百花園の花にも季節の移り変わりが、
梅雨時の花が目立ってきました。
早くもハギの花も見られ
季節の先取りにはびっくりします。
八重咲ドクダミが満開になっていました、
これもやっぱり6月、梅雨時の花ですね。
トケイソウが咲いていました鉢植えだけどね、
時計といえばそう見えるけど花とも言えないような花です。
ニワナナカマド、ちょっとだけ咲いてきたところ。
これから全部のつぼみが咲いてくると真っ白な大きい房となります。
梅の実が美味しそうに。
子どものころは青い梅を食べちゃダメときつく言われました、
これくらいに熟れたら食べてもいいのかしらん。
ムラサキシキブの花。
江戸時代に植木屋を営む主人が実の美しさを『源氏物語』を書いた紫式部になぞらえ、
「紫式部」と命名して売り出したという説があります。
ちなみに江戸時代初期には、「実紫(みむらさき)」「玉紫(たまむらさき)」と呼ばれ、
まだムラサキシキブとは呼ばれていなかったようですが。
コバンソウとヒメコバンソウ。
コバンソウが小判みたいな色になってきました、
地中海地方が原産で明治時代に鑑賞用として渡来したようです。
オカトラノオ。
丘に咲き、花序が虎の尾のようにしなやかに波打つ姿から名付けられました。
虎の尾というと阪神タイガース、今年は尻尾もまるっきり上がりませんね
出来が悪いことも人気の源ですがここまで悪いともう面倒見られませんわ。
ハギが咲いてきました、
ここでは大体5月中に咲くことが多いのでいつも通りと思います。
このあと咲き続けるのではなく一度無くなってしまいますが
夏の盛りのころからまた咲いてきます。
一度見られなくなってしまうと言っても
今から萩とはねぇ、
ここには有名な「萩のトンネル」があってそこに咲きだすと
見物の人たちでいっぱいになります。
萩には種類がいっぱいあるので
いろいろな萩が時間差で咲いてきます、
このあと次々と咲き続けて
結局10月ごろまで咲き続けるのかな、
なんだかだと半年近く咲き続ける息の長い花です。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 5月30日 向島百花園