農業公園にある昔の「農機具展示室」、
何年か前にリニューアルされてさっぱりしたようです。
冷房が効いてるので暑さしのぎに入ってみました、
子どものころ見た農機具がいっぱいで昔を思い出したり。
今でこそこの辺りでは田んぼを見ないけど
私が東京へ来たころにはまだ田んぼがいっぱいあった。
中へ入ってみると「古っ」と言いたいけど
懐かしいモノがいっぱい、子どものころに見たものばかりが。
大八車なんてその最たるものだ。
藁切り機。藁を細かく、そうね一寸とか二寸くらいに切る道具。
切った藁は田んぼに撒いて肥料にするとか牛とか馬のエサにする。
脱穀機と唐箕(とうみ)。脱穀機は人力とか原動機で回し
イネとか麦を脱穀する、原動機には焼玉エンジンなんてのが使われていた。
すき(鋤)と「田打ち車。すきは田んぼを掘り起こして肥料を入れる、
大きいものは牛とか馬に引かせて。
田打ち車は植えた稲の間の雑草を排除するため人が押して使った。
子どものころは大八車がどこででも見られた、
時代が下ると木の車輪からゴムタイヤに代わっていった。
踏車。低い川から水をくみ上げ田んぼへ送る。
踏車に人間が乗って水車を回して水を高所へくみ上げる。
唐箕(とうみ)。唐箕は米や麦などの穀物から籾殻やごみなどを
風を吹き付けてより分ける道具です。
臼で撞いてもみ殻を外したものを上の容器に入れ右のハンドルを回すと
木製の風車が回りその風で穀物ともみ殻など不要なものをより分ける。
以上見てきたものは私が子供ころはよく使われ見てきたものです、
懐かしいというかよく残っていたなと思うものがずらり。
そして自分の年齢を改めて感じるものばかりで
そろそろ私も自身が博物館行きかなと思わせるものでした。
data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 7月23 日 都市農業公園