東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

やっと咲いてきたゴジカ

2019-09-20 | 季節の花
  Twitterでは咲いたよ~と言ってたけど
  ちょこっとだけ咲いてしばらくお休みしていたみたい。
  ここへきてやっと真面目に咲いてきた
  去年は8月半ばに咲いていたんだけどね。




     ゴジカ(午時花) 
     アオイ科ゴジカ属の一属一種の花。
     インド及び東南アジア地方など熱帯アジアが原産。
     いつごろ日本へ来たのか、江戸時代という話や
     平安時代にはすでに栽培されていたという話も。




  

     ゴジカは漢字で「午時花」と書く、
     午(うま)の刻、11:00~13:00頃に咲くことからこの名前になった。
     お昼を「正午」というのは午の刻、ここからきている。
     スイレンに似たヒツジグサ、
     こちらは午の刻の次、未(ヒツジ)の刻に咲くということでその名がある。




  

     この花は一日花なんだけど散り方が面白い、
     シベを残したまま花の部分だけポトと落ちる。
     一日くらいはそのままになっているので
     この落ちた花の方がきれいに見えたり。

     これも年々数が少なくなってきている、
     今年は2,3本しか見られない、
     このまま絶滅、、、なんてことにならなければいいけど。




  

     もうすっかり終わったと思っていたクズの花が
     ここへきてまた咲いている、
     今の方が本番かと思わせるきれいな咲き方、
     どうしたのかな今まで二度咲きなんか見なかったのに。




  

     前に咲いたときにはこうして外からは見えなかった、
     棚の下に入って葉の間から覗いている花を撮った。
     今度は外から容易に撮れる、
     こんなに楽に撮れるのは初めてではないのかな。

     英名は「 kudzu」と書くそうで面白いね、学名は「 Pueraria lobata」です。
     花言葉は「芯の強さ」、「活力」、「根気」、「努力」と、、、
     このクズにぴったりの言葉だね。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 9月15日 向島百花園
          
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次は近くの赤不動を訪ねて

2019-09-19 | 散歩
  中曽根神社から私んちの前をを素通りして反対側
  これも500m自転車で2分のところに「赤不動」というお寺さんがある。
  赤いお不動様でも祀ってあるのかと思いきや本堂が朱塗りなので赤不動と、
  ものはついで2ヶ所かけもち、罰が当たるかな。


  

     ここも近所ということもあり行ってみたい所の一つだった、
     「赤不動」というバス停もありいつも心に引っかかっていたが。
     神社は小さい、狭いところもあるけど
     お寺さんとなると境内が広いところが多いね。




  

     不動堂(本堂)、朱塗りで赤いことから赤不動と呼ばれてきた。
     昭和48年に再建されたもので、鉄筋コンクリート造り
     本尊の感得不動明王や如意輪観音などがお祀りしてある。




  

     回向堂
     木造の堂宇で、平成19年に再建された。
     不動三尊を本尊とし、年回忌法要や施餓鬼会などを行う。




  

     庭に鎮座ましますお不動さま。
     いろいろな仏さまがたくさんいらして我々にはなかなか分からないが
     お不動さまだけはすぐにわかる、この大きな剣が好きだなあ。




  

     手水舎も新しいだけあって立派なものだ、
     手と一緒に心も洗われそう。




  

     明王院不動堂
     お不動さまの姿顔かたちも判然としないほど古い、
     いつの時代のものだろう。




  

     八彦堂(右)
     八彦尊をお祀りしている木造のお堂。
     祈ると咳に効験があるようだ。




  

     八彦堂の彫刻。
     上はやっぱり龍みたい、木鼻はこれも獅子だね、
     逆光絶好調なので惜しいかなきれいに撮れない。




  

     左の小さな祠はよく分からないが
     明治40年代に荒川綾瀬辺八十八ヶ所霊場を廻る講が出来
     ここ明王院はその35番目の札所ということが書いてある。




  

     奥の方にずいぶん立派な鐘楼があった、
     昭和52年に建立されたらしい。




  

     鐘楼のさらに奥の方に天満宮。
     かつてこのあたりに天神山という小高いところがあって
     そこにあった天満宮、ここに引っ越しされたらしい。




  

