あさひの湯

　東日本大震災で大きな被害を受けた旭市，海岸地帯はsunQの通勤路である。

　津波の被害ですっかり様子が変わってしまった町並みを見るたびに，悲しい気持ちになっていたが，今日はひとつ明るいニュース！

　被災地域にほど近い場所に，新しい日帰り温泉が先日オープンしたのだ。

通勤路には，飯岡荘とかんぽの宿旭という２軒のホテルがあり，立ち寄り入浴できたのだが，両方とも津波の被害で長らく休業中ということで，帰り道に持病の肩こりを癒す場所がなくて困っていたところだった。



今日は午前・午後と練習をし，明日からはテスト準備のためしばらく活動停止

気持ちにひとくぎりつけて，ちょっとのんびりしようと寄ってみた。

　なかなか素朴な雰囲気でよろしいが，入館料1200円は少し高い（露天風呂で隣り合ったジイちゃんも言っていた）

このジイちゃんは地元の人で，津波のときのことを色々教えてもらった。彼の家は少し高い所にあるので，被害は無かったが，周りの家々は水に浸かってしまったそうだ。避難せずに家にいたので，白い大波が遠くから押し寄せてくるのを窓から見て驚いていたという。

ジイちゃん，無事でホントに良かったね，全く恐ろしい出来事でした・・・

　湯につかりながら，この２ヶ月を振り返る。なんだか碌な事が無かった気がする。

　震災後のバタバタした状態から息子を送り出し，バタバタと新学期を迎え，早々に行われた地区予選で男子惨敗，別地区に出場した息子も敗退
　先週の県大会は，女子団体で１勝したのみで，他は全て初戦負け
　息子の学校も関東大会出れず
応援に来ていた妻の車のドアが壊され，金品を盗まれ・・・

　高校合格で運勢を使い果たしてしまったのかしら？などとバカなことを考える。

　常連のTulipさんや卓球小僧ファンさんの息子さんたちはどうだったのかなあ

　みんな，勝ちたいと思って一生懸命やっているのだから，自分のところがいつも勝つってわけにはいかないよね・・・

　震災で大きなダメージを受けた地域の人々が少しずつ立ち直ろうとしているニュースが今頻繁にとりあげられている。

　無事なやつが　こんなことで　くじけてたら　しょうない！

　テスト休みが終わったら　また　がんばるぞう