東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

今日から8月夏本番

2019-08-01 | 季節の花
  東京は29日に梅雨明けとの発表がありました、
  去年より30日遅い梅雨明けと!?、30日遅いの?。
  去年は地獄の猛暑が続いたけど今年はどうかな、
  心頭滅却すればなんとやら、、、滅却しましょう心頭を。


  

     ヒオウギ(檜扇)です、夏の花。
     朝咲いて夕方にはクルクルと巻いて萎んでしまう、
     こんな花を毎朝咲かせるなんて凄いエネルギーの持ち主です。




  

     花もさることながらこの花は実も有名、
     ひょっとして実の方が有名かもしれない。
     ツヤツヤ光った真っ黒い粒々「射干玉(ぬばたま)」、
     万葉の歌人は「夜」とか「髪」をイメージして詠みました。

     「烏玉(ぬばたま)の黒髪山の山菅(やますげ)に、小雨降りしき、しくしく思ほゆ」      柿本人麻呂




  

     ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)、
     やっと少し静かになりました、この花を撮るのはこのころ
     落ち着いた花の姿が撮れます。




  

     ノウゼンカズラ(凌霄花)、
     今年は花の盛りが長雨に見舞われいつもの年のような強烈な印象はなかった。
     霄(そら)を凌(おおう)花、覆った空が灰色では絵にならないねぇ。




  

     オニユリのバックはミソハギ(禊萩)、いわゆる"盆花"。
     月遅れのお盆のころ田舎の畦道はこのピンクの花で埋まります。




  

     このあとここにカノコユリが咲くまでオニユリは頑張って咲いている、
     いまお日さま頑張っているけどちょっと手加減をし始めたころが
     爽やかなカノコユリの出番です。




  

     モミジアオイ(紅葉葵)も長梅雨の被害者、
     一番いいところを雨の中で過ごす羽目に。
     本来はやっぱり暑い中の花なんだけど。




  

     クズ(葛)の花が咲いてきました、
     折り重なったたくさんの葉の陰から顔をのぞかせています。




  

     クズの葉っぱは半端じゃない、河川敷なんかではこれから山のようにはびこることでしょう。
     クズは秋の七草のひとつ、植物の世界では夏から秋へまた一つ季節が進みますね。

     花の陰からアタマを出してるの誰~だ。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 7月26日 向島百花園
          
コメント (2)
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