Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

朝咲くのに夕化粧

2023年08月09日 | 身近な植物

春先に花が咲く植物は、他の植物が成長する前にさっと花を咲かせて種をつくろうとするためか、植物体本体も花も小型で可愛らしいものが多いが、夏に咲く花は、植物体本体も花も大型のものが多いような気がする。

     

            2月に撮影したオオイヌノフグリ             4月に撮影したニワゼキショウ

しかし、今回紹介する植物は別! 夏でも草丈20-30㎝しかなく、直径1㎝程度の可憐な花を咲かせる

ユウゲショウ(夕化粧)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。

原産地は南米から北米南部。日本では、明治時代に観賞用として移入されたものが野生化し、道端や空き地でよく見かける。

ユウゲショウ(夕化粧)という名は、夕方美しく花開くという意味だと思われるが、実はこの植物が花を咲かすのは朝で、夕方には閉じてしまう(だからSuさんがジョギングの途中で撮影できるのだ)。全然違う性質なのに、なんでこんな名前がついたのだろう?

 マツヨイグサの仲間は、「待つ宵」の名の通り、夕方咲くものが多いから勘違いされちゃったのかなあ?(諸説あります)

ともあれ、朝のジョグ&ウォークのときに出会える、薄ピンクの可憐な花びらに今日も心癒されるSuさんでありました。

 

コメント (1)
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