東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

栗原氷川神社と島根鷲神社

2019-07-06 | 風景
  国土安穏寺から数分、栗原氷川神社へ着きました。
  何年か前、しばらく前に行ったときはピッカピカだったけど
  久しぶりに行ったらそれなりに古びてきて風格が出たのかな。
  鳥居のある辺りは広いけど神社そのものは村の鎮守様と言ったところですか。


  

     栗原氷川神社。
     御祭神:須佐之男命・誉田別命・天照大御神。
     平安時代に源頼義が奥州東征の折にここで休憩したとの伝承がある。
     すぐ近くには旧奥州街道が通っていたみたいで
     奥州征伐の折り誰が立ち寄った、誰が休んだ、
     誰が通ったなどとの伝承がいっぱいあるところです。




  

     拝殿と狛犬。
     まあ村の鎮守様という感じの拝殿ですね、
     前を守るは一時代前の鄙びた狛犬、。
     ほんの数十年前前まではこの地にお似合いだったのでしょうね、
     今はすっかり開けてしまったけど。




  

     境内神社は稲荷神社。
     拝殿の隣にはさらに鄙びた祠、
     狛犬の代わりにコマ狐?の姿があるので説明はないけどお稲荷さんだね。




  

     拝殿などと比べると似つかわしくない大きさの神楽殿があった、
     お祭りでは神楽など奉納されたのだろう。
     江戸時代には「栗原村」の名称が定着している、
     村人の楽しみだったに違いない。

     この神社は近くの島根鷲神社が管理しているということなので
     これも2,3分のところにあるそこへ行ってみましょう。




          

          島根鷲神社、祭神は日本武尊。
          
          往古、入江の中で島の根の様に出た景勝地であったここは、
          いろいろな神が船で上陸した場所とされ、
          日本武尊が神々を尊び祀ったと伝えられる。
          近くには数千年前の海岸の跡が残るとされているけど
          素人が探しても分からない、誰かあり場所教えて。




          

          ここにも富士があり島根富士と、
          かわいい浅間神社の祠も祀られている。




          

          先代の鳥居が残っていて享和二年の文字が見える。
          材質は花崗岩、関東大震災で壊れたが
          各部品は完全に残ったみたい。
          享和二年(1802)、千住の石工が携わったとか。
          年代、石工の明らかな遺構として貴重な鳥居だね。




  

     島根鷲神社は"おおとり神社"、小規模ながらも酉の市も開かれ
     その日は神楽殿で地元の高校生が島根囃子などを演奏したりも。
     まあ今日は氷川神社が主役なのであまり触れないけど
     田舎の神社の趣があっていいところです。

     さて、その氷川神社まだまだあって折をみて訪ねたいですね。
     舎人公園の近くにもあるのでこれから姿を見せるチョウトンボ、
     きっと撮りに行くことだろうからその時にでも訪ねてみたいと思います。

          data: EOS70D/EF17-40mm 1:4。 撮影 6月27日 栗原氷川神社と島根鷲神社
          
コメント (4)
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