Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

インターハイ予選2017

2017年06月17日 | 卓球
いやあ,実に久々の卓球ネタ
普通の卓球部顧問にとっては,1年の終わりを感じるインハイ予選の最終日である。
今年も本校の生徒は今日を待つことなく敗退→引退となったhorori

今年の3年生は最初の2か月くらい基本の手ほどきをしただけで,SSHの指導に移ってしまったので,大したこと教えてあげられなかったなあ・・・・

そんなSunQの感慨とは関わりなく,大会は熱戦続きだ。
先日の団体戦では,女子MAX高が悲願のインハイ団体出場を決めたり,今年から二校代表となった男子の決勝リーグが三つ巴の大混戦となったり,熱い熱い戦いが繰り広げられている。

今日のシングルスのハイライトは,男子シングルスの代表決定戦1次リーグ第3試合,GU高・S選手 対 KS高・I選手の対戦だ。

 千葉県高校卓球界初(?)の中国からの留学生選手で,関東予選を圧倒的な強さで制したS選手に対し,前日のダブルス優勝者I選手がどれだけ食い下がることができるのか,SunQ固唾を飲んで見守った。

 S選手ここまでの二試合は,3-0の全く危なげない展開で連勝。バックハンドドライブが巧みで,右からも左からも鋭い攻撃が飛んでくる。相手に先手を取られても,守勢に回ることなく,早い打点のカウンタードライブで返球してくる。全く異次元の卓球である。

 3試合目も,全く同様S選手のペースで11-6,11-6で連取。3ゲーム目もリードされたところでたまらずI選手タイムアウト・・・・

 もはやこれまでか・・・と少し他の試合に目をやっていたが,気が付くとI選手追い上げている!

 徐々にコースやタイミングをずらしながら,巧みに相手のミスを引き出しているのだ。
 要所でS選手のお株を奪うカウンター攻撃も決まり,14-12でようやくゲームを取り返す。

 ここからはI選手の本領発揮。前陣でも後陣でも戦えるオールラウンダーが,死力を尽くして中国速攻卓球に食い下がる。

 別次元の存在を現実世界に引き戻すかのように,展開を自分のものにし,4・5ゲームを連取し,見事な逆転勝ちを収めた

 いやあ,最初の2ゲーム見たら,誰がこんな展開予想できただろうか? やっぱり卓球は最後の一本が決まるまで分からないものなんだなあと改めて思う。

 こんなレベルで戦わないと上位で勝てないというのは厳しいhekomiが,いいものを見せてもらったな~

 熱戦を制して,千葉県代表となった選手・監督の皆さん,おめでとうございます。
 ぜひ本戦でも,実力を発揮して頑張って下さいねwink



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