真っ赤な刀、それもただの刀じゃなく
まるでアラビアンナイトに出てくるような妖しい刀。
梅雨に入ったころから咲き始め
夏いっぱい咲いているのかな。
サンゴシトウ(珊瑚刺桐) マメ科デイゴ属。
真っ赤で尖った刀のような花、
6月から9月と花期が長く、夏中を咲き通す花ですね。
サンゴシトウは、オーストラリアのシドニー植物園で、
アメリカデイゴと北アメリカ原産のヘルバケアを交配して作られた園芸種です。
高さ4m前後になる落葉低木。
枝や葉の裏面脈上に刺があります。
名前の由来。
赤くいっぱい咲く花 → 「珊瑚」
枝葉に少々トゲあり → 「刺」
葉っぱが桐みたい → 「桐」
ものは順に、うまくいってます。
赤い刀形で細長い筒状花。
アメリカデイゴに似ているけど
アメリカデイゴの旗弁が開かず
筒状のまま花を咲かせたような感じです。
英名では珊瑚のような木ということで"Coral tree(コーラル・ツリー)"と呼ばれます,
花言葉は「夢」です。
散るとき花はこのままの形で散るので
木の下は尖った刀で真っ赤になります、
こんな大きな木なので壮観ですよ。
隣に小さい藤棚があってこの時期には花が咲きます、
二度咲きということでしょうね。
毎年サンゴシトウを撮りに来るので
毎年藤の花も見ます、
狂い咲きじゃなく二度咲き
この時期に咲くものだと思って咲いているのでしょうね。
関東甲信越地方などに梅雨明けが発表されました、
例年より20日以上早い梅雨明けです。
天気予報見ても画面全部にお日さまギラギラが並んでいます、
これを見るだけでもうな~んもやる気がしない、秋まで何か月?。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 6月13日 向島・法泉寺