百花園の花たちもどんどん秋の花に、
そして夏の花は姿を消していきます。
日々涼しくなっていくこのごろ、
そんなに急がないでゆっくりいこうよ。
カシワバハグマ(柏葉白熊)、キク科の花。
葉が柏の葉に似ていて花がヤクの尻尾(ハグマ)で作った
坊さんの持っている払子(ほっす)に似ていると。
よく似た花にコウヤボウキ(高野箒)がある、
花だけ見たら両者の区別は難しいのかも。
シモバシラの花が咲いてきた、
冬になると根元に霜柱が見られる。
枯れた茎の根元から水が染み出しそれが凍ってきれいな霜柱となる。
何年か前に東白鬚公園で見たシモバシラの根元に出来た霜柱。
百花園は9時開園なので行っても霜柱は溶けていることが多い、
東白髭公園でも見られるので朝っぱらから寒い中を見に行ったり。
ツルボが、、、もう最後の花になってしまった、
ちょっと気を抜くと見逃してしまうことに。
カリガネソウも増えていたけどひと頃の数には及ばない、
百花園も年々その姿を変えていく。
マルハナバチが上手く止まっていた、
これならちゃんと背中に花粉がつくね。
タイワンホトトギス、これも少なくなってきたが
これくらいでいいのかも、以前は多すぎたような。
僅かに残ったワレモコウに赤とんぼ、
アキアカネかなぁ、ちょっと赤みが薄いようだけどこれから赤くなる?。
ススキもだんだん目立つように、
秋だねぇススキを振り払いながら歩くようになった。
秋の野の尾花が末(うれ)を押しなべて 来(こ)しくもしるく逢へる君かも 阿倍朝臣蟲麻呂
人皆(ひとみな)は萩を秋と言ふよし 我れは尾花が末を秋とは言はむ 作者不明
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 10月 7日 向島百花園