「9」のつく日は空倶楽部の日。
「置き去りにできなかった」と奇妙なタイトルをつけたが、
つまりは蔵出しの写真のこと。
いったんはパソコンに納めたものの、季節感など機会を逃した写真を
これまでも体よく、というか言い訳がましく掲載している。
その常套句が「置き去りにできなかった」なのである。
今回は9月に上京した際、帰路の機中で撮ったものだ。
遠くに富士山が見えているが、おそらくは松本市から北アルプスにかけての上空だと思う。
2022.09.11 17:29 Sony α7S2 FE24-70㎜/f2.8 GM2 (24㎜ f/5.0,1/2000sec,ISO160)
このところの北陸は雪や雨の日が多く、
何日も太陽を見ないことも多い。
せめて、今年最後の「空倶楽部」くらいはと、
「蔵」の中からおひさまの写真を引っ張り出した次第だ。
さて、もうひとつ。
「置き去り」という言葉を使った理由があって
それはこの曲のことを書き留めておきたかったからだ。
Late for the Sky Jackson Browne
来年の3月にジャクソン・ブラウンが来日する。
そのコンサートに行くことを決めてから
彼のアルバムを聴きまくっている。
ジャクソン・ブラウンとの出会いは高校生の時だったからやがて50年になる。
以来、もっともよく聴いた曲が『レイト・フォー・ザ・スカイ』だった。
男女のこころのすれ違いを歌ったものだが
関係を修復できないまま恋人が去って行った朝の空。
その空がタイトルであり、エンディングの一節となる Late for the sky である。
その言葉を個人的には「あの空に置き去りにされたまま」と解釈していて、
それはまた、いまだに高校時代の青臭さを思い出させてくれる言葉なのである。
Late for the sky By Jackson Browne
The words had all been spoken
And somehow the feeling still wasn’t right
And still continued on through the night tracing our steps from the beginning until they vanished into the air
Trying to understand how our lives had led us there
すべて語りつくしたはずなのに、どう正せばよかったのか、今になってもわからない。
それで僕たちは、 ふたりの足どりがその始まりから、風の中に消えさってしまうまでを、
一晩中たどろうとした。
ふたりの人生がどうしてこんな風になってしまったのかを確かめたくて。
Looking hard into your eyes
There was nobody I’d ever known
Such an empty surprise to feel so alone
君の瞳の中をじっと覗き込んでみるけれども
もうそこには僕が知っている人は誰もいない 。
孤独の感情に空しい驚きすら感じてしまうんだ。
Now for me some words come easy
But I know that they don’t mean that much compared with the things
That are said when lovers touch never knew what I loved in you
I don’t know what you loved in me
May be the picture of somebody you were hoping I might be
簡単に言葉を口にすることはできるけど、
愛し合っていた頃に比べると、その言葉は何の意味も持たないことを知っているんだ。
僕が君の中の何を愛したのか、そして君が僕の何を愛したのか、もう知ることはないだろう。
たぶん君は、誰か理想の人を僕に映していたのだと思う。
Awake again I can’t pretend
And I know I’m alone
And close to the end of the feeling we’ve known
How long have I been sleeping
How long have I been drifting along through the night
How long have I been dreaming
I could make it right
If I closed my eyes and tried with all my might to be the one you need
また目が覚める。もう自分の心を偽ることはできない。
僕はもうひとりぼっち。
そして、ふたりが共有した感情もすでに終わろうとしている。
どれだけ眠っていたのだろう。
どれだけ孤独な夜を彷徨っていたのだろう。
長い間、夢を見ていただけなのだろうか。
目を閉じて、そして、君が必要とする男になろうと努力すれば、やり直せたのかもしれない。
How long have I been running for the morning flight
Through the whispered promises and the changing light of the bed where we both lie
Late for the sky
どれだけ走り続けたなら、あの朝のフライトに間に合っていたのだろう。
ベッドで身をよせながら、朝までささやき合った約束。
あの時の空に僕は置き去りにされたまま。
今年もよろしくお願いします。
FE24-70㎜/f2.8 GM2 新型いいですね
ご紹介いただいた本。
ずいぶんと参考になりました。
ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。
若い頃は海外と日本を行ったり来たり。
飛行機から見える雲。。。
久々に観ました。
素敵な写真 💗
NHK朝ドラの舞い上がれ、のことも、ふと思い浮かびました。
ご紹介された曲もいいですね。
コンサート、楽しんで下さい。🎵
では、よいお年をお迎えくださいませ。
大きな蔵には未公開写真が満載です。
というか。
撮った量に公開が追い着いて行かないだけですが(苦)
こちらこそ。今年もありがとうございます。
幸いにして空倶楽部の皆さんは大らかな方ばかり。
気にせずにマイペースで(私が言うことでもありませんが)
来年もよろしくお願いいたします。
jurakuさんのお蔵には… と前もコメントしたら
何せ名前が とのお返事でしたね!