     萬徳山明王院梅林寺、通称 赤不動ほぼ全景。
     この日一日だけの青空、青空はいいけど
     コントラストがきつく撮るのには喜んでいられなかった。

     明王院は、治承2年(1178)源為義の三男義広の草創で、
     その後姓を梅田と改めたことから、周辺の地名も梅田と呼ばれることになった。
     そうなんだ、この辺を梅田という謂れがやっと分かった。
     江戸時代には鷹狩りの折の御膳所となり、
     また源家の古い祈願所でもあったことから寺領13石の御朱印状を拝領しているという。

     ちょっと行くとやはり将軍家が日光参拝の折に使った御膳所である
     国土安穏寺がある。
     このあたりも昔は結構偉い人が行き来していたんだね。

          data: EOS5DmarkⅡ/EF17-40 1:4。 撮影 9月12日 赤不動明王院
          
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足立区にお城があった!?

2019-09-18 | 散歩
  足立区にお城があったなんて、私が一番びっくり!、
  もちろん天守閣がそびえるような立派なお城じゃなく
  砦か館かそんな類だろうけどね。
  今はその跡に神社が建っています、早速行ってみましょう。


  

     はい、「中曽根神社」ですね、
     私んちから500メートル自転車で2分でした、だんだん行くところが近くなります。
     こんなところにお城があったなんてほんまかいな。
     この日は剪定作業が行われていて休憩時間だったので勝手に入ってもらった。




  

     ほんまでしょ、ほら。
     お城があったころは「淵江城」とかそんな名前で呼ばれていたみたい、
     淵江というと年末のイルミで有名な「元淵江公園」を思い出すけど
     このあたりは古くは淵江と呼ばれていたみたいな話も。




  

     なんたら書いてあるけど読めません、そんなときは虎の巻を紐解いて・・・。

     中曽根城は室町時代に千葉何某によって築城された、
     外構えに堀や土塁を巡らしていたと伝わる。
     当社の境内は城の一部で千葉氏の信仰する妙見社が祀られていた、
     幾星霜の間に周辺は耕地となり現在は都市化した。
     昭和7年、妙見社と"興野"の雷社と合わせて中曽根神社とした。
     (興野はこのあたりの地名、中曽根はこのあたりの"字"の名から)




  

     現在のマップ、直線道路は私が東京に来てから作られた都道100号線。
     これを見ると神社を中心に同心円状の小道が見られるが
     堀、もしくは空堀とか城を取巻く道の跡だとしたら面白いね。




  

     中曽根神社の境内は小さな児童公園くらいの広さ、
     建物は昭和の建造らしく新しくきれいです。




  

     拝殿前の岡崎型狛犬、狛犬もその形によっていろいろと分類できるようで
     これは岡崎型といわれるらしい。
     昭和55年(1980)9月建立されたとか、まだピッカピカです。




  

     木鼻の獅子の彫刻、
     これは昭和初期の創建当時のものかな。




  

     向拝には龍の彫刻。




  

     拝殿から続く奥の建物は本殿鞘堂というらしいですね、
     蔵みたいな造りでしっかり保護されている。




  

     拝殿の屋根の上に何やら金網に包まれたものが、
     望遠で引っ張ってみても金網が邪魔になってよく分からない。




  

     カメラを手にあっちからこっちからと狙ってやっと見えたのは
     これもお獅子、お正月に回ってくる獅子舞みたいなお獅子でした。




  

     そして片隅の方に神楽殿。
     でもこの神楽殿、舞台はどこなんだろう
     普通正面に大きな舞台があるはずなんだけどな。

     何十年も前から気にはなっていたけど行ったことがなかった中曽根神社、
     やっと願いが叶って肩の荷が下りたよう。
     マップで見たようにこの辺は小さな道が入り組んでおり
     よく見ると途中で消えている道もいっぱいある、
     500mの場所でもマップで調べて行った
     家から500mの場所で迷子になったんじゃシャレにもならない。

     行きたいところはいっぱいあるけど総じてこんな場所が多く
     なかなか気軽には行けない、
     でも、マップ片手にでもまた歩いてみたいね。

          data: EOS5DmarkⅡ/EF17-40 1:4。 撮影 9月12日 中曽根神社
          
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小さい秋小さい秋見つけた

2019-09-17 | 季節の花
  足元の草むらなどに咲く
  小さな花が気になるころ、
  小さい秋、小さい秋、小さい秋、見~つけた
  ちょっとおセンチになる秋です。


