平安時代に渡来。
とても寿命の長い木で、豊臣秀吉が朝鮮半島から持ち帰ったといわれるものが
金沢市にまだ健在らしい。(樹齢400年以上・・・)
data: 撮影6月13日 向島百花園