ホントホント!日の目を浴びさせてあげたい
お写真がここにも。
見せて頂きありがとうございました。
今年もありがとうございました。
ここのところ 遂に空倶楽部までサボりがちで
幽霊部員化していますが
来年はどこかでお会い出来たら嬉しいです。
どうぞ良いお年をお迎えください。
まるで古い友人に会いに行くような感覚です。
楽しみです。
そして、こちらこそ。
交流いただきありがとうございまいた。
真逆の季節を眺めることが刺激的で
楽しかったです。
来年もぜひよろしくお願いいたします。
来年は関西でまた撮影会が企画されそうです。
参加いただけたらいいですね。
来年もよろしくお願いいたします。
撮影会もそうですが、余呉や越前岬もいいですね。
ぜひご一緒しましょう。
来年もよろしくお願いします。
子どもの頃から慣れ親しんだ曲。
でもその歌詞をじゅうぶんに理解したのは
最近になってからです。
難解な歌詞を何度も読んでようやく意訳できた次第です。
50年経ってようやくオトナに慣れた気分です(笑)
久しぶりの空路。
思いがけずドラマチックな空に出会うことができました。
今年は活発に撮影会に参加できて
皆さんからたくさんの刺激をいただきました。
来年も時間が許す限り参加するつもりです。
ぜひよろしくお願いいたします。
素晴らしい光景ですね!
金色の雲の海から姿を見せる富士山、ほんと最高に
存在感があるお山ですね☆
いつも下界から眺める夕景が
雲の上はこんな感じになっているのですね〜。
見事なお写真を置き去りになさらなくて
よかったです^^
曲もしみじみ拝聴しました。
良い声、良い歌〜。
コンサートの日が楽しみですね♪
今年も1年間、ブログで楽しく交流をいただき
励みになるコメントもたくさんくださいまして
どうもありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
ご家族と共に良い新年をお迎えくださいませ。
もう何年も飛行機に乗ってなくて・・・。
今年一年お世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
キラッと眩い太陽に富士山
いいですね〜
馬は孫が先に見つけて、じー馬って教えてくれたんですよ〜
来年も楽しい撮影会をしましょ〜
来年もどうぞよろしくお願い致します。
私は、違う風に解釈してました。
男女の心のすれ違いを歌ったもの。歌詞を読むと「ふむふむ」です。
よく、「やり直して~」とか「あの頃の気持ちを思い出して~」って言うでしょう。
それって、分かってんの?といつも懐疑的です。
一度離れたり、すれ違った心は、もう元には戻らないと思います。
まあ、結婚してたら別ですけどね。
私もこの年になっていまだに「どうして?」って思うことがありますよ。
年のせいか、昔のことを思い出してしまいます。
わ~!雲上の太陽の綺羅と富士!
何しろ飛行機に乗らないから
こういう景色とほぼ無縁なんです~
素晴らしいですね!
今年もお世話になりました
何度か撮影をご一緒できて嬉しかったです
来年もどうぞよろしくお願い致します