  

     この前までは草むらを分けるようにして探していたけど
     今は踏みつけるのではと思うほど咲いてきたキツネノマゴ。
     これも珍名さんだね。




  

     名前の由来ははっきりしないが、
     花穂がキツネの尻尾に見えるとか花がキツネに似ているとか
     どうもイマイチで納得のいく由来はないようだ。
     悪乗りしてキツネノヒマゴというのも沖縄方面にあるらしい。




  

     花はハギみたいだけど葉は全く違う、
     だけどハギです、メドハギ。
     小さい花なので気をつけて見ないとハギには見えない。




  

     枝がまっすぐに伸びるのがウリで高級すだれに使われたりした、
     占いの筮竹(ぜいちく)を「メドギ」といい
     これの代用に使われたのでメドハギとなったらしい。




  

     この時期なのでハギの仲間と思っていたら
     ハギではなく単なるマメ、ツルマメだそうな。




  

     大豆の仲間らしい、
     大豆によく似た小さい実が生り食べられるとか。
     いや、食べられるわけだよこれを改良したのが大豆だそうだ。


     ネットで調べていたら、
     「食べられるのだからと食べて」みた人
     マメが小さくて歯の間に入って噛めない・・・
     そして無味無臭で全く味らしいものがない。

     「集めて豆乳を作ろう」と考えた人
     ツルマメを2,30個集めてやっと普通の大豆一個分、
     熟れた豆を集めて水に漬けておいたが全く吸水しなくて硬い豆のまま、
     豆乳は諦め今度は"きな粉"に挑戦しようと意気軒高だ。

     いいね、こういうチャレンジャーたちがいるから世の中回っていく、
     私もぼ~っと生きてないで何かしなくちゃ。♪

         data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 9月10日 向島百花園
         
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十五夜は残念ながら

2019-09-16 | 風景
  お天気がまだ本調子ではありませんね、
  一日だけ晴れてもすぐに曇り空に戻っちゃう。
  十五夜、中秋の名月も残念ながら一瞬お会いできただけ、
  百花園では準備万端整えて待っていたのにね。


  

     ススキもきれいになってきて、




  

     一度終わったクズの花もまた咲いてきた。




  

     お月見に向けて彩を添える花たち。




  

     お月さまへのお供えも用意したし、、、
     あ、このオレンジの実は何かわかりますか?カボチャではありませんよ
     ちょっと前に紹介した「福禄寿瓜」ですね。




  

     福禄寿瓜、生ってるときはこんな形、こんなの見たことありませんぞ。
     ネットで探してみたらありました、いっぱい出てきますが
     み~んな中国語のサイト、日本語のサイトはありませんでした。
     もちろん同じ色同じ形、中国では普通にあるんですね、
     日本では百花園が初めて?面白い瓜です。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 9月10日 向島百花園


          

  

     百花園のTwitterからです、園内でのお月見の催しが行われました。
     福禄寿瓜も飾ってありますね。




  

     篠笛の演奏も行われたようです。
     お月さまはちょっとだけ見えたようですが。




  

     私んち、満月のときは隣の屋根の上からちょこっとだけ見えるんだけど
     結局これ一枚だけしか撮れなかった、
     撮った画像を確認していたらもう見えなくなってしまい
     あとしばらく待ってみたけど結局見られませんでした。

     でもぼ~っとしていたわけではありませぬ。
     この日のために録画しておいたNHK・新日本風土記「十五夜」などを見ながら
     各地の十五夜の行事などに思いを馳せ次々と画面に映される"名月"を見て、
     「今夜のビールはことのほか旨いなぁ」などとほざいておりました。
     なお、「そのため月の写真が一枚しか撮れなかったんだろう」などとのツッコミは却下します。


     朝になって夜勤帰りのお月さま見られるかなと待っていたけど
     これも雲が厚くてダメ、
     令和元年の中秋の名月はこれにて終了。
     かくなる上はぜひとも十三夜の月を見たいですね、
     今年は10月11日の月がそうです、見られるといいですね。
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