東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

地上の暑さをよそに

2024-07-12 | 季節の花

  毎日の暑さをよそに少しづつながら
  秋めいた花が見られるようになりました。
  この暑さの中に身を置いていると
  ほんとに秋は来るのかなと心配したりしますが。

 

   あちこちでフヨウが咲き出してきた。
   昔から、「美しい人のたとえ」に用いられている花で、 
   美しくしとやかな顔立ちのことを「芙蓉の顔」という。

 

 

   マツムシソウ(松虫草)が草むらの中で密やかに咲いている、
   以前は群生していたけどヘンな花に駆逐されあちこちでポツンと。
   北海道、本州、四国、九州に分布する日本の固有種だとか。

 

 

   ユウスゲの花、以前は名札つきで咲いていたけど名札は無くなっていた。
   ニッコウキスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ユウスゲなどが咲いてくるけど
   見分けがつかない花もあるので名札をつけてくれ~。

 

 

   オトギリソウ(弟切草)も咲き出した。
   鷹の傷を治す薬草の秘密を漏らした弟を兄が切り、
   その血しぶきが葉や花の黒点として残った、という話があります。
   実際に止血などの薬効もあるようです。

 

 

   ミツバアケビの実が1個増えて3個になっていた、
   熟れてパックリ割れるまで残っていて欲しいね。

 

 

   ロクに見ないうちにアジサイも終わってしまいそう。
   「三河千鳥」、もっと大きくなってどっしりした花になるんだけど
   パッとした花にならないで終わってしまった。

 

 

   「伊豆の踊子」。
   両性花の周りにやや乱れて装飾花がつく美しいガクアジサイ、
   この乱れた装飾花のほのかなブルーが何とも言えない。

 

 

   昼なお暗い木立の中に咲いています。
   大きな装飾花にはびっくり、単独で咲いてもおかしくない大きさ。

 

 

   この花が見つかったのは静岡県伊豆半島あたりでした、
   あの「伊豆の踊子」たちもこの花を見ながら旅を続けたのでしょうか。

   かつて百花園にはアジサイの名品が咲いていた、
   七段花、黒軸、アナベル、、、等々が美しさを競っていたが
   近年それらは姿を消し今年は「城ケ崎」くらい見られなかった。
   こうして百花園も変わっていくんだなぁ。

 

        data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 7月 6日  向島百花園

        

コメント (2)
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